買い物に出かけ車を降りて、10mも歩かないうちに
「あれ、(車)締めたっけ?」
と確認に戻る。ほとんどチャンと締めてるんですけどね。
みなさんはどうです。私はほとんど毎回です。
家族にはいつも「ぼら、はじまった」とか「また、はじまった」とか云われております。
車からみんな降りた時に、すでにキーのスイッチでロックしてるんですが、そのことを数秒後には思い出せないんですよ。
「ロックしたような記憶があるけど・・・」みたいに思い出しもしません。
まったく忘れてしまってます。
でも、軽トラはキーレスエントリーではありませんので、その都度、ちゃんと閉めます。
「あれ、締めたっけ?」とはなりません。
年齢に伴う脳の劣化はあるでしょう。
単純に考えて、「便利(簡単)な程、忘れやすい」みたいですね。
今の世の中、いろんなシステム・商品が 〝忘れっぽい現象〝を助長しているんじゃないでしょうか。
今日、2つほど笑われちゃった事がありました。
その一つ。
工業高校へ業者さんと待ち合わせて見積もりに行きました。
「××△△ともうします。〇〇先生はいらっしゃいますか?」
「少々お待ち下さい。・・・・・・・・・〇〇先生は授業中です。ちょうど先ほど11時から始まってます」
「えっ、昨日お電話して11時にアポイントをとってたんですけど」
「そうなんですか」
どうゆうこと?・・・・・?
「どうしようかなぁ。場所は案内してもらわないと分からんし・・・」
と業者さんと話していたら、後ろから
「××さん」と声を掛けられました。
振り返ると、まさにその方がご本人。
「あれっ?!」
次の瞬間
「(受付の方に)あっ、間違えました。〇〇先生じゃなくて、□□先生の間違いでした。すみません」
「そうですか。ハハハ(事務所内が笑)」
わざわざ車に乗る前に名刺で確認したというのにね。
何故に〇〇と云う名前が出てきたか。
それは、直前まで図面と見積もりをしていて、製品の製造業者が〇〇金属工業だったんですよ。
□□という名前より、〇〇という名前の方が記憶として強かったんでしょうね。車に乗って降りるまでの内に□□のほうを思い出せなくなってたみたいです。
何の疑いもなく「〇〇先生いらっしゃいますか?」と言ってしまった訳です。
そして、たまたま〇〇というお名前の先生がいらっしゃったんですね。
いやぁ、授業を中断して来ていただいたら、大変なことでした。
そんなことを××△△の会社に行って話をして、皆さんと笑った後のこと。
二つ目が発生しました。
資料を送るため、事務員さんに電話番号を聞きました。
「長崎県福祉保健部って電話番号何番でしたっけ?」
「095-895-24●●です」
「はい。ありがとうございます」
電話しました。
「はい、福祉~です」
「はい、長崎ホーム・・ あっ えぇーっと すいません ××△△と申します。~~さんは、いらっしゃいますか?」
横で専務と事務員さんが笑っています。
実は「長崎ホーム~~」というのは10年ほど前に勤めていた会社なんですよ。どうやら、長崎県福祉なんとか、を気にしてたので、長崎ホーム~と出ちゃったんですね。
専務はご存じなんで「なんでまた、ずいぶん昔の会社の名前がでたんでしょうね。ハハハ」
私は2足のわらじを履いてるので会社の使い分けで間違うのはそうないんですが、まさか、10年も前の会社の名前がスルッと出てくるとは・・。自分でも笑っちゃいましたよ。
今日午前0時を回ってから映画を観始めたので、すこし睡眠不足でした。
その為、脳が少し寝ぼけていたのでしょう。
記憶というのは「忘れたのではなく」て、「思い出せない」ということなのでしょう。
記憶という整理タンスから引っ張り出すための切っ掛け(トリガー)が重要なんですね。
そのものだけでなく、何かに関連付けすると良いみたいですね。
より記憶を強くするようにする。
指差し呼称 は効かないかしら?
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