コロナ禍のおかげで、普段は取りかかる気がしないことでも、やってみようかという気がおこる場合があります。
その一つが、花道具の整理です。
私のガラクタではありません(^^;
祖父の品です。私が小さい頃に亡くなって、その後70年間、ずっとほうってありました。
花を本格的にいける者は誰もいないので、何だか訳ありそうでなさそうな物が山のように残って・・・・それをかき分けながら、ほんの少しだけ整理をしました。
幅 28.4㎝、高 37.5㎝、重 4.6㎏。
銅版が貼ってあり、中に木製の花止めが入っているので、これは間違いなく花器ですね。
あらためて見てみると、
なかなかの造形美。
割れもダイナミック。
表面は意外になめらかです。
所々に瘤も。
底を見ると、中は空洞です。
どうやら、素材は竹のようです。
切り口を見ると、年輪は無く、ボツボツと小穴があいています。
やはり、竹ですね。
ものすごく大きな竹です。
この部分で、5㎝以上の厚さがあります。
相当枯れているのに、重いはずですね。
もうひと踏ん張りして、この花器に冬の花でも入れてみましょうか・・・でも、ちょっと自信が(^.^)