日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

作ってみた

2010-09-27 | おえかきとか工作やってみました
前の記事で、見つかった念珠。
ホコリをかぶってましたが、案外きれいでした。
ゴムはさすがに少し変色していたので、新しいゴムに変えました。

この念珠を付け始めた頃は、まだブームになっていなかったのですが、その後、パワーストーンのブームが来ましたね。
友人に、パワーストーン大好き!という人がいて、その人に付き合ってお店に行った時に、何度かブレスレットを作りました。

私としては、アクセサリー程度の感覚だったのですが、友人曰く「時々浄化した方がいいよ」とのこと。
とりあえず、友人にすすめられるまま、水晶のさざれ(細かく砕かれたチップ状のもの)と、ホワイトセージを買いました。

さざれは、器に入れて、ブレスレッドを乗せておけばいいそうなので、らくちん。
「本当は、クラスター(↓水晶の結晶がニョキニョキ生えたような形状のもの)の方がいい」と言われました。
 

 
が、トゲトゲしい形があまり好きじゃないのと、結晶のすき間にホコリがたまりそうなのも嫌だったので(値段も結構高い!)、さざれに。


ホワイトセージ(葉を乾燥させたもの)は、火を付けて、煙にブレスレッドをくぐらせるようにして使うそうです。
「石が疲れてきた(疲れて!?)」と思う時などにすると良いそうです。
でも、そちらの方は、横着して放置・・・

けれど、今回念珠も出てきたことだし、一回やってみるかと。

そこでふと、お店で見た「浄化スタンド」を思い出しました。
通常は、小皿などに火を付けたセージを置いて、その煙に手で持ったブレスレッドをくぐらせるようにするそうですが、そのスタンドは、陶器の器に茶こしをセットしてあり、その上に、ブレスレッドを引っかけられるような形状のワイヤー細工が付けてあって、手で持たなくてもいいようにできていました。
市販品ではなく、知り合いの人が考案した手作り(陶器も!)とか。
 
あれ、自分でできないかな・・・?

見た目はともかく、使えればいいし。
100円ショップで、茶こしと、それに合うサイズの器、アルミの針金を買ってきて、作ってみました。

 
↑茶こしの中に、火のついたホワイトセージを入れて使います

本物は、特に上の部分が、全然違う形です。(水平にした手のような形で、指の部分に引っかけられる。全体のデザインも、もっとかわいいです(笑))

同じような形にしたかったのですが、技術的に無理!と早々にあきらめ、シンプルな形で、どうにか引っかけられるように工夫してみました。
4つまでかけられます。

ワイヤーは、柔らかい方が細工しやすいかと思いましたが、柔らかすぎてかえって扱いにくかったのが失敗。
他の部分を曲げていると、せっかく作った形がゆがんでしまい、案外苦心しました。

完成品も、ちょっと力がかかっただけで、ゆがんでしまいます・・・
とりあえず目的は果たしてくれるので、まあよし。

さっそく手持ちのブレスレッドを煙に当ててみましたが、効果があったのかどうか?
そこはよく分かりませんでした(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あった!!

2010-09-19 | 雑記

以前、尾道の七仏めぐり をした時に、1つのお寺で1つの珠(石)、7ヶ寺を回って集めて、作った念珠です。

 

3年近く前の事です。
最近は、パワーストーンブームで、こういうのを身につけている人も多いですが、当時はまだ流行る前でした。
つけている人はほとんどいなかったので、おしゃれというより、数珠、といった印象でした。
でも気に入って、毎日つけていました。

当時は、前の仕事を辞めてから、ずーっとプー太郎暮らし。
いい加減に仕事探さないとな、と思っていたところ、人づてにあるお仕事の話が来ました。
今思えば、どうしてやる気になったのか不思議なくらい、自分の性格的にもかけ離れた仕事だったのですが、なんとなくすんなり受ける気になって、今の仕事をすることになりました。
付け始めて1ヶ月以内で、トントンと話が進み、働き始めました。「この念珠をつけてから、ちょっと運気が向いてきたのかも?」と思っていました。

その仕事、やはりやってみると簡単ではなく、「なんでこんな仕事やる気になったんだろう?」と思うくらい、つらい事もありました。いつも気分的に、追い立てられているような感じでした。
一方、普通なら、自分では絶対選ばなかっただろう仕事で、その分世界が広がったというか、とてもいい経験になることも多く、人生の大きな糧になったという実感はあります。やってよかったと思います。
ただ、派遣社員扱いなので、最長3年で辞めなければいけません。
でも3年という区切りがなければ、もっと早く辞めていたような気がします。やはり性格的に無理があるので、「どんなにしんどくても、3年の我慢」と思ったから続けることができました。
と、そんなお仕事も、いよいよ3年を目前にして、有給消化を考えると、年内、早ければ12月始め頃にも終わりになりそうです。

話が飛びましたが、冒頭の念珠、今の仕事をするようになって、数ヶ月?時期は覚えてないのですが、失くしてしまいました。
家で失くしたのだろうと思うのですが、見つからず・・・
おそらくリビングのテーブルの端っこにでも置いて、何かの拍子に、そばのゴミ箱に落ち、気付かずに捨ててしまったのだろうと思い、諦めました。

そして、今日!!
なんと見つかったのです。

うちは狭くて収納スペースが少ないので、普段読まない本の置き場所に困り、薄型の文庫本ラックを、ハイベッドと壁の隙間に挟み込むようにして置き、そこへ収納しています。
めったに取り出す事はないので(だったら売ったらいいのに、と思うのですが、本が処分できないタチなもので・・・)、必要な時は、ベッドの下から潜るようにして、手前にある衣装ケースなどを除けながら取り出します。(押入れの下段のイメージです)

その文庫本ラックの、棚の隙間にあったのです!!

ベッドと棚の隙間から落下して、しかも床まで落ちず、棚の間に入っていたようで、本を取り出すことがなかったので(掃除もざっとしかしてなかったので)、全く気付きませんでした。
少しゆるめだったので、寝ている時に腕から外れてしまっていたのか・・・?

見つけた時は、ちょっと感動でした。
ふと思えば、今の仕事を始める直前に付け始め、落ち着いた頃に姿を消し、辞める時期を目前に出てきたことになります。
柄になく、なんだか不思議な因縁を感じたのでした。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月に読んだ本

2010-09-05 | 本と漫画の話
本を読むにも意外と体力(気力かな)がいると実感。
あんまり暑いので、集中力が切れます

元々好きですが、せめて怪談で涼しくなろうと怪談系に手が伸びがち(笑)



8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3316ページ

古書店アゼリアの死体 (カッパ・ノベルス)古書店アゼリアの死体 (カッパ・ノベルス)
★★★☆☆ タイトルとほのぼのした表紙に惹かれて。のんびりしたおばあちゃんの古書店を舞台にした、ほのぼの系さらに連作短編と勝手に思い込んでしまったが、ほぼ勘違いだった。コージーミステリとあるけど、財産を巡る、結構人間関係がギスギスしたストーリーだったし。でもミステリとしては結構楽しんだ。紅子おばあさんいいキャラしてるから、この人を主役(探偵役)に、日常の謎系ミステリとか書いてほしいかも。
読了日:08月02日 著者:若竹 七海
 
名短篇、さらにあり (ちくま文庫)名短篇、さらにあり (ちくま文庫)
★★☆☆☆ 再読。手元に読む本がなく、手持ち無沙汰で蔵書から引っ張り出してきた。「ここにあり」を手に取ったつもりで、続編の方を読んでしまった(アンソロジーの短編集なので、どちらから読んでも大丈夫です。単なる発行順の問題)。なんとなく、「ここにあり」の方が面白い話が多かったような気がした。
読了日:08月06日 著者:

ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)
★★★☆☆ 新耳袋風の怪談百話。ただ作者一人の体験中心で構成されている所が凄い。よくぞこれだけ色々・・・そのわりに異常なものを見ても霊だと気づかず周囲から突っ込まれるパターンが多いのは天然?思わせぶりな終わり方の多用もかえって興を削ぐ。個々のネタは面白かったのに、後半徐々に「ちょっと霊感自慢入っちゃう女友達」的な微妙な鬱陶しさを感じるように。語り手の個性を排し淡々とした作りに徹した新耳袋の完成度の高さとつい比較してしまった。類似本の中では面白い方だと思うので、文体の相性が本当に惜しい。
読了日:08月14日 著者:立原透耶
 
京都怪談 おじゃみ (幽BOOKS)京都怪談 おじゃみ (幽BOOKS)
★★★★☆ 表題作、タイトルからは想像つかない方向の、強烈で濃い〜作品だった。凄い。他も、京言葉の語りが本当にねちこいというか、イケズな感じが増幅されて、怪談との相性抜群。怪異な存在が不敏になるほどに、生身の京女は怖いと思わせる。悲鳴とか奇声を表現する時の擬音だけは、ちょっと過剰にホラーチックで、興ざめな気がした。もったいない。
読了日:08月14日 著者:神狛しず
 
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
★★★★☆ 再読。終戦記念日に新聞で紹介されていたので、全巻通して読み直してみた。
読了日:08月15日 著者:こうの 史代
 

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)
★★★☆☆ 終戦記念日に再読。この巻は、すず、周作それぞれの「気になる過去の人」が登場し、お互いにモヤモヤしている。戦時中でも、そんな身の回りの嫉妬や疑いは普通にあって、普通に生々しく生活していたんだと、すず達の存在感がよりリアルに迫ってきた巻。
読了日:08月15日 著者:こうの 史代
 
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
★★★★☆ 終戦記念日に再読。空襲が激しくなり、広島に原爆が投下され、終戦を迎えるこの巻は、それは重い(もちろん重い場面だけじゃなく、作者の持ち味であるほのぼのした笑いも)。ただ、終戦の日で終わらず、その後の生活も描かれている。「それで完結」ではなく、生きている人には、日常は続いていくんだとしみじみ。
読了日:08月15日 著者:こうの 史代
 
羊毛フェルトでつくるスイーツ―かわいくておいしそうなスイーツを、ふわふわの羊毛フェルトでつくりましょ。 (レディブティックシリーズ no. 2629)羊毛フェルトでつくるスイーツ―かわいくておいしそうなスイーツを、ふわふわの羊毛フェルトでつくりましょ。 (レディブティックシリーズ no. 2629)
★★★☆☆ 手芸用品店で、羊毛フェルトの猫が作れるキットを衝動買いしたけど、全くの初心者で説明書だけでは不安だったので、図書館で基本的な作り方の分かる本をと借りてみた。他の羊毛フェルトの本は貸出中で、でも基本は同じだろうと。基本だけ分かりやすく触れた部分はほとんど無かったので、期待には外れていたけど、カラフルでおいしそうなスイーツは、見ているだけで楽しかった。肝心のフェルト猫キットは、もうちょっと涼しくなってから(笑)トライします。
読了日:08月20日 著者:
 
心霊づきあい (幽ブックス)心霊づきあい (幽ブックス)
★★★☆☆ 「心霊」について、作家、漫画家、学者、芸能人など、それぞれのスタンスでの付き合い方について対談。対談自体は、結構短くて、物足りない気もした。対談者は、それなりの経験があり、「心霊」を肯定的に捉えている人ばかりだけど、人によって、捉え方は千差万別なんだというのが興味深かった。普通「心霊」には距離を置くであろう学者の先生の「怨霊」の話が、不思議と一番しっくりきた。
読了日:08月21日 著者:加門 七海
 
西巷説百物語 (怪BOOKS)西巷説百物語 (怪BOOKS)
★★★★☆ 又市の元相方、林蔵の大阪での話。林蔵って男前だったのか。それはさておき、同じような仕事をするのにも、林蔵と又市の性格の違いか、林蔵の仕掛けには、又市ほどの複雑さというか念入りさはなく(かと言ってダメな訳ではなく)、その分話が明快で分かりやすかった。こんなのも楽しい。「後」「前」でもう終わりだと思っていたけど、こんな引き出しもあったとは。まだ巷説シリーズ、読めると期待していいのかな。
読了日:08月28日 著者:京極 夏彦
 
11人のトラップミス (FUTABA NOVELS)11人のトラップミス (FUTABA NOVELS)
★★★☆☆ サッカーはあまり興味ないけど、他の方達のレビューでサッカーはあまり関係ないとあったので安心して借りてみた(笑)。「九杯目」「二枚舌」と同じような、短編とショートショートが交互になっていて、全て違う話のようで、どこかで少し繋がっていたりする短編集。各話はどれもそれなりに面白かった。最後の話で、各話の繋がりというか書かれた意図が判明するけど、実際ちょこちょこ繋がってるのは読みながら分かっていたけど、最終的にいまいちしっくりこなくてモヤモヤした。
読了日:08月29日 著者:蒼井 上鷹
 
名短篇、ここにあり (ちくま文庫)名短篇、ここにあり (ちくま文庫)
★★★☆☆ 再読。「隣の宇宙人」「冷たい仕事」はユーモラスで後には何も残らないけど面白い。冷蔵庫の霜取り、ハマるよなぁ(笑)。「少女架刑」は逆に強烈なインパクト。その他も、読む人により好みは色々あると思うけど、個性の強い怪作が多かった。やっぱり続刊「さらにあり」より良かった。
読了日:08月29日 著者:

読書メーター
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おでん

2010-09-01 | 雑記
このくそ暑いのに、おでんです(笑)

お昼ご飯は、職場の近くのコンビニで買うことが多いです。
そこで今、「おでん全品70円」フェアをしていて、予告のチラシが入っていたのを見た時点では「この暑いのにおでんて」と思っていたのですが、今日お店に行ってお弁当コーナーを見ていたら、一番下の段に、おでんの空容器が並べてあって、フタに「人気の具5品セットで350円」と紙が貼ってありました。
具のラインナップは、大根、たまご、コンニャク、厚揚げ、すじ肉。
これまさに、私の好きなおでんの具ベスト5!!

なるほど、この空容器をレジに出せば、5品の具を入れてくれるのか。
外は暑いけど、食べるのはエアコンのきいた室内だし、と買う気になりました。

いくら店内に「全品70円」と書いてあっても、レジ横のおでんコーナーでわざわざ「おでんください」って言いにくい気がして(セルフサービスの場合もあって、それはそれでちょっと恥ずかしい)、冬でもたまーにしか買いません。

でも、こんな風にお弁当コーナーに容器が置いてあると、買ってみようかな、という気になりました。
レジで「ほかの具が良かったら替えますよ」って具の変更もOKだったし(70円均一だから)、
いい作戦だなぁと思いました。

定価になっても、5品セットでちょっと割安、みたいな感じで同じようにお弁当コーナーに置いてあったら、買いやすいな。でもコンビニだから、たぶん勝手にセット割り引きとかは付けられないでしょうね。

ちなみにこのコンビニ、いつも笑顔でハキハキとして感じの良い店員さんがいて、他の方もみんな接客が丁寧だし、お気に入りです。
コンビニなんてどこも同じようですが、こんなお店だと、「何か買うならここで買おう」って思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする