昨日の事、
夕食の買い物を済ませ帰宅し、
車を宅内へ入れようと、ルームミラーを見ると、
若い娘さんが猫を追い掛け回しているではないか?
どこの娘さん?かと思ったら、次女だった。
あらっ、ロッキー君がまた脱走したんだ。でも、どうして脱走できたの?
車を入れると、まだ、次女はロッキー君を追い回していた。
結局、何処かへ行っちゃったらしい。
「どうせ、寂しがり屋のロッキーやけん、帰ってくるさ」と声を掛けるも、
前面道路は交通量が多く、過去に2匹も車で死なせているので、本人は脱走させてしまったことに後悔と責任を感じている様子。
スマホで他の家族に連絡したようで、心配して長男が探しに来てくれたが、近くでは見つけることが出来なかった。
玄関の引き戸を少しだけ開けて網戸をして待つことにした。
その後も、何度か次女は外へ様子を見に降りていた。
22時半頃に降りて行ったら、庭に帰って来て居たようだ。
一緒に玄関から入って来た。
無事に帰って来て良かった良かった。
元々、階段に設置した脱走防止用の柵のロックが甘くなってしまっていることと、
娘二人はすっかり油断してしまいちゃんとロックを掛けないことがあったので、
夜中に下の階をうろうろしていることもあり、先日妻にも注意をうけていた。
私も改良しようと考えていたのである。
ホームセンターで何か良いのは無いかと物色し、あおり止めを2組買ってきた。
早速付けて見るが、やはり両方が別々なのは面倒だ。
どちらかを閉めればいいが、逆側のあおり止めを外さなければならない状態が発生する。
たとえば、誰か階段を下りて行った場合、下側のあおり止めが掛けて有って、
別の人間が続けて降りようとすると、桟の隙間から指を入れて外さないといけない。
これはどうも面倒だ。せっかくあおり止めを買ってきたが、この案は失敗だと納得する。
妻からも「夜中は結構金属音がして、ダメなんじゃない?」との指摘を受ける。
やはり現状のロックが一番良い。
欠点は大雑把なつくりの為、軸の部分は良いが、先になるほど間隔が開いてしまう。
使っているうちに甘くなって開いてしまい、片方しか受けに掛かってない場合があるのだ。
既にオスのロッキー君は頭で押すと開くことがあることを学習しており、チャンスがあれば脱走しようといつもチャレンジしているのである。
先が開かないようにするには、軸にしている部分の他に、途中に巾止めを入れれば良いじゃないか?
巾止めはとりあえずビスで代用するとして、軸から遠いほど良い。
それだと、現状は横にスライドする方式でなく、回転方式なので竪桟が邪魔をする。
ならば、回転で巾止めが当たる部分だけ切ってみようと一本切ってみた。
すると、竪桟が ぷらーん、となった。
待て待て、そうだよな。そうなるわな。
これじゃァ横桟で補強しないとダメだ、と横桟補強を入れた。
次に思った。
このロックを水平から120度ぐらい動かそうとすると折れ戸の両方の桟を数本切らないといけない。
これだと、最終的にはどうなるんだ? また、失敗に終わるんじゃないか?
改良どころか、改悪じゃないか?
ちと考えよう。
う~ん、・・・・・・・・
あっ、そうだ。これってロックが水平じゃないといけないのか?
斜めじゃだめなのか?可動範囲が90度じゃ、いや、75度ぐらいじゃだめか?
人間を止めようという訳じゃない、相手は猫だぞ、そう頑丈でなくていいだろう、どうなんだ?
試にやってみると、行けそうだった。
これなら、巾止めは軸に近いほど角度は振れるし、桟を切らずに済む。
これだと、切断は1本だけ。
あとは少し切込みを入れるだけで済んだ。
受けだったフックは、取っ手に変更。
最初に切ったのが・・・・惜しまれる・・・
ビス止めしちゃえ~。
で、最終的には
これで完成。
これだと改良したといえる。うんうん。
な~んだ、ビスを新たに使ったぐらいで、先に付いていた部品で済んだじゃないか。
あ~ぁ、あおり止め 無駄買いだったなぁ。何に使おうかしら?
まてまて、
これなら、究極は折れ戸の丁番が付いているそれぞれの竪桟だけに掛かるようにすればいい訳だよね。
でも、それはさすがに強度的に鉄板と丸鋼を溶接で作らないといけないなぁ。
まぁ、これで良いかっ!!
これでも自分じゃ工夫してると褒めてやりたいぐらいだけどね。
で、家族の反応。
「えっ、何で元に戻ったの?」
「何が変わったの?」
私「元のが一番なのさ。少ない動作で済むように改良しました」
「なるほど」
「シンプルで良いやん」
高評価を頂いた。
PS : ロッキー君何度か挑戦するも失敗に終わる。
断念した方が良いぞ。
同じことを何度も繰り返えすのは、バカだぞ。
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