延べ4日掛けて伊予柑の収穫を終えました。
初日は妻の応援を受け、後は一人でボチボチと。
既にひと箱分は妻のお友達と私のお客様にあげちゃいましたので、
全部で38箱分です。
ひと箱50個平均として1900個になりますね。頑張りました。
ただ、今回試しに納屋裏の2本の内、1本についている実を残してます。
一般的には収穫してひと月ほど保管して追熟させることにより、
酸味が弱くなり甘みが増します。
厳密には甘みが増すというより、甘み自体は変わらず、
酸味が弱くなることにより甘く感じるということらしいです。
1月下旬位までこのままにしときます。
樹上で完熟度があがるのか?
酸味はどうなるのか?
甘さはどうなるのか?
左程、変化は分からないのか?
試しです。
さて、この2~3年はこの後、
ある伊予柑農家の方がやっておられるように、
ひとつひとつをビニール袋に入れてクルッと廻して口を塞いで保管していました。
これがまた、大変な作業です。
いろいろ伊予柑の保管方法を調べると、「風通しの良いところ」とあります。
「冷蔵庫で保管する場合は、新聞紙で包んだり、ビニール袋に入れて乾燥を塞ぎます」
とあります。
もしかすると、ある伊予柑農家さんは追熟を専用の冷蔵庫で行うため、
乾燥防止としてビニール袋に入れていたのかもしれません。
そういえば、元ここの納屋にあったみかんの保管庫は、
土間にU字溝が何列かあり、西側には換気扇、東側の入り口ドアには吸気口がありましたね。
U字溝の上にみかんを詰めたコンテナを積み上げて保管していたらしいです。
つまり、強制的に通気を取っていたみたいです。
一つ一つを袋に入れる利点もう一つあります。
腐ったみかんを個別に管理できること。
追熟中に毎日、全部を確認できませんので、腐りが他に広がらないのは良いんですよね。
ただ、今期の伊予柑はすぐにでも食べれるぐらいの酸味ですので、
仲間やお客様に早めにお配りして、なるべく袋詰めせずに済むようにします。
これから先の事も考えて、労力(手間)を減らします。
今期のは、今までみたいに「放ったら果樹」の伊予柑ではありません。
少しだけ、剪定をしてみて、摘果してみました。
しかし、無農薬です。
皮もマーマレードにできますよ。
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