肉球スタンプと同じ現場です。
工事内容の一部をご紹介します。
改修前の表札とポスト。
同じ団地内ご近所に同姓のお宅があるので時々間違って配達があるそうです。
そこで、
新しい表札には番地を入れたい。ついでにポストも取替よう!という事になりました。
仕事の順からいくと
①表札の取り外しと旧ポスト取り外し・穴埋めは左官さん。
元の埋め込み表札はご両親の形見として大事に取り外して欲しいとのご要望でした。
②ブロック塀の塗り替えは塗装屋さん。
お客様の希望をお伺いし色サンプル帳を元に塗装屋さんが決めてくれました。
ご希望にピッタリの仕上がりで大変満足しておられます。良かったです。
③花壇のレンガ積みは元請けの造園屋さん。
④花壇のお花はお客様が購入。
⑤表札とポストはお客様がネット注文。取り付けは私と次男で。
表札にも猫が入ってますね。
さて、今度は裏です。
敷地の一部を使って贅沢なスペースですね。
まぁ、この団地は元々高級住宅街で売り出してましたからね。
ご両親が建売だったのこご購入されたそうです。
お隣同士他2軒も同じコーナーがありますので、
そちらも建売だったようです。
座板が朽ちて無くなったベンチです。
ここも座れるようにしたい!とのご要望です。
素材を何にするか?
無垢材? 人工木材?
メンテナンスフリーなのは人工木材ですね。
ただ、
左官さんから人工木材は夏はやはり焼けて熱くて座れないですよ、とのアドバイスを受けました。
しかし、そんな時間帯に日傘をさして座るのか!?ですよね。
お客様にはその点もご説明したうえで、色の変化も含め無垢材で作ることをお薦めしご納得いただきました。
こちらはお隣のベンチです。
どうやらこの鉄のプレートで固定していたようです。
これに代わるものをステンレス屋さんに作ってもらいました。
材料は桧にしました。
45×60×3mの値段を確認したところ、
1面上小だと1等品の2倍、3面上小だと1等品の3倍の値段です。
結局一等品にしました。
一等だと節が問題になりますが、
生節(いきぶし)や流節(ながれぶし)は「味」として使い、
死節(しにぶし)や抜節(ぬけぶし)のある所は見えないように使います。
荒材で届いた桧を次男に自動カンナで削ってもらい、
オスモカラー外装用クリアープラス つや消しを2回塗りました。
加工・組み立ては次男が担当です。
苦戦しましたよ。
まず、
焼き物なので寸法が一定していない(1~2mm差がある)。
もうすこし甘く(薄く)加工すればよかったです。
そして、
何故か角度(矩:かね=90度)が合わない??
良く見ると、そんなに大きなずれではないのですが、焼き物の足が平行四辺形に設置してありました。
次男と2人「そりゃ、合わんわ!」
ちょっと固めだったんで、全然動きません。
わざわざ作ったステンレスのプレートは必要ないくらいでした。
背景(レンガ土間と塀)も洗浄と塗装できれいになってます。
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