日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

9÷0=0? ■11月29日(木)のつぶやき

2012-11-30 | Twitter

図書館の予約順、ほぼ一斉にあと1人の横並びになって、ここ数日で続々と取置き済に。Σ(゜д゜lll)ま、待ってくれぇ、まだ返す本が消化できてない(汗)。 book.akahoshitakuya.com/post/13/663266… #bookmeter


ネットニュースを読んでいて、たまたま見つけた記事で、小学校で「9÷0=0」と教えているという話が物議を醸していて、確かに一瞬合っているように錯覚してしまった。ちゃんと考えたら、明らかに変ですね。電卓で... →bit.ly/V4t0Tx #bookmeter


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連携始めます ■11月27日(火)のつぶやき

2012-11-28 | Twitter

ツイッターとブログの連携はじめました。

 読書メーターのつぶやき機能で、時々他愛のない話や、ユズの写真を投稿しているので、こちらに転載できないかと思い、試験的にやってみます。

 読書メーター→ツイッターの連携で、読書メーターにつぶやいた事が、ツイッターでも投稿されているので、ツイッターとブログを連携させたら、そのまま転載されるのかな?と思って。

もし、上手くいかなかったら、やめますが、とりあえずしばらくはこんな感じでツイッターの自動投稿が混じりますので、よろしくです(^_^;)ゞ

 

blog.goo.ne.jp/chibi-hina-yuz…


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紅葉狩り

2012-11-24 | 雑記
しまなみ海道にある生口島の耕三寺に、紅葉を見に行ってきました。

車でも行けるけど、船に乗るのが好きなので、尾道から、高速船です。
「久しぶりー」と乗り場に行くと、「船が違う…」
以前はもうちょっと小さめで、後ろ甲板に板が渡してあって、3,4人が腰掛けられるようになってたのに、ないよー。Σ(゜д゜lll)
少し広くなって、バイクとかも積み込めるようになったみたいです。
後ろに立って眺める事はできるみたいだけど、前みたいに腰掛けて潮風にビュービュー吹かれながら、しまなみを眺めるのを楽しみにしてたので、ちょっとさみしい…。

約40分、船に揺られて、瀬戸田港に到着。
島の小さな商店街を抜けて、耕三寺前のタコ料理屋さんで、タコ天丼とタコ刺しに舌鼓。
(写真撮る前に浮かれて食べちゃった…orz)

女性には食べきれないくらいの結構なボリュームで、お腹パンパンになって、いざ耕三寺!

入場料1200円と、ちょっとお高いので、入口で引き返す人もチラホラですが、中は広いし、見所たっぷりだし、少し東に行った所にある博物館の入場料も込みなので、ここまで来たんだったら、思い切って入った方がいいと思いますよ(笑)。







紅葉も見頃です♪






あと、ここ数年、狛犬とかお獅子とかに興味があるので、ちょこちょこ見かけるかわいい子を激写(笑)。







同じものがたくさん並んでいるように見えても、よく見るとみんなポーズが違ったりして、楽しいです。


極彩色の仏様も素敵。


地下の地獄めぐりに


巨大観音様

大理石で真っ白な、「未来心の丘」では、晴れていたので、光が反射して全方向から降り注ぎ、歩いていると暑いくらいで、コートを脱いでもポカポカ。


2時間半くらいかけて見て回り、お土産屋さんを回り。
瀬戸内の島は柑橘類が特産なので、今の時期だと、どこのお店にもみかんとレモンが山積み。
小ぶりのみかんが多かったけど、昔ながらの商店みたいな1軒で、大きなみかんがザル1盛り300円だったので、(小ぶりなのは200円)買ってみたら、お店の人が「ちょっとキズが付いたりしてるやつだけど、味は同じだからね」と、買ったのと同じくらいのみかんをオマケで入れてくれました!Σ(゜д゜lll)
指に食い込むくらいずっしり重い!(笑)。
「袋が破れたらいけんから」と二重にしてくれたので、途中で袋二つに分けました(^_^;)

最後に、港の近くで、ニャンコさん発見!



黒さんは、人間にも動じなくて、撫でても嫌がらないけど、目も合わせてくれないし、無視(笑)。
キジトラさんは、後から来て、まずは黒さんに頭突き&スリスリのスキンシップ♪
仲良しさんみたいで、首輪もしてたので、同じ飼い主さんかな?
キジトラさんは、人間にもそこそこフレンドリーに相手してくれました(*^^*)

そんなこんなで、島の秋を満喫したのでした♪
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10月に読んだ本(前半)

2012-11-09 | 本と漫画の話

10月に読んだ本です。
iPhoneのアプリで、猫の絵本を発見。「さすがにiPhoneアプリは登録できないよねー」と思いつつ、一応検索してみたら、ちゃんとある!
読書メーター、すごいなぁ。


2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:4747ページ
ナイス数:747ナイス

【絵本】くろねこ ろびんちゃん「ごろごろ」【絵本】くろねこ ろびんちゃん「ごろごろ」
★4 iPhoneアプリの絵本。
お話は他愛ないけど、とにかくイラストが可愛い!! ろびんちゃんの仕草も可愛らしく、ほっこり癒される♪ 無料でダウンロードできて、このクオリティなら十分に満足です☆
読了日:10月1日 著者:宮崎 良一


びろーん【絵本】くろねこ ろびんちゃんびろーん【絵本】くろねこ ろびんちゃん
★4 iPhoneアプリの絵本。
『ごろごろ』に引き続き、第2弾もさっそくダウンロード。 やっぱり可愛い~! こっちの方が、いろんなポーズが見れて好きかも。特に「階段で びろーん」が(笑)。今のところ2作のみだけど、このシリーズ、まだ出ないかな?
読了日:10月1日 著者:宮崎 良一


ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
★3.5 2巻が、恋愛に比重がかかってて、ちょっと苦手な感じになっていたので、3巻は買わずに図書館で借りた。でも恋愛の方は中休みだったのか、あまり気にならないで読めた。栞子さんの母親の謎の方に流れがシフト。エピローグとプロローグで、謎の一部が明らかになる。えええ~?お母さん怖っ!ここまで謎を膨らませておいて、最後は、生半可なことじゃ納得しないよ?(笑)。 

◆『たんぽぽ娘』 古書交換会で、ヒトリ書房が落札した古書の束から、1冊盗まれていたことが発覚。栞子をよく思っていない店主の井上は、栞子を疑う。 **井上の敵愾心が異常で、栞子の母は一体何したんだ、と。
◆『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』 坂口しのぶから、子どもの頃読んだ本を探してほしいと頼まれたが、ヒントが少なく、疎遠になっている両親を訪ねることに **しのぶの母親も相当キツイ。すごい不愉快。何か作者の「母親像」って…。絵本の謎は面白かったんだけど、結末の付け方が、それでいいのか!と言いたくなる。
◆『春と修羅』 母の同級生から、盗まれた父の遺品の本を探してほしいと依頼された栞子。犯行が可能だったのは、兄夫婦のどちらかだという。 **玉岡昴は、今後もまた顔を出しそう。そういえば、志田さんは出番ないのかな…。
読了日:10月3日 著者:三上 延


「長女」のための本「長女」のための本 長女と長女のいる親に
★3.5 読友さんと長女談義をしたのをきっかけに再読。
 「長女に生まれて損した」と感じる人が多い長女。甘え下手。堅苦しい。我慢を強いられる事が多い。家族の“中間管理職”。妹のいる長女は“辛辣な母”を演じている。「母は都合のいいように私を利用している」と思う。バツの悪さが苦手。正論好き。融通がきかない。人見知り。愚痴、弱音を吐かない、本音を見せない。石橋を叩いて、渡らない。
 ・・あるある! もちろん当てはまらない事もあるけど、長女を持つ親の方、この本で、長女の気苦労や鬱屈した気持ちを、思いやってくれたら嬉しい。
読了日:10月6日 著者:多湖 輝


ムチャチャ←→あちゃちゅむ 2012 Autumn&Winter (祥伝社ムック)ムチャチャ←→あちゃちゅむ 2012 Autumn&Winter (祥伝社ムック) 
★4 付録の猫バッグ目当て。前回も買ったけど、今回のは更に奇抜!(笑)。でも可愛い! マチもたっぷり、手を組んだような上部のパーツデザイン、ファスナー部分に尻尾など、色々凝ってる! 持ち手が短めなので、肩掛けにするより、ショルダーストラップを付けて、斜め掛けにした方が可愛いかも(※紐は付属してないので、付けるなら自前です)。 ミニバッグは、前回のより小さめ。デザイン的にも前のが好きかな。でもこれで1890円はかなりお得で、満足♪
  ムックは、主にカタログだけど、眺めるだけでも面白い。とにかくデザインが奇抜で、動物モチーフとか比較的可愛いのもあるけど、大半は、ちょっと不気味なキモカワ(笑)。女の子の増殖モチーフとか、ダーガーの作品を連想する。これ着こなすって、相当なオシャレ上級者じゃないとなぁ(^^;)
読了日:10月6日 著者:


ちくわのわーさんちくわのわーさん
★3.5 シュール~(笑)。わーさん、のほほんとしてるなぁ。何か、筒状のものがニョロニョロしてると、ミミズとかチューブワームとか、ちょっとキモチワルイ生物を連想しちゃう(^◇^;) 愛嬌があるから、セーフだけどね(笑)。『うどんのうーやん』を先に読んでしまったせいもあると思うけど、うーやんの方が好きかも。わーさんは行き当たりばったりお散歩気分で、比較的自由に行動してるけど、うーやんは最初から目的がしっかりしてて、テンポがいい。関西弁も、うーやんの方がコテコテな感じが出てて好きだなぁ(*^^*)
読了日:10月6日 著者:岡田 よしたか


クイーンの定員―傑作短編で読むミステリー史 (1)クイーンの定員―傑作短編で読むミステリー史 (1)
★4 クイーンが「歴史的重要性(H)」「文体とプロットの独創性における質的価値(Q)」「初版の稀覯本としての希少価値(R)」などの観点で選定した、短編ミステリー集。
 恥ずかしながら、こういうものがあるとは知らなかった。黎明期、ポーやドイルの登場、第一期黄金時代と、時代を追いながら、ミステリー史上重要な作品を効率よく読むことができた。トリックなど、現代ではすぐ分かってしまうものもあるけど、当時としては凄かったんだろうな。
単純な謎解きだけじゃなく、犯罪者の側の視点を導入したり、勧善懲悪から外れてみたり、探偵役の個性だったり、あれやこれや発想を変えて新しいものを生み出してきた、先人達の工夫の足跡が見えて、とても面白かった。ボリュームがあって、読むのに時間がかかったけど、ぼちぼちと2,3も読みたい。

【収録作品】◆王妃の犬と国王の馬 / ヴォルテール ◆盗まれた手紙 / エドガー・A・ポー ◆人を呪わば / ウィルキー・コリンズ ◆舞姫 / トマス・B・オルドリッチ ◆世にも名高いキャラヴェラス郡の跳び蛙 / マーク・トウェイン ◆クリーム・パイを持った若い男の話 / ロバート・L・スティーヴンスン ◆赤毛連盟 / A・コナン・ドイル ◆サミー・スロケットの失踪 / アーサー・モリスン ◆罪の本体 / メルビィル・D・ポースト ◆ダイヤのカフスボタン / グラント・アレン▷代理殺人 / M・マクダネル・ボドキン ◆ディキンスン夫人の謎 / ニコラス・カーター ◆ラッフルズと紫のダイヤ / E・W・ホーナング ◆外務省公文書 / クリフォード・アッシュダウン ◆千金の炎 / アーノルド・ベネット ◆緋色の糸 / ジャック・フットレル ◆当世田舎者気質 / O・ヘンリー ◆英国プロヴィデント銀行窃盗事件 / E・オルツィ男爵夫人 ◆モアブの暗号 / R・オースティン・フリーマン
読了日:10月8日 著者:エラリー・クイーン


猫絵十兵衛~御伽草紙~ 5 (ねこぱんちコミックス)猫絵十兵衛~御伽草紙~ 5 (ねこぱんちコミックス) 
★4 新刊出てるの気付かず(・□・;)もうすぐ次巻まで出るとは(汗)。
 相変わらずの安定感。今回は、猫が不憫になる話が無かったのも嬉しい(切ないのはあるけど)。 

◆にゃんまみ陀仏:猫のお面を付けた托鉢僧の一団。趣向を凝らした物乞いの一種だが、人気が出過ぎてお上から禁止令が…。
◆トラ助の花見:またまた迷子のトラ助、綺麗な姐さんと出会い…。
◆酒友猫:庭に来る野良猫を楽しみにしている独り身のご隠居。
◆いない猫:少しぼんやりな化粧品問屋の若旦那、時折「猫がいる」と言うが、店の者は信じず…。
◆猫のお白洲:ケチで厳しい小野屋の大奥様。猫にも厳しく…。
◆猫芝居:化け猫芝居の役者三乃助、戯作者の濃野から「凄い“だけ”」と物足りない評価。猫の演技を学ぶため、猫丁長屋の十兵衛の元へ。
読了日:10月9日 著者:永尾 まる


丹生都比売丹生都比売
★3.5 柔らかく優しい文章で語られる、草壁皇子の物語。
 《父・大海人皇子は、政権争いに巻き込まれまいと、妻子らを連れ一時吉野に逃れる。体が弱く心優しい皇子は、奸計渦巻く大人たちの世界の不穏な空気を感じ取りながら、心細さや不安を抱えて過ごし…》

 弱い者が容赦なく蹴落とされる中で生きてきた母の目に、息子はどう見えていたのか。草壁皇子には耐えられまいと、不憫に思っていたのか。燕の子に自らを重ねた皇子の心情を思うと…。 歴史を扱いながら、生臭さを感じない、梨木さんらしい静かで美しく幻想的な物語。
読了日:10月9日 著者:梨木 香歩


たねぽっくる ~パパとママにはないしょのおはなし~ (TOKYO NEWS MOOK 278号)たねぽっくる ~パパとママにはないしょのおはなし~ (TOKYO NEWS MOOK 278号)
★3.5 《古い大きな一本の木。たねぽっくると呼ばれる木の実の妖精が住んでいる。雨が降らなくて困っているみんなのために、たねぽっくるの3兄弟が、雨を降らせてくれるよう、仙人に手紙を届けに行く冒険の旅へ!》
 話の大筋はオーソドックスな感じだけど、キャラクターや絵の細かい所に遊びがあって、なかなかユニークな絵本になってた。
読了日:10月11日 著者:沢村一樹


豆柴センパイと捨て猫コウハイ豆柴センパイと捨て猫コウハイ 
★4 読友さんのオススメ。周囲には、超絶猫バカだと思われてるけど、犬を飼える環境じゃないから飼わないだけで、ワンコも大好き! なので、この生活は羨まし過ぎる!! 犬猫一緒の生活、いいなぁ~! この2匹、相性が良かったんだね。どっちも美形で絵になるし! うちもまた、(犬は無理でも、猫の)多頭飼いしたいな~。
読了日:10月11日 著者:石黒 由紀子


カエル (乙女の玉手箱シリーズ)カエル (乙女の玉手箱シリーズ) 
★4 表紙のカエルと目が合って(笑)。
様々なカエルグッズ、古今東西の有名カエルキャラクター(カーミットやケロヨンから、初めて知った最近のものまで。
 おさんぽカエル面白い! けろけろけろっぴがいなかった…)、カエル雑学、カエルの本や映画、カエルの町やお店紹介etc. カエル尽くしの一冊。グッズは欲しくなっちゃうし(特にジュエリーボックス!どれもオシャレで可愛い!)、カエルの絵本とか、読みたくなった。カエル可愛いよね、と思える人なら、かなり楽しめる盛りだくさんな本♪
読了日:10月12日 著者:


鳥の王さま ---ショーン・タンのスケッチブック鳥の王さま ---ショーン・タンのスケッチブック
★4 ショーン・タンのスケッチブック。著作のアイデアスケッチや、他愛ない落書きのようなものまで。丸っこいフォルムだけど、手足などのパーツの先端は鋭角的だったりとか、機械的なシャープさと動物的な柔らかさ、可愛らしさと気持ち悪さみたいな、両極が同居してる感じ、好きだなぁ。こんな絵が描けたら、楽しいだろうなぁ。特に、アライバルに出て来たペット達(?)のような、奇妙なオリジナルの生き物の絵が好きだー!
読了日:10月12日 著者:ショーン・タン


空想の繪本 (アートルピナス)空想の繪本 (アートルピナス)
★3.5 ちょっと発想を変えたり飛躍させたりと、遊び心を使って描かれた絵に、ご自身による簡単な解説が添えられた画集。子どもの頃読んだ『ふしぎなえ』みたいな、だまし絵的なものが中心で、絵のタッチとか懐かしかった。福田繁雄さんの作品とアイデアが被ったとか、裏話のような話も興味深かった。
読了日:10月12日 著者:安野 光雅


しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本)しずかなおはなし (世界傑作絵本シリーズ―ソビエトの絵本)
★3.5 子どもの頃読んだ絵本。本当に、しずかなしずかなお話。雪の中、ハリネズミの硬いトゲの下に、柔らかい体や体温が伝わって来るような絵の力。一方、オオカミの息づかいや空腹感も伝わって来るし。どこかの森の、ある冬の日のリアルな一場面のような。動物達のセリフがあるから、物語になってるような絵本だった。絵は何となく覚えていたけど、内容は覚えてなかったなぁ。子どもの印象には残りにくいかもなぁ。
読了日:10月14日 著者:サムイル・マルシャーク


もっと! 仏像に恋してもっと! 仏像に恋して 
★4 第2弾は、京都、東西仏像スポット(法隆寺や東京国立博物館)、インド、大分、会津など。簡単な仏像レクチャーも。
 美大出身だけあって、コミック部分は脱力系イラストだけど、仏像の描写には、気合いと愛を感じる! 金箔、木肌、石などの質感表現とか、上手いなぁ。特に著者お気に入りの仏様の時には、「ああ、こういう所が好きなんだろうなぁ」って感じまで分かる気がする。実物に会いに行きたくなる仏様満載。 1作目読んだ時、「女版『見仏記』みたい」と思ってたら、あのお二人が憧れだって書いてあって、やっぱりね!(笑)。
読了日:10月14日 著者:真船 きょうこ



 『「長女」のための本』は、読書メーターでも、何人かの方に反響があり、みんな「長女ってしんどい」と思ってるんだなぁ、と話が盛り上がりました。
 長女の方は、共感できると思うし、娘さんが長女、という方にも、「長女ってこんな風に感じてるんだ」「長女にはこう接すればいいんだ」と子育ての参考になる部分が多いと思います。オススメ!

 『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』は、柴犬「センパイ」(←名前w)と、そこに貰われて来た猫「コウハイ」のフォトエッセイです。
 とにかく、写真を眺めるだけでもカワイイ!!のでオススメ!(笑)

後半に続く~!

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10月に読んだ本(後半)

2012-11-09 | 本と漫画の話

ドラキュラ (愛蔵版世界の名作絵本)ドラキュラ (愛蔵版世界の名作絵本)
★3 図書館の児童コーナーの、怖い本特集にて発見。表紙がカッコいいので借りてみた。
 絵本にしてはボリュームがあり、訳文も堅いので、大人向けっぽい。個人的には、表紙で期待したほど、中の絵は好みじゃなく、怖さも感じられず、物足りなかった。話も、長編のリメイクだから仕方ない点もあると思うけど、それにしてもまとめ方が雑というか、ダイジェスト版っぽさがあるというか。B級映画的な、雰囲気だけはバッチリだったのに、あれ?思ったほど…みたいな。読む前に勝手に期待値を高め過ぎて、その落差が災いしてしまったのかも、ゴメン。
読了日:10月17日 著者:ブラム ストーカー,リュック ルフォール


教会ねずみとのんきなねこ教会ねずみとのんきなねこ 
★4 シリーズ1作目。サムソンとアーサーは、最初から仲良しだったのか。しかも人間とも会話できる設定だったとは! ねずみ達の仕草がとにかく可愛いし、サムソンの猫らしからぬ大らかさや、戸惑い気味な表情とか、猫好きにはたまらない( ´ ▽ ` *) いくらなんでも舐められ過ぎでしょ、思ってたら、ちゃんとチクリと牽制する場面もあって、猫好きの溜飲も下がった(笑)。 これはやっぱり、全シリーズ読んでみたいな。
読了日:10月17日 著者:グレアム・オークリー


星が原あおまんじゅうの森3 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)星が原あおまんじゅうの森3 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
★4 佳境に入った感じ。森が大変なことに!! 森や物に宿る様々な魂(精霊)を、優しいだけのぬるい存在として描かないところが、岩岡さんらしい。人間の価値観は通じないし、直情型で目先の現象しか見ないから、何が正しいかの判断も曖昧。仲良しの精霊も、人間より純粋なだけに、何かあればむき出しの感情をぶつけてくる。利己的だったり、敵意に満ちていたり、それでも何とか抑制が効いていた森も、後半の出来事で、ついにタガが外れてしまったか。それとも、災いの元が去ったことで、落ち着くのか…。次巻が気になりまくりです。
読了日:10月17日 著者:岩岡ヒサエ


猫絵十兵衛~御伽草紙~ 6 (ねこぱんちコミックス)猫絵十兵衛~御伽草紙~ 6 (ねこぱんちコミックス) 
★4 ニタ殿単独表紙だぁ♪ 男前~(笑)。
 6巻目にして、十兵衛の特殊能力がしれっと判明。猫と通じ合える部分はあれど、ニタ殿が介在することで、詳しい猫の事情が分かってるんだと思ってた。まだまだ十兵衛の謎は多そうだなぁ。 

◆隙間猫:十兵衛とニタは、溝川にはまって瀕死の子猫を拾う。保護猫の怖がりようがリアルで微笑ましい( ´  ` *)
◆猫の蚤取り屋:盲目の祖父と蚤取り屋をしているお市。寒い季節に入って、頼りの祖父が風邪で寝付き、蚤も減って仕事ができず…。
◆光る鳥と取持ち猫:大店の娘おもと、佐助との仲が父に知れ、大反対に合う。クロ大活躍!
◆如何様猫:猫吉師匠の新弟子・十善、才能はあるが、酒に博打にと遊んでばかり。ある日弱った猫を拾ったところ、急にツキが良くなって…。弁吉、健気で神々しい!
◆鬼やらいと猫オニ:家族に先立たれ、一人で暮らすお熊。節分で賑やかに過ごす家族連れに、寂しさが募る。
◆春告猫:仲良く店を営む筆屋の3兄弟。病で老い先短いと思った母のお房は、コツコツ貯めておいた金を託すが…。お房一家に対する冷静な愛情、春告、素晴らしい猫だ…。
読了日:10月17日 著者:永尾 まる


きょうの猫村さん 6きょうの猫村さん 6
★3.5 今回は、大きな動きがなかった巻。それぞれが苦悩してる感じ。そんな中、猫村さんは変わらず能天気。おしゃべりが過ぎたり、調子に乗り過ぎて失敗したり、その時は凹んで反省もするけど、すぐ回復。この回復力は羨ましい(笑)。
読了日:10月20日 著者:ほし よりこ


見とこ、行っとこ、トコトコ四国見とこ、行っとこ、トコトコ四国 
★4 関西に続き、四国編。
 紀行エッセイ漫画であると同時に、県民性漫画でもあるところが、『うちのトコでは』の作者らしい。四国で一括りにされがちだけど、気候風土も気質も全く別物! 祭り、特産品、歴史etc.…土地柄が影響し影響され、作られて来たんだなぁ、とよく分かる。高知は住んでた事があるし、香川は瀬戸大橋経由で行きやすいから、何度か行ってるし、愛媛はしまなみ海道繋がりで、情報が入って来やすいけど、徳島は縁がなくて、知らない事が多くて興味深い。 作者さん、かなり出不精らしいけど、ぜひ続けて、中国地方もお願い!
読了日:10月20日 著者:もぐら


ペコロスの母に会いに行くペコロスの母に会いに行く
★4 認知症でグループホームに入所している母親を描いたコミックエッセイ。
 亡くなった父、家族、友人らを脳裏に浮かべ、時に少女に戻り、息子が幼い日に戻り、取り留めのない会話をする母、その様子から垣間見る、母の人生。悲痛な感じは全くなく、かわいらしい絵と、柔らかい長崎弁の会話に和む。認知症の親を看るということは、困惑したりイライラしたり、辛いこともたくさんあるんだと思うけど、こんな風に、温かい気持ちを忘れずにいられたらいいな。著者と父が同世代くらいなので、祖父母も若い頃こんな感じだったのかな、と思った。
読了日:10月23日 著者:岡野 雄一


百器徒然袋 山颪    薔薇十字探偵の憤慨 (怪COMIC)百器徒然袋 山颪    薔薇十字探偵の憤慨 (怪COMIC)
★4 相変わらず、楽しい~。『百器徒然袋』シリーズは、コミカルなシーンが多いから、漫画向きだと思う(*^^*)「山颪」は、特に好きな話だったので、終始ニヤニヤしながら読んでしまった(笑)。 初登場のキャラがどんなビジュアルになっているかも楽しみの一つ。今回は河原崎巡査が…(笑)。 さて、漫画を堪能すると、余計に本編の新作が読みたくなったのだけど、『鵺の碑』はマダなのかなぁ~。
読了日:10月26日 著者:志水 アキ


都道府県の持ちかた (ポプラ文庫)都道府県の持ちかた (ポプラ文庫) 
★3.5 笑いながら都道府県の形が覚えられる?(笑)、バカリズムのネタ本。
 自分の県(広島)はどんな風に持つのかな?と興味深々でまず確認…「持ってねえ!!Σ(・`□´・)」 まぁ岩手県(気の毒…)や山口県、熊本県あたりの扱いに比べれば(^_^;) 
 お気に入りは、秋田、群馬、神奈川(表紙)、三重、滋賀、鳥取、香川、福岡、長崎、鹿児島など。特に長崎爆笑! 形を見事に生かした秀逸なものから、その扱い雑じゃね?(汗)なものまであったけど、突っ込みつつ楽しめました。
読了日:10月27日 著者:バカリズム


クイーンの定員―傑作短編で読むミステリー史 (2)クイーンの定員―傑作短編で読むミステリー史 (2)
★4 第2集は、第1次世界大戦直前から第2次世界大戦直前にあたる、第2期黄金時代、第1期近代、第2期近代まで。チェスタートン、クリスティ、カー、クイーン本人など、そうそうたるメンバー。その他知らなかった作家も、クイーンの選定だけあって粒ぞろい。個人的な好みに合わないものもあるのは仕方ないけど、読み応えはバッチリだった。
 インパクトがあったのは『ベナレスへの道』。なんと役立たずの探偵という設定。そうとは知らずに普通に名探偵ものだと思って読んでいたので、ボンクラぶりにイライラ、挙句のラストときたら! ポカ~ン(゜д゜;) これに関しては、予備知識なしに、この1編だけ単独で読んじゃったのが悔やまれるかもしれない。「なんじゃコレ!?」と困惑して思わずネットで検索して、短編集の最後の1編であることや、探偵のキャラ、最終話までの流れを知ってやっと、取り上げられてる理由が理解できた。個人的には好きじゃないんだけど、画期的な作品(笑)。
 
【収録作】◆折れた剣の看板 / G・K・チェスタートン ◆ドイツ大使館文書送達箱事件 / ヴィクター・L・ホワイトチャーチ ◆ナイツ・クロス信号事件 / アーネスト・ブラマ ◆シナ人と子供 / トマス・バーク ◆ナボテの葡萄園 / メルヴィル・D・ポースト ◆偶然の一致 / J・ストーラー・クラウストン ◆チョコレートの箱 / アガサ・クリスティー ◆文法の問題 / ドロシー・L・セイヤーズ ◆ウィルスン警視の休日 / G・D・H・コール ◆ベナレスへの道 / T・S・ストリブリング ◆ドアの鍵 / フレドリック・アーヴィング・アンダースン ◆ドロレスと三人の野郎ども / デイモン・ラニアン ◆見えない恋人 / エラリー・クイーン ◆釘と鎮魂曲 / C・デイリー・キング ◆綴られた名前 / マージェリー・アリンガム ◆銀のカーテン / カーター・ディクスン ◆ブロードウェイ殺人事件 / ウィリアム・マハーグ
読了日:10月28日 著者:エラリー・クイーン


一発逆転ミステリー (Little Selectionsあなたのための小さな物語)一発逆転ミステリー (Little Selectionsあなたのための小さな物語)
★3.5 小学校高学年~中学生向きくらい?の、ミステリーアンソロジー。オチが決め手のセレクト。
【5編収録 ◆開いた窓/サキ ◆ヒッチ=ハイカー/ロアルド・ダール ◆アミオン神父の大穴/ヘンリィ・スレッサー ◆ミス・オイスター・ブラウンの犯罪/ピーター・ラヴゼイ ◆雲見番拝命/泡坂妻夫】

 サキと泡坂さんは既読。サキのは、最近他のアンソロジーで読んだばかりだけど、訳が違うからかなり印象も違った。“窓”から出入りするっていうのが、日本人にはどうもイメージしにくいんだけど、 どうにかならないのかな(笑)。 
 『ヒッチ=ハイカー』は、同じく別アンソロジーの『南から来た男』が面白かったので、ちょっと物足りない。
 『アミオン神父』も、肝心のオチが微妙。それでいいのか?( ̄◇ ̄;)
 『ミス・オイスター~』は、オチが効いてる。そう来たか~!
 『雲見番拝命』、やっぱり泡坂さんは面白い! 亜愛一郎シリーズ&亜智一郎シリーズ、再読したくなった。
読了日:10月29日 著者:赤木 かん子,ロアルド・ダール,Roald Dahl


山とそば山とそば
★3.5 『今日の猫村さん』のほしよりこさん作、紀行エッセイ。
 猫村さんと同様、鉛筆のイラストと手書き文字なので、最初は読みにくく感じたけど、だんだん慣れた。信州の旅『山とそば』、岩国・宮島『ヘビに巻かれて』、鹿児島・熊本『カルデラのある町へ』の3本。気分に任せて連泊したり、お店や買物のセレクトも上品だったりで、終始優雅な感じが漂う。でもご本人はわりと庶民的。編集者など、同行者の趣味がハイソな感じ? 岩国のヘビの可愛さが!(笑)。一度見に行きたい。お食事タイムは遠慮したいけど…(^_^;)
読了日:10月29日 著者:ほし よりこ


ネコとクラリネットふき (おはなし広場)ネコとクラリネットふき (おはなし広場)
★3.5 猫好きにとって、理想の生活かも(*^^*) 大きくてフカフカの猫に寄りかかって寝るって、素敵だろうな。同じ猫好きでも、多分人それぞれの、「あ、このへん、このくらいがちょうどいいサイズ!」っていう瞬間がありそう。私は8ページ目あたり!(*´艸`*) 全体像がつかめなくなったら、ちょっと猫の魅力としては半減しちゃうなぁ(笑)。 うちの猫は私には当たりがキツイので、こんな大らかな性格の猫と暮らせる主人公が羨ましい…。
読了日:10月31日 著者:岡田 淳


ウィズ ザ ムーンウィズ ザ ムーン
★3 言葉は、最初に「いつものときがやってきた…」と、最後に「メリークリスマス」の二言だけ。猫が木を採ってきて、大きくして、お月様の所まで、大きく大きく…! 絵本というより、画集のような、絵が主体の、言葉のない静かな夜のストーリー。パステルなのかな?黒地に黄色や青、赤などの色使いがとても美しい。猫の体色がジワジワと変化していくのも不思議。詩的・幻想的で、魅力のある作品だと思う。ただ、残念ながら絵が個人的な好みにハマらなかった。ちょっとユーモラスだし、惹きつけられる感覚もあるんだけど…。
読了日:10月31日 著者:桑原 宏二


3びきのぶたたち3びきのぶたたち 
★4 表紙が可愛かったので借りてみたんだけど、これは楽しい! 『3匹のこぶた』かと思いきや、こぶた達はオオカミから逃げるため、物語を抜け出して…!? 絵本の描写から抜け出すと、妙にリアルな描写のブタに(でも可愛い)。こちらを覗き込む場面とか、カワイイ!(*´艸`*) ちょっと漫画的でもあり、ユニークな構成。最後、蚊帳の外のオオカミがちょっとかわいそう…(^_^;) ドラゴンとも仲良くできるなら、オオカミも許してやってよ(笑)。
この作者、『夜がくるまでは』の人なのかー! 気になっていた絵本だけど、市内他館からの取り寄せになるので、予約枠の関係でまだ読めてなかった。ぜひ読まないと!
読了日:10月31日 著者:デイヴィド ウィーズナー,David Wiesner,江國 香織


四谷怪談 (日本の物語絵本)四谷怪談 (日本の物語絵本)
★4 岡田嘉夫の絵が目にとまって。この方の絵が絵本の棚にあるのは、なかなかのインパクト。緻密でグロテスクで色っぽくて、でも一応は絵本なので、子どもに見せられないようなエロやグロはなく、豪華絢爛な美しい絵面になってる。ただ、そもそも絵本としては言い回しも難しいし(ルビはあり)話は残酷だし、お子様にはどうかなぁ。(^_^;)  大人が眺めて楽しむ絵本。それにしても伊右衛門、鬼畜だなー。
読了日:10月31日 著者:さねとう あきら

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機能派しおりを、ハードカバーにも使えるように工作してみた。

2012-11-06 | おえかきとか工作やってみました

寝る前に読書をするのが習慣なので、途中で眠てしまっても、どこまで読んだか分かる「ページチェック」という栞を愛用中。

 

↑手前が文庫本に装着したところ。
読みながら寝てしまっても、閉じた所がわかる!

ところがコレ、裏表紙の角に差し込んで使用するので、ハードカバーのように、表紙が厚い本には使えません。
後ろのページを数ページまとめて差し込んで使ってましたが、ちょっと面倒だし、紙を傷める心配も。
そこで、ふと「厚紙に装着して、本に挟めばいいんじゃないか?」と思いつきました。

捨てようと思っていた雑誌の表紙を二つ折りにしたら、程よい厚み!
ついでに工作熱が出て、雑誌の中の使えそうな素材を切り貼りしてコラージュ。

出来上がった単行本サイズの厚紙に、「ページチェック」を装着。(左上)


ハードカバーの後ろのページに挟み込み


シリコンバンドを引っ掛ける。


おお、バッチリ!!

しかも、今までは、本が分厚い場合、シリコンバンドがページにしっかり引っ掛からず、ページが抜けてしまうことがあったけど、これなら真ん中辺りに挟んだりすれば、ページの量も調節できる!


我ながらいいんじゃない?コレ(笑)。

ちなみに、裏面はこんな感じです。

雑誌のサイズが足りなくて、右側に厚紙を継ぎ足したりしたので、ちょっとデザインがちぐはぐかなー。
まぁ、捨てる物のリサイクルなのでいいや(笑)。

これ、ついこだわって工作しちゃいましたが、厚紙じゃなくても、
本と同じサイズのクリアファイル(なければ、サイズに合わせて切ればいい!)を使えば、簡単だと思います。
それなら、好きな写真や絵葉書などを挟んだりできるし。

「ページチェック」、良さそうだな、と思った方は、こんな工夫でハードカバーにも使えるようになりますよ!

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