夕食に出された「子持ちししゃも」を一匹食べた。
先日は2匹も食べた。
先日の2匹は久しぶりに食べたのである。
30年振り。
嫌いな訳では無かった。
24・5の頃は、居酒屋では私の定番だった。
なぜ、食べなくなったのか?
その理由ははっきり記憶にない。
多分、何処かの居酒屋でいつものごとく注文した「子持ちししゃも」の味が格別まずかったのだろう。
それ以来口にしなくなったんだと思う。
他にも最近食べれるようになったものが幾つかある。
子どもの頃は赤い部分が無くなるまで食べていたスイカ。
皆がなぜ食べないのか?と不思議がるメロン。
冬にコタツで食べるミカン。
どれも、子どもの頃は大好きだったのだが、
タバコを吸うようになった頃から食べれないようになった。
不味く感じる訳では無い、美味しいのは分かっている。
ただ後味が悪く、その後、戻しそうになるのである。
我が家では私が食べないのを知っているので誰も勧めないが、
お客様宅で出された時が悩む。
「お食べになりますか?」と聞かれると、「すみません、食べれないんですよ。実は」で交わせるのだが、
既に飲み物とセットで出された後だと、つらい。
場の雰囲気上、年に何度かは覚悟を決めて頂くことがある。
幸いこれまでは、戻したことは無かった。
40歳過ぎた頃にタバコを止めた。
それから、メロンもスイカもミカンもまた食べれるようになったような気がする。
それでも、年に数回食するだけだ。
必要に迫られて食するといった方が正しい。
今日の子持ちししゃもの味だが、
30年まえは、もっと美味しいと感じていたような気がする。
まぁ、当時とすれば味覚も変わっただろうから、そんなものなのかもしれない。
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