いや、予想以上に面白かったです。
お笑い好きなので、『大日本人』と、どっちかは見に行こうと思っていたんです。
レビューを見ると、『大日本人』は酷評だらけ、一方予想に反して?『舞妓Haaaan!!!』はなかなか好評。
うーん、だったら『舞妓Haaaan!!!』かなぁ…
そしたら、妹が先に『大日本人』を見に行ってきて、帰るなり「金返せーーー」
「松ちゃんの笑いは好きだけど、あれはいかん!」と。
※もちろん好みがありますので、面白い、という人もあることはご了承くださいね
そんなにヒドイなら逆に見てみたい気もしてくるのですが…
その数日後、妹が今度は『舞妓Haaaan!!!』を見てきました。
「面白かった。 なかなか笑えたよ。」
ということで、『舞妓Haaaan!!!』に行って来ました。
阿部サダヲさんの強烈なキャラクター、動き、アニメ声、どれも突き抜けてて笑えます。
珍獣みたいです
でも、この映画のすごい所は阿部サダヲだけじゃない
堤真一さんも、ぶっ飛んだキャラを生き生きと演じられてるし、
一番笑ったのは、チョイ役でしたが北村一輝さんの登場した場面。
うわー、スッゴイ変~!!(爆)
堤さんも、北村さんも、「男前の役より全然いいじゃん!凄いじゃん!」と思いました。
あの強烈キャラの阿部サダヲを食ってしまうのじゃないかと圧倒されるほど、脇を固める役者さん達も、コメディに徹した怪演を見せてくれていました。
この映画、阿部サダヲだけじゃない!
ストーリーの結末は、何となく読めたくらいなので、特に派手でも突飛でもないのですが(途中の展開は突飛過ぎるくらい突飛です)、ちょっぴりしんみりするいい感じに落ち着きました。
コメディ映画としては、かなり面白いと思います。
(何度も言いますが、好みはあると思います。ハイテンションに付いて行けない人もいるでしょう)
頭空っぽにして、お笑いライブに行くような感じで、楽しむといいんじゃないかな~
そこで、ひなにも試してみましたよ。
丸くなって寝ていたので、その上に乗っけてみました
やっぱり迷惑そうです
「僕のことキライ?」「…」
起きて背中を向けたので、やっとおんぶさせることに成功。
ひなはちょっとウンザリ気味です
「姉さんどこ行くの?」
「鬱陶しいからベッド降りちゃおうかな…」
あまりお気に召していただけなかったようなので、ぬいぐるみ君には退散していただきました
ベビーダヤンのカワイイぬいぐるみ
(ダヤンは茶色でユズと同じ柄のはずですが、グレーなので他のキャラかな?)
ちょっとイタズラで、ユズにおんぶさせてみました
「…」
「この暑いのに…」
睨まれてしまいました ゴメン
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又市、カッコイイ~
という一言に尽きました。
京極夏彦さんの作品では、昭和20年代後半(だったかな)を舞台にした「京極堂シリーズ」が一番好きだし、作品数も多いのですが、江戸時代を舞台にした「巷説百物語」も好きなシリーズです。
でもやっぱり一番は「京極堂シリーズ」!と思っていたのですが、これを読んだら、あまりの又市(またいち)のカッコ良さに、かなり評価が急上昇しました。
「巷説百物語」は、“御行(おんぎょう)の又市”一味が、法では裁けないような悪人・罪人をお仕置する、“必殺シリーズ”のような話で、「巷説百物語」の後、「続巷説百物語」→「後(のちの)巷説百物語」ときて、最新作がこの「前(さきの)巷説百物語」です。
このシリーズ、時系列の構成も凝っていて、まず1作目「巷説百物語」収録の各話の間に、2作目「続巷説百物語」の各話のエピソードが交互に入ってくるのです。
「巷説」1話目→「続巷説」1話目→「巷説」2話目→「続巷説」2話目…
という感じです。もちろん交互に読む必要はなくて、2冊読んでみた後で「なるほどなぁ」って分かる程度の趣向ですが。
そして、3作目「後巷説百物語」では、舞台は明治の世になっていて、メインキャラの“御行の又市”一味はもうとっくに行方知れず。語り手だった百介(ももすけ:「巷説」1話目の事件で又市達と知り合いになり、時々協力するようになる若者)がすっかり年を取って“ご隠居”として登場し、「難事件」の話を持ち込む若い人達に、又市達のエピソードを昔語ることで、難事件の解決の糸口も見えてくる、という体裁。
又市達がもう直接は出て来ないのが、えらく寂しかったです。
そして今度の「前巷説百物語」です。
これは、その名のとおり「巷説百物語」より約10年前のお話。
又市がまだ若造の小悪党だった頃、ある事件をきっかけに「損料屋(現代ならレンタル業)」の“裏の仕事”を垣間見、その手伝いをするようになり、運命を変える大事件と対峙、覚悟を決めて「御行の又市」になるまでのエピソードが語られます。
この又市、実は初登場は、シリーズとは別の作品「嗤う伊右衛門」なのですが、その頃から、やたらと頭が切れて機転が利き、人情もあるけどわざと冷たく振舞うような口の悪いへそ曲がりの江戸っ子(実は違うけど)で、そのくせきちんと分もわきまえていて、カッコイイなぁ、とは思ってました。
「前巷説百物語」では、その又市がメインです!
前作「後巷説百物語」では、回想でしか登場せず、時代的にはもう死んでるかもしれないのが、読んでて寂しかった。物足りなかった。
それだけに、最初っから又市が出てくるへそ曲がりな事言ってるそれだけでもう嬉しいんですが
どんな気持ちで、仕置人家業(“仕置人”という言葉は出てこないんですが、イメージが伝わりやすいので)をするようになったのか、御行(修験者みたいな白装束のお札売り)の扮装をしている理由、自分を慕う百介(まだこの時点では出逢ってません)に対して、なぜあんなに距離を取りたがったのか、とか又市の心情が分かってなんとも切ない
特に、どんな悪人でも命を取るまではしたがらない、その優しさが沁みました
若いだけに、まだ経験もなく、読みも浅い、時間も情報も足りない、人脈もない。
そのため、事件の仕掛けそのものは、これまでのシリーズで見せた複雑で鮮やかな手際には全然及ばない、いびつで不完全なものです。
殺してしまえば話は早いしよっぽど簡単。周りの人からは「青臭いねぇ」と笑われても、それでもどうにかして死者を出すのは回避しようと頭を絞り、奔走する又市。
惚れ直しました
現時点までで一番好きな登場人物、「京極堂シリーズ」の榎木津礼二郎を凌駕するほど、カッコイイかも
連載されている雑誌が月2回発行なんですね。
最近漫画あまり買わないんでピンと来ませんが、やっぱり週刊誌だったらもっと早いのかなぁ。
さて、前の4巻では、「特装版」として、ストラップ(カワイイ菌のフィギュアが数種類)が付いた豪華版が出てました。
が、お値段の方も高めの1,680円だったので、ちょっと悩みましたが通常版を買いました。
今度の5巻は、同じストラップでも「オリゼー」1個だけ、ただしお値段は安めの790円!
しかも装丁も通常版とほとんど同じでした。(4巻は、装丁は通常版の方が個人的に好きだった)
なので、今回は「おまけ付き限定版」を買ってみました。
上部「おまけ付き」の部分にストラップが入ってます。
オリゼー、可愛いぞ
(オリゼーは、お酒を作る時などに使われる麹菌です。いつも主人公の肩や頭に乗ってる、一番おなじみの菌です)
ただ、思いっきりでっかくひらがなで「もやしもん」かぁ…
(裏はオリゼーの学名が英語で入ってます)
実際にストラップにするには勇気がいりそうです
でも、携帯変えたばっかりで、新しいストラップはまだ付けてないので、それまで付けてみようかな (ちょうど青色だし…)
肝心の内容は… 早くも6巻が気になります。
なんと、この中におしっこをしてしまいました
再生できるはずもなく、残念ながら捨てられてしまいました。
お気に入りの箱なのに、自ら… バカですね…
ユズのお気に入りが他の箱に移っていたので、
前のお気に入り箱は、ひなのお気に入りになっていました。
「返せっ」ってケンカになるかな、と思ったのですが…
幸いなことに、今のところ特に取り返す気は無さそうです。
暑くなってきたせいもあるかもしれないし、
前からあるダンボールハウスなどに入って満足しています。
そんなところへ、新しい空箱が発生
さっそく入ってみるユズ。
しかしさすがに小さすぎたみたい…
お尻が入りきれてません
入りきらないことに怒ってます↓
というわけで、この箱は、残念ながら“お気に入り”には不合格となりました
来なさい、来なさい、誰であっても。
たとえあなたが、異教徒、拝火教徒、偶像崇拝者であっても。
我々のこの集会所は絶望のところではないのだから。
たとえ100回も誓いを破ってきた者であっても
さあ、来なさい。
この言葉に、ちょっと涙出そうになりました。
トニー・ラズロさんの「トニー流幸せを栽培する方法」という本に出てきた詩です。
この本は、『ダーリンは外国人』シリーズ(小栗左多里さん作のコミックエッセイ)に出てくる小栗さんの“ダーリン”、トニー・ラズロさんのエッセイです。
タイトルの通り、さりげない行動方針や気持ちの持ちようを示して、凝り固まった思考を切り替えたり解きほぐす手助けをしてくれる、肩の力を抜いてくれるような内容です。
各章の冒頭には、内容に即した色んな格言などが書いてあり、冒頭の詩は最終章に使われていたものでした。
元は、イスラム教「スーフィー」の1派「メヴレヴィ」という教団に伝わる詩だそうです。
イスラム教というと、どうしてもテロとか過激な思想に走りやすい排他的な宗教のイメージがあるのですが、宗派の違いなのか、こんな寛容な思想もあるんですね。
とにかくクルクル回る「セマ(セマー)」という舞踊でも有名なのだそうです。
宗教や人種・思想・文化の違いによって戦争が起きるほど、人は「自分とカテゴリーが違う者」と理解しあえないものなのに(イジメとかもこれで括れますね)、この詩では、誰でも受け入れようとしているところに感動。
この思想が広まったら、テロとか戦争なんか無くなりそうなのに…
そう簡単にはいかない所が悲しいです。
第一、この思想とほぼ変わらない思想・教義が、他の宗教にもちゃんとあるんですよね。
どんな宗教でも、殺生は禁じられているし、
「汝の隣人を愛せよ」など、“自分達と違う人々も平等に愛しなさい”みたいな思想があるはずなのに、「あいつらは自分達とは違うからいいんだ」みたいな言い訳をして…
ちょっと鬱陶しい話になってしまいましたが、この本、小栗左多里さんのイラストエッセイも入っていて、気軽に読める軽い感じの本なので、一度読まれてみてはいかがでしょう?
ちょっと前ですが、「光ちゃんといっしょに(*^(ェ)^*)」のeikoさんが、噂の「顔ちぇき!」をやってる記事を読みました。
飼ってるウサギ「うぅ~ちゃん」でもできたそうなので、俄然興味が出て、遅まきながら試してみました。
まずは自分の顔でやってみると…
紺野まひる 62%
倉木麻衣 55%
ソン・ヘギョ 52%
でした。倉木麻衣以外は顔をよく知らないので、ネットで検索してみると、おお~美人さんじゃないですか~
遊びとはいえ、気分がいいです
だからといって、調子に乗って今後「似ている芸能人は紺野まひるです」とかは絶対言いませんからっ
言ったらどつかれそうなので、心にしまっておきます。
写真によって全然結果が違うみたいで、前髪が目や眉にかからない方がいいそうなのですが、普段は左側に髪がかかっているので、そっちも試してみました。
結果は「ほしのあき」「中澤裕子」「倉木麻衣」でした。
倉木麻衣がかぶってますが、私とは全然違います。
もちろん名前が挙がった5名どなたにも似てないですよ
あえてデータ化して単純に比較すると、こういう系統の顔に近い、という事なのでしょうか。
さて、当然猫でも試してみました。
まずひな。
1回目は写真の読み取りができなかったみたいで、エラーでした。
2枚目の写真を送ってみると、
麻生久美子 21%
和田アキ子 21%
大久保麻梨子 21%
でした。やっぱり和田アキ子以外知らない~
検索したら、なるほど、目が大きくて猫顔っぽいかも…? (和田アキ子はともかく…)
ちなみに使った写真はコレです↓
アッコさんですか?
ユズは、2枚試して2枚ともエラーでした
顔の模様が濃いからデータが取れないのかも…?
私は今まで「○○に似てるね」とか一度も言われたことがなかったので、初めて芸能人で名前が出て、ちょっと嬉しかったです。
妹はわりとよく言われるので、余計に羨ましかったんです… (しかも松嶋菜々子とか!)
さて、「顔ちぇき!」あなたもやってみたくなりました?
ペットは?家族は?誰に似てるのでしょう?
やり方はカンタンで、サイトで診断してほしいパターン(女性or男性芸能人、男女MIXなど)を選んで、そこから開くメール画面に写真を添付して送信するだけです
「顔ちぇき!」リンク先のQRコードを携帯で読み取るか、書いてあるアドレスを入力してサイトへ行ってみてね (携帯専用サービスです。)
新しい携帯で撮った動画です。
これはちゃんと長いのがアップできてます。
ここの壁際でレーザーポインターの光を追いかけるのが好きなのですが、もう2、3回追いかけた後なので、ちょっと飽きてきてます。(早っ)
そうなると、“見るだけモード”になっちゃうんです。
いかにも「興味は持ってますよ、いつでも追いかける用意はありますよ」的な感じですが、明らかに“見るだけモード”
腰が落ちてるから分かるんだよ~
ポインターの動きに顔がついていけてないし
最後になって、やっと少し動いてます。
じゃあ遊び始めの動きのいい時に撮れば?って思うんですが。
カメラの起動を待ってる間に、待ちきれなくて腰を落としちゃうんですよ~
カメラを起動しておく→ユズを誘う→食いついてきたらすかさず撮る
が正解?
うまくいったら、またアップします。(…期待しないでね)
『陽気なギャングの日常と襲撃』 伊坂幸太郎 ★★★★☆ (一般文芸)
『かたみ歌』 朱川湊人 ★★★★ (ホラー?)
『ポンポルトンタン』 ヨシエ ★★★☆ (アート絵本)
『酸素は鏡に映らない』 上遠野浩平 ★★☆ (子供向けミステリー)
『新耳袋 第八夜』 木原浩勝+中山市朗 ★★★★ (怪談集) ※再読
『小説以外』 恩田陸 ★★★☆ (エッセイ)
『猫とともに去りぬ』 ロダーリ ★★★★ (短編・ユーモアファンタジー?)
『母に習えばウマウマごはん』 小栗左多里 ★★★★ (レシピ&コミックエッセイ)
『白い部屋で月の歌を』 朱川湊人 ★★★☆ (ホラー)
『黄色いアイリス』 アガサ・クリスティー ★★★☆ (ミステリー)
『サイン会はいかが?』 大崎梢 ★★★★ (ミステリー)
『安楽椅子の探偵たち』 赤木かん子・編 ★★★★ (ミステリーアンソロジー)
『陽気なギャングの日常と襲撃』
ついに伊坂幸太郎もあと『フィッシュストーリー』(順番待ち中)を残すのみです。
伊坂さんの作品の中でも、この『陽気なギャング~』は、特に会話にユーモアがあってテンポも良くて、好きなシリーズです。(現時点で2作あります)
これもやっぱり面白かった!このシリーズは買おうかな(文庫で)。
『かたみ歌』
東京・下町にあるアカシア商店街。ある時はラーメン屋の前で、またあるときは古本屋の片隅で―。ちょっと不思議な出来事が、傷ついた人々の心を優しく包んでいく。懐かしいメロディと共に、ノスタルジックに展開する七つの奇蹟の物語。
これも朱川さんお得意の?下町を舞台にしたノスタルジックでちょっとホラーな短編集。怪談っぽいのもあり、人情話っぽいのもあり。おまけに猫の話もあり。
『白い部屋で月の歌を』
同じく朱川さんの作品。デビュー作(だったかな)。りまさんのブログで紹介されてました。ホラー色が強めです。
表題作は、終始何とも言えない不気味さが漂ってます。ラストは何となく予想が付いてしまいましたが、ホラーとしてはこの雰囲気は成功かも。小林泰三さん(ホラー短編の名手。これぞホラーという感じで、かなり不気味なので好みがあります。)の雰囲気がありました。
もう1作『鉄柱(クロガネノミハシラ)』が入っていますが、『鉄柱』の方が人間の深い部分での怖さがあるというか、でも最後もまずまずの終り方で、ストーリー的にはよくできてると思いました。表題作よりは『鉄柱』の方が好きかな。
『ポンポルトンタン』
図書館の新刊コーナーにあって、カワイイので手に取ってみました。はぎれを使ってパッチワーク的に作られた絵(?)がオシャレでカワイイです。「ポンポルトンタン ポンポルトンタン ここはおしゃれになれるくに」で始まる文も、ずーっと歌のようなテンポの良い流れで、楽しく読めました。このオシャレ感は大人の絵本っぽいけど、言葉のテンポがいいから、子供もきっと面白いと思う。
『酸素は鏡に映らない』
「講談社ミステリーランド」のシリーズです。地味に制覇していってます
これは最新刊だったんですが、ミステリアスな人物が出てきていかにも複線っぽい言葉を残したりして、すごく期待を盛り上げられたのですが、ラストは「えっこれだけ」って感じでした。
読者レビューを検索して見ると、どうやら作者の人気シリーズ『ブギーポップは笑わない』か何かのストーリーと絡んでたりしたみたいで、「いや、それ読んでないとさっぱり分からないから」。しかも“本文”のラストで、読者に対し「この世の中は(何の意味もないような、支離滅裂な)そーゆーもんなんだぜ」と説明すら放棄するような文章が出てくるし。ズルイ。
『猫とともに去りぬ』
ゴーゴリに続き、懲りずに「古典新訳文庫」を試してみました。タイトルも良いし
皮肉っぽいストーリー、不条理な設定など、ゴーゴリに似た感じですが、こっちは面白く読めました ユーモアがあること、1編1編がごく短いこと、児童文学者だからか、ストーリーが明快なこと、などが良かったのかも。なんとなく、星新一を彷彿としました。
『黄色いアイリス』
恩田陸さんのエッセイの内容が、書評が多く、色々気になる作品が出てきたのですが、その中にアガサ・クリスティの作品についての言及が出てきて、「そういえば、最近読んでないな」と思ったわけです。
クリスティの作品は、私がミステリー好きになるきっかけとなったもので、中学生でハマってから大学くらいまで、コンスタントに読んでました。特に名探偵ポアロがお気に入りで、「このシリーズは全部揃えよう!」と、「ハヤカワ・ミステリ文庫」の赤い背表紙を少しずつ増やしていたのですが、ある時、『カーテン』(ポアロ最後の事件)という作品で、ポアロが死んでしまうと知り、あと何作かを残してパタリと勢いが止まってしまいました。名探偵とのお別れが辛くて、先へ進めなくなっちゃったんですね。
というわけで、『カーテン』(他数作)を読まずにここまで来ました。
今回またきっかけを得て、とりあえず肩慣らし?に図書館で短編集を借りてみて、「やっぱり途中で止まっていてはいかん!」と『カーテン』まで読む決意をしたのですが、その間に「ハヤカワ・ミステリ文庫」はリニューアルされ、「クリスティ文庫」になってしまい、同じ装丁で揃えることが困難に… 古本屋回ってもあまりないだろうなぁ…
とりあえずは図書館で借りて読み進めてます。
今回は、後になってみると、感想を書きたい本が多かった…
ちゃんと1冊ずつ書けばよかったですね。