日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

猫はコタツで…

2006-12-30 | 猫たちの話

いよいよお正月の準備で慌しくなってきました
忙しくしている人間を尻目に、にゃんこはマイペースです。

去年まではチビさんがお気に入りで、ず~っと占領していた猫用コタツですが、
今年はひながすっかりお気に入りになりました。

去年掃除の時に猫ベッドをコタツの上に乗っけたら、ユズに好評だったので、今年も2階屋になってます。

でも今年はユズがあまり寄り付かないので、壁際で寒いのかな?と思って、部屋の中央の方へ持って行こうかと思ったら、猫ベッドの底面が暖かい…
猫コタツのヒーターの熱が、上に乗っけた猫ベッドまで伝わるようです。
なるほど、上も下も暖かくてコレは便利ということでそのまま2階屋にしてあります。

寒い日が続くようになると、ユズも猫ベッドに入っているのを見かけるようになりました。
寄り付かなかったのは、脂肪があるから寒さに強かっただけか?

 
ということで、上にはユズ、下にはひなが入ってます
掛け布団がくぼんでいるのは、ひなが入る時に、布団を頭でムリヤリ押し込むようにしながら入っていくからです。

「ひなさーん、中にいますか?」
 「…」

迷惑そうです。「失礼しました

「ユズ~?」
 「…」

寝ている姿だけは、カワイイです (←またしても親バカ)

いやいや、こんな事をして和んでいる暇はないのです
掃除しなきゃっ

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エンジンかかりました

2006-12-28 | おえかきとか工作やってみました

クリスマスも終わって、いよいよ新年を迎える準備で慌しくなって来ましたね。

私は毎年手作りの年賀状を準備していますが、例年通りのスロースターターで、今頃やっとエンジンがかかってきました。
だって、ただでさえそんなにたくさん出さないのに、今年は喪中ハガキが多くてやる気出ないんだよ…

それでも、毎年どんなのが届くかと、少数ではありますが楽しみにしてくれる人もあり、出さないわけにはいかないので、準備にとりかかりました。

今年は楽な消しゴムハンコで行きましょう
 
最近は、彫った所が分かるように表面にあらかじめ色が付いてるのとか、
爪楊枝でも簡単に彫れちゃうような商品もあって、人気が高いもようです。
100円ショップにも売ってたし。
極端な話、大きいものを彫るのでなければ、普通の消しゴムでも構わないわけですが。

まずはデザインを考えます。
来年はイノシシ…、すぐアイデアが浮かんだので、安易ですがそれで決定。
イメージは、「イノシシがダッシュしている後ろをついていく猫」
最近は、干支の動物に猫を必ずからめるようにしているのです

イノシシは見本がないと描けないので、参考に使えそうな干支のイラストをフリー素材で探して、それをアレンジしたりします。
今回は、ほとんどそのまんま使えそうなのが見つかりました

できた原画を、鉛筆でトレーシングペーパーに写し取って、裏返して消しゴムに当て、線の部分をこすって転写。
簡単な図柄の時は、横着して原画の紙をダイレクトに消しゴムに押し当ててもイケます
簡単に鉛筆の線が消しゴムに移りますが、そのままだと彫ってるうちに手で擦れて線がボケちゃったりするので、大きいものや細かい絵を彫る時などは、線をボールペンなどでなぞって消えないようにしておく方がいいですよ。

さて、カッター1本でも彫れちゃうのが消しゴムの良い所
コツは、断面図にした場合、彫らずに残す所(インクをつける部分)が台形に盛り上がるように斜めにカッターを入れるだけです。

逆の角度にカッターを入れちゃうと、反対側を彫る時に細かい部分なんかは取れちゃいますのでご用心。

私の場合、まずは周りをぐるりと彫りまして、その後で中を抜いていきます。
 

中の広い部分なんかは、カッターだと彫りにくかったりするので、その時は彫刻刀を使うと便利です。
 今回は全部カッターで彫りました。

耳の中とか、汗の中とかの細かい部分は、カッターではなく消しゴムの方を動かすようにする方がいいみたいです。

 猫とイノシシ完成。
 
 
試し押しをしつつ、微調整します。
インクは、市販のカラフルなインクパッドを使います。
100円ショップでも色々売ってます。4色セットなんてものもありました

コレだけではやや寂しいので、文字も彫る事にします。
文字は簡単な線彫りにしました。
白抜き文字になるように彫ります。彫る所がものすごく少ないので、あっという間です
 
同じスタンプの裏(何も彫ってない方)に明るい色のインクをつけて押し、次に文字の入った方の面に濃い色をつけてクロスするように押すと、1個のスタンプで一石二鳥
 どの色が合うか試し押し

これでスタンプは完成にしようかと思いましたが、まだ余白が寂しかったので、さらに「今年もよろしくおねがいします」を追加して彫りました。

こっちは白抜きではなく、周りを彫るタイプにしました。
実はこういう風に文字を彫るのが一番面倒くさいです。間隔が狭くて細かい部分が多く、縦棒と横棒がクロスする部分など、ちょっとずれても文字としておかしなことになります
 でもなんとか完成。
「願」を漢字にするとものすごく大変なので、ひらがなです

できたスタンプを年賀状に押し、最後にイノシシや猫に、色鉛筆や水彩絵具と水筆(←お手軽で超便利!)を使って色をつけます。
水筆は、筆ペンの軸の部分に水を入れるような構造で、軸を押すと筆先に水が染み出してくるので、色の濃度調整もラックラク
 
描きながら、水を増やしてボカシを入れるのも簡単です。
色を変える時も、水を染み出させながらティッシュに2,3回チョンチョンとなすりつければ色が抜けるので、いちいち筆を洗わなくてもすぐ次の色が塗れます
 

色塗りは丁寧にしなくても、はみ出したりにじんだりするのも味
 
逆にキレイに塗りすぎると、手作りと分かってくれなかったりします
ハンコも、彫り残しの汚れがあるくらいじゃないと、手作り感が薄れます。(私はつい汚れまで取っちゃうけど)

そんなこんなで完成品
 
スキャナーを使わなかったので、画像が汚くてゴメンナサイ

以上、エンジンがかかってしまえば、半日ほどで作れます。(←じゃあ早くやれっ)

私のようにスロースターターの方は今からでも
早めにちゃんと済ましちゃってる人は来年の参考にどうぞ~

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めっちゃ招いてる?

2006-12-26 | 雑記
父の勤めるデイサービスの会社が創立10周年だそうで、先日の忘年会で記念品が配られました。
ちなみにここの会社は何だか太っ腹で、従業員の誕生日にはケーキ(ホールで)をくれたりします。

ナニナニ?と箱を開けると…



ドーンとデッカイ招き猫~
 ※横の俯きがちな3匹(頭が重い)は元から我家にいた別モノです。

…これは、うちが猫を飼ってるから、あえての招き猫
…それとも記念品はくじ引き方式で、たまたま引いた

いえいえ、父に聞いてみると、みんな同じものを貰ったらしいです。

ふ、ふーん…
面白い会社だね~

普通、こういう記念品って、何だか仰々しい、でもあまり使い道のないものとか(社名の入った革張りの手帳とか…)ですよね~

こんな賑々しいでっかい招き猫(貯金箱になってます)を選ぶとは、素敵なセンス(笑)です
うちは猫飼ってるし面白いから大喜びだけど、「何じゃコレ」っていう人の方が多いんじゃないかなぁ


でもこれスゴイんですよ!ありがたそうなのは本体だけでなく、

 
頭の上には腹に「吉」と書いた小招き猫、同じく左手には「寿」が乗り、

 
右手には「福」「招(裏)」と書かれた打出の小槌を持ちつつ、「宝」と書いた小招き猫(こいつまで小槌持ってる!)が乗り、

 
腹には梅をあしらった鶴と亀

まだまだ、これだけではないですよ~
背中を返せばそこにはっ

 
松と竹(笹みたいな葉っぱ)と金雲をあしらいつつ、
富士と鷹(黄色い千鳥みたいなヤツ)とナスビがぁ~っ

これでもかと言うくらい縁起物てんこ盛り
いやー、来年はすごくいい事ありそうかも
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サンタのトナカイはメス?

2006-12-24 | 雑記

クリスマスイブです
携帯の待ち受けキャラ「くーまん」も、特別にサンタさんの扮装をしています。
お部屋もクリスマスバージョンに模様替えしてあります。
窓の外には、本物のサンタさんが


数日前、携帯の情報サービスで、トナカイの豆知識が届きました。

トナカイは、シカ科の中では珍しくメスも角を持っていて、オスは夏に、メスは冬に角を生やしていることから、サンタクロースのそりをひいてるのはメスではないか、と言われているそうです。

へぇ~

でも、赤鼻のトナカイのトナカイさんは、ルドルフって名前じゃなかったっけ?
これはオスの名前だよねぇ?

そこで「トナカイ 性別」で検索してみると、トナカイには性別どころか1頭1頭に名前もついている事が分かりました

ダッシャー (オス)
ダンサー (メス)
プランサー (メス)
ヴィクセン (メス)

コメット (オス)
キューピッド (オス)
ブリッツェン (オス)
ドンダー (オス)
ルドルフォ (オス)


名付け親はもちろんサンタクロース。オスメス混合チームで、もう2000年サンタのお手伝いをしているそうです。
しかも、ルドルフォ(ルドルフ)以外の8頭は、ペアリー種という小柄なトナカイで、サンタさんが育てたそうですが、ルドルフォだけは人間社会育ちで、仲間入りして1500年の新入り?なのだそうです。
赤鼻をバカにされて凹んでいたトナカイを、サンタさんがスカウトした、ということなのかな?

ともあれメリークリスマス
いいクリスマスをお過ごしください

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『もやしもん』4

2006-12-23 | 本と漫画の話

新刊でました~
(以前書いたもやしもんの記事はこちら)

本屋に行ったら、通常版と限定版が並べて置いてありました。

  
(あ、画像の大きさがかなり違いますがお気になさらず右が限定版です。)

限定版は、「菌フィギュア5種6体(海洋堂製)+ストラップ 」付きらしいです。
カワイイ~ 
でも通常版買いました 
1,680円(限定版のお値段)出すほどではないかなぁと思って。
通常版の、ミュシャ風の表紙もキレイだし

先ほどネットで調べてたら、菌フィギュアをミカンとかに乗せて「かもすぞ」遊びをしている面白画像などがあって、ちょっと買っても良かったかな…と思っちゃいましたが。
オークションではすでに3~4,000円の値がついてました!
いや、でも本屋に普通に売ってたよ?

ちなみに、4巻には「のだめと千秋」が1ページほど出てきました。その後もちょこっと。
コラボってやつですか


内容は、どビックリする展開でしたっ
途中から姿を消していた沢木君(主人公)の幼なじみの結城君がっ
結城君どうしちゃったのっ一体何があったのっ
この展開、突拍子なさ過ぎな気もしますが、面白いからいいです。

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発送します?

2006-12-22 | ユズの話

猫が入って遊ぶので、カルビーの懸賞で当たったじゃがいもの空き箱がまだ転がっていました。
その中に、父が別のもう少し小さいダンボールを入れました。(一緒に潰して捨てるつもりだったのか?)

ユズがやってきて、箱に飛び込みました。
でも中には小さい箱が入っていたので、大きいユズが入るには余裕がなく、どうにか入ろうとモゾモゾしていました。

そしてこの通り

 

なぜか妙に真面目な顔をして、顔だけ出してました。
発送待ちですかい?

上から見たらこんな感じ ↓

 余白にお尻がピッチリ


ちなみに、いつもはケンカ売ってるような顔でにらんできますが、
コレは何気に表情が可愛く撮れました (親バカ)

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また当たった!?

2006-12-21 | ヘンなもの、面白いもの見つけました
今朝小学館のIKKI編集部から封書が届きました。
IKKIと言えば、『月館の殺人』(佐々木倫子×綾辻行人)の連載をしていた雑誌です。
封の所には、ご丁寧に“幻夜”(作中に出てくる列車のマーク)のスタンプが押してあります。


そういえば、下巻を買った時にプレゼント企画に応募したっけ、何だったろう。
開封すると、折りたたまれたカードのようなものが…

 そうか、クリスマスカードか!

まずは主人公のイラストと、メッセージが書いてあります。


さらに開くと、佐々木倫子さん書き下ろしのカラーイラストが。


中を開くと、何だコレ
一面に妙なデザインのロゴが…


“つきだてほんせん”とひらがな、ローマ字で書いてあります。
鉄道の切符にデザインされているような模様です。
なるほどなぁ…

気になるのは、最初の主人公のメッセージの文中に「ミステリ作家の綾辻行人さんにもメッセージをお願いしたのですが…え、えっと、それはどこに…どこ…き、きっとこのカードのどこかにあります!」と書いてあること。

まさか、この一面の模様のどこかに、メッセージが…
目を皿のようにして探していると、
むむっ

フチの模様の方にはみ出すように、うっすらとグレーの線が…
 赤い矢印のあたりに!
何か書いてあるぞっ

模様で目がチカチカしますが、なんとか解読。

「実を云うと、『月館の殺人』をめぐっては、今なお、僕の中で“謎”として残っている問題があります。それは―  “月館十蔵が「鉄道館」を建てた際、そこにはかの建築家・中村青司氏が関与していたのか否か?”  ―なのですが、ともあれ皆さま、Merry Xmas! (綾辻さんのサイン)」

 このあたりにメッセージが…

なるほどー、凝ってますね。
その謎は、読者としても気になっていたのですが、本人も結論を流しちゃったよ(←綾辻さんの推理小説には、中村青司という建築家の建てた奇妙な建物を舞台に殺人事件が起こる設定の“館シリーズ”があります。)

改めて、『月館の殺人』下巻をひっぱり出して帯のプレゼント企画を確認すると、「佐々木倫子書き下ろしイラスト&綾辻行人書き下ろしメッセージ付き!!「特製クリスマスカード」プレゼント!!」と題して、「両作家イラスト&メッセージ、凝ったデザイン、…etc.遊び満載の「特製クリスマスカード」を抽選で1000名様にプレゼントいたします。」と書いてありました。

1000名かぁ、じゃあわりと確率高かったのかな…?
…それより気になるのは、最後の「」の一文字。まさか、まだ何か隠してあるんだろうか…
うーむ、気になります。

それにしても、普段くじ運悪いのに、続けて何か当たるなんて、これは年末ジャンボ宝くじ買っとくんだった…
昨日届いてたら、間違いなく買いに走ったところです。
うわぁ、惜しいな
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やってみた

2006-12-20 | おえかきとか工作やってみました

10月の終わり頃、ベージュのジャケットにシミをつけてしまった話をしました。
プリンターのインクなので強力で、何を使っても落ちず、かえってにじんで広がったり、元の生地の色の方が薄くなる始末。
お気に入りだったのにとかなり凹みました。

そこで、どうせ着られなくなるのなら、と思い切って濃い色に染めてみる事にしました。
生地を染めるのに定番の商品、ダイロンという染料を使いました。
ずっと前に一度使った事があるのですが、その時は思った色とちょっと違っていて、結局ほとんど着る事がなかったです。
なので、今回も使うのをためらっていました。
でもダメ元でトライ

同じダイロンでも、「コールド」は水で染められてお手軽らしいのですが、化学繊維には向かないらしく、このジャケットは綿とテンセルの混紡だったので、通常の「マルチ」というのを使いました。
「マルチ」は熱湯で染めるタイプです。
ドライマーク付きで水に漬けるマークにはバッテンが付いていたので、熱湯はヤバイかも…と不安に思いつつ、「どうせこのままでは着れないんだっ」と決心。
熱湯がたくさんいるし、20分撹拌し続けなければいけなかったりするし、すすぎも何度やっても色が出るし、ものすごく面倒でした
お風呂場でやったんですが、飛び散ったら床や湯船まで染まりそうで、散る度にすぐ水で洗い流したり、染液を流すのにも、排水溝の周りにつかないように慎重に慎重に…

そして結果は…

 こんな状態だったのが

 こうなりました

生地がシワシワになっちゃったけど、(元の状態では、ハリのある生地だった)アイロンをかけたらまあまあ戻ったし、色もイメージどおりではなかったけれど着てもいいかな、という程度。
肝心のシミも全く分からなくなりました。

まあまあ成功と見てよい仕上がり

でも、すごく大変だったから二度としたくないです…

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『空中ブランコ』 奥田秀朗

2006-12-19 | 本と漫画の話



いまさらですが『空中ブランコ』を読みました。
同シリーズの1作目にあたる『イン・ザ・プール』は、人気になる前に読んでいて、面白かったので『空中ブランコ』も読みたかったのですが、直木賞受賞・ドラマ化・映画化で人気が出てしまい、図書館の予約数がものすごい数になってしまいました。
もっと人気が落ち着いてからあらためてと思っていて、そのうちすっかり忘れてしまっていました
そして先日、図書館の棚で普通に発見。完全に落ち着いていたようです。

伊良部総合病院の地下に追いやられるように存在する精神科。そこにいるのは、跡取り息子のはずのトンデモ精神科医・伊良部と、妙にセクシーでやる気の無い看護婦だけ。
そこへ、演技中に落下してしまう空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のヤクザ、上司で義父でもある教授のカツラを取りたい衝動に駆られる精神科医(伊良部と同級生)、送球のコントロールができなくなったプロ野球選手、以前にも同じ話を書いたような強迫観念に襲われる女流作家など、様々な悩みを抱えた人々がやってくる。
そして患者は困惑する。まず詳しい話を聞く前になぜかいきなりビタミン注射を打たれ、患者の話もろくに聞かない。精神年齢5歳児並み!?まともな治療をされているとは思えない…
「2度と来るか」と思っても、なぜかまた訪れてしまう。伊良部に付き合い振り回されるうち、患者はなぜか、癒されていく…


身近にいたら迷惑極まりないだろうに、なぜか憎めない伊良部。
例えば、表題作『空中ブランコ』では、患者が「空中ブランコ乗りです」と言うや否や、「僕もやりたい!」とノリノリ。本当に「やらせてよ」と押しかけてきて、恐怖心も全くなく、あっさり飛んでしまいます。(落ちるけど)
本当にみんな、伊良部に振り回されているだけなんですが、伊良部の何気ない言動などから、自分で立ち直るキッカケを見つけていきます。
プライドや地位や羞恥心などを全く気にしないで、やりたい事をやる伊良部を見ていると、自分の悩みなんてちっぽけに思えてくる…?
面白かった 

『イン・ザ・プール』を読んだのが何年も前の話で、毎度の事ながら内容があまり思い出せないので、また再読したくなりました。

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ユズ、ついに気付く?

2006-12-18 | ユズの話
先月カーボンヒーターを購入、ひなはさっそくその暖かさに気付き、ヒーターの前がお気に入りになりました。
一方ユズは全く気にせず、気付くと風呂場の前やヒーターの後ろなどの、いかにも寒そうなところばかりにいます。

ところが、昨日ついに

 「ん?」

一人なのでカーボンヒーターだけ付けて、その前の椅子に座っていたのですが、ちょっと離れた隙に、ユズが…

特等席を取られた悔しさよりも、「ユズ、やっと気付いたんだ」と嬉しくなっちゃいました
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