ありがとう、って言いながら
ご覧!光る青い空を
見つめ合う君のその青い目の色を
夢が出しゃばる快速電車を乗り継いで
君の目が青くなる瞬間を逃さないで
雨だって降りゃあ心浮き浮きだろ
時ノ和を
実現して
夢がひょっこり顔を出す
あの日の浜辺を駆け回る
ある晴れた安息日
暗黙の了解を
共に投げ合って
浮かれ気分で
走り回る午後
そんな青さが、僕らの証、夢 . . . 本文を読む
綺羅羅と光る
僕らの意志の破片の彩色のうちに潜む
狂気の塵芥が宙に舞う
真っ青な意志のその浮き沈みに
そっと僕ら背伸びなんかでアクセスして
夢見がちな少女の想像にtouchして!
高い空で幼気に踊りを舞っている愚かな妖精たちの出現を
心待ちにしながら
風街の夕立のなかで佇むは僕
そのとき抱く悲しみは
青く
青く
夢の破れた果てに見つけるような浜辺の幻想
ふたつの . . . 本文を読む
グニャッと
折れ曲がった東京タワーの
争いの最中の
黒い影に
ドラムの音を共鳴させてみる
夕べ悴んだ手のひらを
ウィスキーで汚して
気怠い夜の紳士たちを
真っ黒な鏡の奥へと
押し込んだ . . . 本文を読む