水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

誰であろうと

2016年08月31日 22時21分59秒 | 詩編
 誰知らぬ  欲望を胸に秘め  人で溢れる街路をそぞろ歩くひとりの僕  汚れ知らぬ  ままの存在では居られなくて  流れ出るはずの涙も流れ出なくて  訳もなく苛立つ夜を  何度通り抜けてきただろう?  バカにされるような  行いばかりしてきたわけですが  20代も後半になり  いい加減言い訳も利かない年頃となってきたわけです  そんな僕は  きっと誰であろうと思うことを  思ったりしていて . . . 本文を読む

詩を贈るために為さねばならぬこと

2016年08月31日 22時14分28秒 | 詩編
 すべてを生む母とはなれねども  青を生誕させる唯一つの便でありたい    ありふれたメッセージの端々に  世界の振り向く気配を察知して  リズムを生命に同期させて  どうしようもない日々を彩らせたい!  弱いということを  言い訳にしてはいけない……  我ら生命は迷いながらも  決断をせねばならぬ存在    人生の山  いつか乗り越えよう  その陰から  太陽が昇ってくるような  そんな山を . . . 本文を読む