寒くなると、ひなは日中ほとんど布団の中にもぐりこんで過ごすようになります。
寝てます
起きちゃいました。
頭上の布団が巨大な角隠しのようです
ひなは小さいので、布団のどこに潜っているのか分かりにくいことがあります。
ここかな?と盛り上がりをめくってみると、「あれっ?いない…」
横のほとんどペッタンコに見えるところにいたりして…
まだ薄い肌掛けだけの頃の動画です。
最初は、潜り込んですぐの、しばらくゴソゴソと寝場所を整えているところなので、布団の固まりが動いてます。
落ち着いたようなのでめくってみると…
「せっかく潜ったのに…」と迷惑そうなので、「お邪魔しました~」と引き下がりました。
最後にこちらの写真↓
布団の奥で、目が「キラーン」
ついつい、めくってみたくなっちゃうんですよねぇ
この最新作も、なにやら人気らしい。
「でもなぁ…」と思っていたのですが、あらすじを読んでみると、
…なになに?狸が主人公で、舞台は京都?天狗や半天狗の美女も出る?…
「???」
なんだか破天荒な設定。ちょっと興味が湧いてきた。
もう一度だけ、「森見登美彦」に挑戦してみようかな!
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京都・糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の三男・矢三郎は面白主義が行き過ぎて周囲を困らせる太平楽なお調子者。
実力・人(狸)望を兼ね備え、一帯の狸を束ねる“偽右衛門”を務めていた尊敬すべき父・総一郎は、数年前、七福神を名乗る7人の人間がつくる秘密クラブ“金曜倶楽部”の年末の恒例行事・狸鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。
遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。
かつては絶大なる権威を誇り、矢三郎ら狸の教師を勤めていたが、今は落ちぶれて四畳半のアパートに隠棲する天狗の“赤玉先生”は、かつて自ら攫ってきて天狗教育を施した美女“弁天”に恋焦がれ、腑抜けも同然。
半天狗の弁天は、今や師匠である赤玉先生には鼻もかけず、空を自在に飛び回り向かう所敵なし。“金曜倶楽部”の一員でもある。
また、かねてより犬猿の仲であった夷川家に婿入りした父の弟・早雲とその双子の息子、金閣・銀閣は、下鴨家を目の敵にして嫌がらせばかりする。
かくして、狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった―
まあこれでもかと言うほど、濃いキャラ満載で奇想天外。
漫画かアニメにしても全然違和感なさそう、いやピッタリ!絵が浮かぶもん。
というわけで、なかなか面白かったです。
『きつねのはなし』は、謎が謎のまま、煙に巻かれるような話でモヤモヤしたけど、これは明快
古都が舞台で、奇想天外な設定…。万城目 学の『鴨川ホルモー』や『鹿男あをによし』を連想しました。なんか、登場人物(動物・妖怪も)が同時に存在していて別の作品に出てきててもおかしくないような
(かぶってるとも言うけど…)
こんな京都(『鹿男』は奈良)、すっごく面白そうです。
赤玉先生の息子が登場するらしい、第2部へと連載が続いているそうなので、この先も楽しみです。
『きつねのはなし』に懲りずに思い切って読んでみて良かったなぁ。
急に寒くなって、すっかり冬に突入してしまいました。
時期遅れになりますが、秋の夕空はとても綺麗でした。
(綺麗に見えないのは腕のせいです)
でも、空だけ撮ってもあまり面白みが無い…
よし、この綺麗な空と猫を同時に撮ってやろう
と、鱗雲が綺麗な時を狙って、チャレンジ
猫なめの空となると、猫の下からカメラを構えて写さないといけません。
でも、猫を乗せても安心で、かつ大人しくしていてくれるような高い場所がない…
そこで、携帯のカメラを猫の顔の下あたりに、空も入るように見当を付けて持っていき、一か八かで撮影。
撮影中、画面は見えないので、撮って出来を確認してはやり直し
失敗
失敗
ほとんどは、顔が全く入っていない失敗作。
かろうじて顔が入っていても、今度はユズのオモシロ顔は撮れるけど、空が明るすぎて写りません
雲も写るようにするには、明るさをかなり落とさないといけないのだな、とその後もちょこちょこやり直し、ユズが飽きたらひなにもお願いして(笑)
ついに、顔も空もなんとか分かる写真が撮れました
ひなの顔がちょこっとしか入ってませんが、これが精一杯でした
でもまあまあ、雰囲気が気に入っています
(ところで、なんとかならんか、この微妙なネーミングセンス)
母が「見に行きたい」というので、日曜日、広島まで行って来ました。
お昼ごはんは、以前地元テレビの讃岐うどん特集で、「広島でもおいしい讃岐うどんが食べられるお店」として出ていた人気店をメモしていたので、行ってみました。
「乃きや」というお店です。
母は、肉うどんと天ぷらの盛り合わせ小盛り(1人前)
私は、やっぱりうどんはぶっかけで!と思ったので、ちょっと寒かったのですが冷ぶっかけ(温ぶっかけもあります)で!
メニューの名前は忘れたけど、天ぷらとさらに半熟卵天、もち天が付いたスペシャルです
これがめちゃくちゃ旨いっ
コシが物凄く強くて、ガッツリした食感
クチコミで、「天ぷらも下手な和食のお店より旨い」とあったのですが、ホントにサクサクですごく美味しい
母の頼んだ1人前の盛り合わせが、なんと350円(360円だったかな?300円台です)
私のぶっかけの半熟卵天、もち天も感動するほど美味しい
(ぶっかけで一番高くて、800円台だったと思いますが)
母の肉うどんも、肉たっぷり。ツユは少し甘めだったそうです。
妹は、麺類大好きで、うどんは特に固ければ固い方が好き、と言っているので、妹にメールで画像を送って自慢すると、「食いてぇ~」と返事が(笑)
今度から、広島に行く時は、もうお昼はココで決定です
場所も駅から歩いて5~10分、路面電車の電停そばで、交通にも便利
コシの強ーいうどんがお好きな方には特にオススメ
下手な本場のお店より美味しいかも
私はもううどんが食べたくなったら、香川まで行かなくてもココでいいです。
「乃きや」お店情報
ということで、なんだかすっかり満足してしまったのですが、本来の目的はイルミネーション(笑)
5時から点灯されるそうなので、それまでショッピング(主に東急ハンズで過ごしましたが)
日が暮れてから、イルミネーションのメイン会場(平和大通り)の方へ向かうと、屋台がいっぱい並んで凄い人通り
イルミネーションの屋台かと思ったら、「胡子大祭(えべっさん)」のお祭りがこの日から始まったらしく、その人出でした
あらら、知らなかった (神社の場所も分からなかった)
あまりゆっくりもできないので、イルミネーションの方へ。
ところで、めっちゃ寒いんですけど…
風も強いし、ポツポツ雨も落ちるし、わりと薄着で来てしまったので、寒ーいいい~
でもせっかく来たので、頑張って写真撮りました。
デジカメ充電忘れたので、携帯カメラで、なんかスッゴイぶれてるんですけど…
というわけで画像加工で誤魔化したのもあります
このイルミネーションイベントは、エリア別になっていて、おとぎの国をイメージしたタイトルが付いています。
詳しく知りたい方は、公式ページでね
(私の下手な写真じゃなく、プロによる綺麗な写真もこちらでどうぞ)
「クリスタルの園」
「龍神の森」
あっ龍の足元の赤い光が消えてるタイミング悪ー
「不死鳥の丘」
大きな道路を挟んで対岸を撮影したので、ちょっと迫力不足
「聖なる場所」
教会をイメージしているみたいで、パイプオルガンの音楽が流れています。
「ハッピーランド」の汽車
同じくメリーゴーランド
汽車や木馬には乗れますが、動きません(笑)
「星空のツリー」
写真では分かりにくいけど、結構でっかいです。
「秘密の森」
木の間に、フクロウが コウモリもいました。
そして、メインの「ピース城」
ぐるりと角度を変えて 右の方には、王様とお妃様の像も立ってます↑
お城の中からも
広くて長い大通りの左右にズラーッと。(中心地全体でやってるので、他の場所にも点在)
テーマ(タイトル)ごとのグループになっていて、ちょっと地味?とか思うのもありますが、全体ではすごく頑張ってるかも!
間を車が普通に走っているので、通りの全体像を写そうとするとあまり綺麗に見えませんが…
でもなかなか面白かったです。
ちなみにイルミネーション、大きいものだけでも全国でこんなにあるようですよ。
2007るるぶイルミネーション特集
以前、ソフトバンクから出る、「シャア専用」携帯について書きました。
今後も「キャラケー」(キャラクター携帯)として、色んなキャラクターものが出るらしいと聞いていたのですが、最近CMでキティちゃん携帯がお目見え。
他にはどんなのが出るんだろう?と調べてみると、
ソフトバンク、キャラクター携帯ラインナップ
スヌーピーやミッフィー、リラックマ、そしてリサとガスパール(好き)まで
男の人向けには(私も好きだけど)、水木しげるやヤッターマン、ガッチャマン
有名アーティストやブランドとのオシャレなコラボまで。
オマケ?の周辺機器やグッズまで凝ってます。
水木しげるの妖怪カルタ?とかイカス~
もうキャラクター携帯を持つのは恥ずかしいような歳だけど、ちょっと「欲しい…」と思ってしまった
今の携帯、2年契約なので、まだ1年半は変えられないから(変えられなくはないけど、支払いがかさんでしまう)指を咥えて見てるだけです。
ネットニュースでこんな記事を見つけました。
「黒猫は縁起悪い」は迷信、イタリアで啓発イベント
いまだにそんなこと本気で信じてる人がいるなんて、それこそ信じられない
イタリアでは、結構信じている人がいて、昨年1年間に推定6万匹の黒猫が殺害されたというのです
そんなアホなー
神秘的で、暗闇に紛れてしまうあたりが不吉だと誤解を生んだのでしょうけど、もう21世紀ですぜイマドキそんな…
ところが、殺すのは極端としても、日本でだって、黒猫を避ける人は結構いるらしいです。里親を探していると、黒猫が残ったりするらしい。
黒猫って、綺麗じゃないですか。
私は今まで迷い込んできたり貰い手を探している猫ばかり飼ってきたので、自分で毛色を選んだりしたことはないのですが、機会があれば、美しい黒猫を飼ってみたい…
いや、チビさんみたいな白黒もご縁があればまたぜひと思うし(今どっちも全身シマシマで、真っ白や真っ黒の部分が無いから余計に)、ロシアンブルーやアビシニアンみたいな高級猫さんも憧れますが…
まあ、結局毛色でどうこうって言うのはないですよ。
毛色だけじゃなく、どんな子も、可愛い
話題の「まこという名の不思議顔の猫」も、物凄く愛嬌があって癒されますし。
(本買っちゃったよ。我が家みんなメロメロデレデレ)
まこという名の不思議顔の猫 (マーブルブックス) 前田 敬子 岡 優太郎 マーブルトロン 2007-06 売り上げランキング : 138 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
というわけで、なんか話が逸れていきましたが、啓発が実を結んで、不幸な黒猫さんがいなくなりますように
あと、ペットの話題繋がりで、これも気になってたのでついでに。
<ペット火葬>ブーム便乗の悪質業者横行
人の弱みに付け込んで、あまりな詐欺です。
人間だったら、遺体損壊だよ
化けて出てやるっ
引っかからないように、お気をつけ下さい
倉敷イオンのペットショップで、猫達へのお土産に「またたびシート」なるものを買ってきました。
私が買ったのは1枚入りでした。
まずはひなを乗せてみます。
(ユズが先だと独占しちゃうので)
すっごく気に入ったみたい
↓そこへユズが現れたっ
ひなはもう気分が少し引いちゃってます。
↓それでもまだ一緒に乗ってるところ。
ひなはちょっとイラついて、シートを齧っちゃってます。
↓ついに、ユズが独占しちゃいました。
途中、怒りのうなり声がするのは、私が触ってちょっかいを出したからです
「邪魔するなっ」って怒ってます(笑)
それでもなおちょっかいをかける私
そして、最後の方で、目が完全にトリップしたまま一瞬動きが止まるのがツボ
何度見ても笑ってしまいます…
ユズが独り占めしてしまったので、ひながかわいそうで、この後、ハサミで半分に切ることにしました。
切ろうとすると、ユズに何度も邪魔されましたが
半分にカットして、片方をひなに。
ところが…
急に半分になってしまったシートに、違和感を感じるのか、物足りなくなったのか、それともいいかげん飽きたのか、2匹とも急速に興味を失って、離れて行ってしまいました
良かれと思ってしたのに
(時間が経つと、匂いも薄れるみたいです)
受けるかどうか分からないので、1枚しか買ってこなかったけど、2枚買ってくればよかったのか
地元ペットショップでは、このシート見かけたこと無いような気がするんだよなぁ。
探してみるけど、見つかるかなぁ…
美観地区のお店でゲットした、猫グッズ
まずは、「倉敷の犬猫屋敷」で。
ポストカード(上下段)やメッセージカード(中段)です。
お手軽にコレクションできるので、旅先や美術館で猫モノのカードを見つけると、つい買ってしまいます
一番上の列のカードは、白い所がフワフワしています
(昔流行ったモコモコペンみたいな質感)
下段の2枚と同じ作家さんで、これまでにも色々集めてるんですが、また買っちゃった
このカード、裏も可愛いんですよっ
フワフワカードの裏のイラストです トランプしてますよ
こちらが下段のカードの裏です
洒落てるでしょう?
「猫屋敷」では、他にも可愛いものがいっぱいでどれもこれも欲しくなりますが、今回はこれで我慢。
(バッグで迷ったのがあったんだけど、白地の幌布製だったので、汚れやすくて使いづらいかな、とガマン。今使ってる幌布の猫バッグも手入れに困ってるんです。幌布って基本洗わないらしいんですが、どうしても汚れが目立つので1回洗ったら、案の定色褪せちゃった…お気に入りだからまだ使ってますけどね)
次に、大原美術館のミュージアムショップにて。
美術館の外にあるので、気軽にショップだけ見られます。
(ほとんどの美術館のミュージアムショップは、受付より手前にあるので、そこだけ見るのもOKですけどね。最近の美術館のショップは、オシャレなオリジナルグッズや輸入雑貨とか置いてあったりするのでオススメですよ)
ここで手ぬぐいを発見。
ただの手ぬぐいじゃありません
端っこが2箇所、糸で綴じてあって…
本みたいになってます
写真上に写っているちっこいカードは絵柄の見本らしく、糸をほどいて1枚に開くと、こういう手ぬぐいになりますよ、という事らしいです。
って、もったいなくて開けねーよ…
でも裏の絵柄(見本のカードの下半分らしい)も見てみたい…
母は、「開いて、またたたみ直してクリップかなんかで止めれば?」って言うんですけどね
他にも、お洒落なギャラリーやちりめん小物のお店など、新店がいっぱい
来年の干支のネズミグッズもあちこちで色々見つけました。
ということで、番外、母の戦利品
全長10cmくらいの小さな置物
しめ飾りとかもあって迷ったんですが、俵に乗ってる姿がカワイイのでこれにしてみました。郷土玩具資料館に併設?のギャラリーにて
もちろん母も独自に猫モノをゲット。
カードケース…猫屋敷にて
ガラス製の縁起物
同じくガラス製の爪やすり
↑3点はガラスとトンボ玉のお店(店名忘れました)にて
ポストカードセット
下の猫のカードと同じお店にて
最後に私の戦利品に戻って、こちら。
ちぎり絵のポストカードです
ショーウインドウに1枚飾ってあって、思わずフラフラお店の中へ。
「雄鶏書房」というお店でした。(本は売ってなくて、文房具のお店のようです。)
ほわほわはみ出した毛の感じがなんともいえません
1枚600円と、ちょっと高めだったので(同じ絵柄でも、微妙に違っていたので1枚1枚手作りなのでしょう)厳選して3枚買いました。
というわけで、この日は久しぶりの美観地区だけで結構満足してしまったのですが、当初の目的地イオンでお買い物(ほとんどウインドウショッピングですが)もして、近場ですが楽しい一日になりました。
先日、1年ぶりくらいで倉敷に行って来ました。
母が「(近場で)どこかへ行きたい」と言うので、じゃあイオンショッピングセンターでお買い物でもしようか、と思い立って行ったのですが、せっかくなので大原美術館のすぐ側にある、猫グッズ専門店「倉敷の猫屋敷」も覗きに行きました。
「倉敷の猫屋敷」も、久しぶりに行くと結構品揃えが変わっていて、色々目移り。
3匹の看板猫さん達も元気そうでした(みんな寝てたけど)
彼はいつ見てもタワーの穴にお腹が落ちてるよ…
なんか犬グッズもちょこっと混じってるなぁ、と思ったら、「倉敷の犬猫屋敷」になってました(笑)
パッケージ袋です
ついでに美観地区の倉敷川沿いも散策。
ちょうどお天気もよく、木々も紅葉していて気持ちのいい景色です。
おじさんが鯉に餌やり中
ちょっと画像が暗いけど、川船に乗る観光客も。ホントにちょうどいい季節ですねぇ
そういえば携帯のくーまん、岡山では倉敷の背景になるんでした。
くーまんの方がいい写真…
倉敷川沿いも、新しいお店が色々出来ていて結構楽しいです。
ちょこちょこ覘いているとカワイイものがいっぱいでまた目移り
かなり我慢した方だけれど、それでも猫モノばかり色々と買いまくってしまいました
な戦利品?は、また明日紹介します
『かもめ食堂』の荻上直子監督による、『めがね』がいよいよ地元で公開になりました!
小林聡美さん・もたいまさこさんも『かもめ食堂』に引き続き出演で、期待していた作品です。
めがね
春まだ浅い頃、とある海辺の町の空港に、小さなバッグ一つを手に降り立ったひとりの女。浜辺で出迎えた二人の男女に深々と一礼。
時を同じくして、同じ空港に降り立ったタエコ(小林聡美)。大きなトランクを引きずりながら、分かりにくい手描きの地図をたよりに民宿「ハマダ」に辿り着く。出迎えたのは、宿の主人ユージ(光石研)と犬のコージ(ケン)。迷わずに辿り着いたタエコに、ユージは「才能ありますよ。」と告げる。「ここにいる才能。」
ハマダには不思議な人々が集っていた。毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師のハルナ(市川実日子)、笑顔でカキ氷を振舞うサクラ(もたいまさこ)。
「…無理。」彼らのマイペースさに耐え切れなくなったタエコは、ハマダを出て、町でもうひとつの民宿「マリン・パレス」に移ろうとするが…。
一言で表すと、まったりゆるゆる~
『かもめ食堂』とどっちがいいかと言えば、まあ『かもめ食堂』です。
『かもめ食堂』の感想はこちら
『かもめ食堂』は、最初から世界が出来ていた感じ。
『めがね』では、タエコ以外の人々には世界が出来上がってるんだけど、タエコは異分子で、なじめない。
タエコがやっとなじみ始め、ヨモギ(加瀬亮)が登場するくらいまでの、前半1時間は、とにかく退屈でした。
タエコの感覚の方が普通なので、こんな所に行ったら、間違いなく私もなじめずにタエコみたいな事を言うしすると思うんです。タエコの気持ちがよく分かる。
でも、この映画に関しては、『かもめ食堂』みたいな、“ちょっと変でゆるいけどまったり”な世界が好きで(期待して)見に行ってるので、気分としては最初からそっちの側(サクラさん達)を受け入れてる感覚なわけで…
いきなりゆるくて奇妙な人々になじむのも変なんだけど、かといって、なかなかなじめなくてギクシャクしたやりとりを1時間は辛い。
「これはかなり疲れるなぁ…」と結構ガッカリしてました。
でも、タエコがなじみ始めると、やっとギクシャクしていた空気が落ち着いて、本来の“ここの世界”が動き始めました。
「そうそう、これこれ!」とゆるゆるを楽しむことができるように。
見終わったら結果的には、「いいなぁ、こんな場所、私も持ちたい」と思うような、ちょっと気分がほっこりする、いい感じになりました。
でも、賛否分かれるだろうなぁ。万人受けはしないかなー。
かなり退屈で、何が面白いか分からない、という人も多いと思います。
なんか、細かいことはよく分からないままにゆるーく終わるし、シュールなファンタジー見てたみたいな感じ。
私も、正直トータルで「良かった」と言っていいのか断言できないです…
見終わった後の気分は、確実に良かったですが。
やっぱり好きなんですよ、こういう感じ。パンフも買っちゃったし。
個人的に好きな場面やモノはいっぱい出てきました。
今回も、サクラさんの作るかき氷を筆頭に、美味しそうなごはんがいっぱい出てきます
ユージさんの分かりにくい手描きの地図がツボ(パンフにも挟まってました)
「メルシー体操」がヘン。(パンフに図解付き)
そして、『かもめ食堂』では、猫のビーちゃんがいい味出してたんですが、今回は犬のコージがたまりません
『かもめ食堂』で最後にビーちゃんがおいしいトコ持ってったみたいに、今度も最後はコージがっ
実は、ワンコがいい味で可愛かったからオールOKになっちゃったかも。
結局、「こういうの好きな人は好きかなぁ」。
という、なんだかよく分からないまとめでゴメンナサイ