友ちゃんブログ

適当で、いい加減・・・それが理想

本郷先生と鉛筆

2012年08月26日 10時31分51秒 | O村高校

前記で思い出したので。

高校1年。私は7組の野郎組み。
教室は旧講堂内(2階)に臨時に建てられたプレハブ教室。

 

以下の話は、私自身の記憶なのか?
それとも、横で見ていた事だったのか? 
が、今となっては良くわかりません。
何となく記憶が合成されてるような気もするのです。席が教壇の前になった時の事なのは確かなのですが・・・。

先生が教室に入ってこられました。
皆がバラバラと起立。
すると、先生は「やり直し!」と仰って一旦教室の外へ出て引き戸を閉められました。

再び引き戸を開けて入室。

皆が一斉に起立。

教壇の前に立たれました。

一礼。

そして、

皆が着席。

その当時、先生が教室入り口の引き戸を開けて入室されたら、
特に号令をかけなくとも、皆一斉に立ち上がっていたような記憶があります。
いや、やっぱり日直が号令を掛けていたのかしら?
どげんやったっけ?

私の席は教壇のすぐ前ですから、先生に一番近いのですが、
その位置からは先生を見上げる形になりやや辛い位置です。
それで、下方の机か教壇の前板を見ているのが楽ですね。

 
 

いきなり先生の掌が目の前に。
私には何の事だか分りません。

「 えっ? 」と先生の顔を見上げます。

「 鉛筆 」

「あっ、はい」

と筆箱からシープペンを取り出し渡します。

「いや、鉛筆」

「あっ、あっハイ」

シャープペンではなく鉛筆と指定。
鉛筆を取り出し渡します。
先生は受け取った鉛筆の芯の研げ具合をチェック。

軽く首を縦に振り OKのサイン。

そして、おもむろに出欠確認を始められます。

出欠確認が終わると、スッと無言で鉛筆を返され授業開始です。

 

以後、本郷先生の授業の時は、教壇の直前の席の者は出欠用鉛筆準備担当です。
鉛筆の研げ具合が悪と良い顔はなさいません。
前もって家で鉛筆削りで削ってくるか、
教室でカッターで研いでおくか準備しておかなくてはなりません。

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コメント (8)
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