誰知らぬ
欲望を胸に秘め
人で溢れる街路をそぞろ歩くひとりの僕
汚れ知らぬ
ままの存在では居られなくて
流れ出るはずの涙も流れ出なくて
訳もなく苛立つ夜を
何度通り抜けてきただろう?
バカにされるような
行いばかりしてきたわけですが
20代も後半になり
いい加減言い訳も利かない年頃となってきたわけです
そんな僕は
きっと誰であろうと思うことを
思ったりしていて
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すべてを生む母とはなれねども
青を生誕させる唯一つの便でありたい
ありふれたメッセージの端々に
世界の振り向く気配を察知して
リズムを生命に同期させて
どうしようもない日々を彩らせたい!
弱いということを
言い訳にしてはいけない……
我ら生命は迷いながらも
決断をせねばならぬ存在
人生の山
いつか乗り越えよう
その陰から
太陽が昇ってくるような
そんな山を . . . 本文を読む