友ちゃんブログ

適当で、いい加減・・・それが理想

物質も生きている

2015年05月31日 17時14分29秒 | 端材・リユース

朝出した端材の長物は、どなたか車で持って行かれたようだ。

天気もいいので、看板を補修した。

 

 

赤の文字が色あせしていたので、改めて重ね書きした。

背景色の白から塗り直すときれいなんだけど、黒はしっかりしているんで、赤だけ重ね書き。

合成塗料の赤は発色は良いのだが、紫外線に弱いようで色落ちが早い。

 

 

調べてみると、次のような事が書いてあった。

 

物体が赤く見えるのは、赤以外の波長を吸収して、赤の波長を反射しているから。

エネルギーの高い青から紫の光を一生懸命吸収しているということになる。

働けば働くほど、つまり、吸収すれば吸収するほど、自分の体(分子)が壊れていく。

そして、いつの間にか見えなくなってしまう。

 

赤色に見える物体って、頑張ってるんだね。

もうちょっと深く・・・。

 

塗料の種類には、有機化合物系の「染料」と、無機化合物の「顔料」があり、

染料は水や油(どちらか片方、もしくは両方)に溶ける。

顔料は水にも油にも溶けない。

この違いは、しばしば、コーヒーと砂糖に例えられる。

コーヒーは水に溶けきれず、小さな粒子として分散した形で水に存在する。

分かりやすく言うと、「濁る」形で存在するということ。

砂糖は水に溶けた状態で存在する。

溶ける物は分解しやすく、溶けない物は分解しにくい。

 

分解後の生成物が無色になる物質なら次第に退色して色が消える。

 

 

そうなんだ。

染料と顔料の違いもやっと分かった。

 

 

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端材209

2015年05月31日 12時03分29秒 | 端材・リユース

 

長めの端材(残材)を出した。

 

今回は某学校内のトイレタイル貼り替え工事で剥ぎ取ったタイルの内10枚を試に出した。

このタイル壁に施工が悪かったようであちこちで壁から浮いていた。

いざ、剥ぎだすと、いとも簡単にパラパラと外れるのだ。

左官さんの話では、昔はボンドの乾きを遅らすために何とか(忘れた)という品を混ぜている業者も居たらしく、

ここがその業者さんが施工したなら、おおよそそれが原因かもしれないと言っていた。

 

では、ボンドの乾きを遅らすのはなぜ?

学校のトイレのタイルは、貼る面積が多い。

専用のボンドは乾きが早いため、ちまちま、ボンドを練っては塗り、タイルを貼る。という作業を繰り返さなければならない。

そこで、ボンドの乾きを遅らせるように何とかを混ぜて練り、一度に広い面積へ塗って、タイルを貼ってしまおう!という訳だ。

手間を抜いたわけなので「手抜き工事」になる。

が、一概に業者(職人)さん達を責めることは出来ない。

十分な工期が取れなかったり、請負金額が少なくてそうせざるを得なかった、という事もある。

とは言え、過去にも何回か貼り替えをしている。その都度タイルの色が微妙に違うので分かる。

やっぱり手抜き工事だね。

 

普通だとタイルの裏面にボンドがしっかり付いているので、綺麗には取れない。

このタイルはほとんどボンドが付いてないので裏面も綺麗。目地モルタルをスケラで取れば、まるで新品のようなのだ。

「トイレの壁に張ってあったタイル」と聞くと、手が出ないかもしれないが・・・。

 

きれいですから、お持ち帰りください。

タイルは未だ在庫がございます。

 

 

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