遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

スモモの加工をいろいろやってみた

2022年07月01日 | ものぐさ有機農業

先のブログで、スモモがとれ始めたことを報告しました。その後、雨が少なかったので、水っぽくなることもなく、予想通り大量の収穫となりました。トータルで、バケツ6杯強です(^.^)

必至であちこち配りまくり、4杯がなくなりました。それでも、自家消費せねばならない分が、バケツ2杯にもなりました。これを何とかしなければ(^^;

ということで、スモモの保存加工をいくつかやってみました。

1)乾燥スモモA(そのまま天日干し)

2)乾燥スモモB(炊飯ジャーで保温後、天日干し)

3)スモモジャム

ありあまるスモモを1kg強ずつ、用意。 

1)乾燥スモモA(そのまま天日干し)

そのままだと乾燥に大変時間がかかるので、包丁で切れ目を入れ、開いた物を干しました。この作業がかなり大変でした。

乾燥3日目。

乾燥5日目。

猛暑でしたから、5日の乾燥で切りあげました。

 

菓子鉢一杯分の乾燥スモモができました。

 

2)乾燥スモモB(炊飯ジャーで保温後、天日干し)

この方法は、乾燥プルーンの作り方として、ネットではよく出てきます。

1kgのスモモに(切れ目も入れない)200gの砂糖を加え、炊飯器に入れ保温にセット。

10時間後開けてみると、スモモエキスの海にスモモが浮かんでいます(^.^)

これを網で漉して、エキスとスモモに分けます。

エキスはそのまま保存、スモモは天日干しにします。

庖丁をいれるまでもなく、皮にはヒビが入っています。皮も柔らかくなっていて、このまま丸ごと干せます。

5日間干して、終了。

 

この方法で得られた乾燥スモモB(右)とそのまま干した乾燥スモモA(左)です。

好みにもよりますが、右の方が柔らかくて食べやすい。左の乾燥スモモAは、乾燥時間を短くすれば食べやすいのでしょうが、切り方が不揃いなので乾燥程度も粒によってマチマチ。カビが心配です。その点、乾燥スモモBの方は、ほぼ均一の仕上がりでした。

同じ乾燥スモモですが、手間もAの方がかかりました(包丁の使い方がおぼつかない(^^;   なので、両者を比較して、乾燥スモモBに軍配があがりました(^.^)

3)スモモジャム

ジャムはいつも作っているので、我流でテキトーにやってみました。

スモモは水分が多いので、水は使わず、適当量の砂糖をふりまいて1時間置きます。念のため、スモモには包丁で切れ目を入れました。

大量のエキスが出てきました。これにレモン汁を加えて、

アクをとりながら煮ます。

百均の餅網上でゴシゴシやり、種取り。

あとは好みの甘さと堅さに煮つめます。

フツ―にできました(^.^)

連日の酷暑。

スモモエキスとスモモジャムで、しばし一服の涼(^.^)

コメント (6)
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