先のブログで、白南京と思われる煎茶茶碗を紹介しました。
今回は、瑠璃南京の煎茶碗5客です。
古い桐箱に入っています。
煎茶美術館と書かれた布に包まれています。
5客とも、無疵です。
白抜きで文字が書かれています。
径 5.5㎝x高 2.6㎝
高台内には、「大明成化年製」の記銘があります。
光にかざしてみると、白抜きで書かれた文字がかすかに透けて見えます。やはり、明末くらいの南京手ですね。
煎茶美術館を調べてみましたが、ありそうでありません。
どこかの数寄者が、プライベートに美術館を造って楽しんでいたのかもしれません。それが廃館となって、所蔵品がドッと売りに出されたのでしょう。
とても他人事とは思えません(^^;)