この面も出自不明です。全体の様子から南方系と考えました。
幅 12.4㎝x 長 27.5㎝ x 奥 8.1㎝。重 680g。産地不明(南洋諸島?)。20世紀。
裏側に彫りが無いので、面とは言えないかもしれません。かといって、像でもない。
大きな目と鼻、口。愛嬌のある顔です。
この素っ頓狂な木彫りは、どこかで見たような・・・・けれども、どれだけ図録を繰っても出てきません。
マンガに登場したキャラクター?
それとも、いわゆるデジャブでしょうか?
憎めない表情から、「のんきな父さん」と名付けました。
分厚い板を彫っています。横はそのまま。
顔は、良く彫られています。滑らかに処理した後、黒漆のようなものを塗ってあります。
口の中も、なぜか、きれいに磨かれています。
チョコンと立ちます。
何か言いたそう。
なになに・・トイレ美術館の方がいい!?
そんなわけで、ここに納まりました。
今回のものはぱっとみトーテムポールのミニ版みたいだだと思いました。(^^)
地域が違うので全然関係ないとは思いますが。
被らないとしたら飾るとかしたんですかね??宗教的な要素よりは芸術的な側面もありますよね。
彫刻は南の島という雰囲気がでていておおらかな感じでおもしろいですね。(^^)
トーテムポールは、北米だけでなく、世界各地にあるので、アジアやと太平洋諸島なら、こんな風貌も有りでしょう。
もう少し調べてみます。
何となく、憎めない表情ですね(^_^)
きちんと彫った後に表面を滑らかに処理し、その後、黒漆のようなものを塗ったり、また、口の中をちゃんと磨いたりと、子供が作ったよのなものではないですよね。
何のために、どのような目的で作られたのか、興味が湧きますね(^-^*)
というのも、今の我々にとって、あまり違和感のない顔をしているからです。
ですから、どこかで見たような気がするし、親しみもわきます。
しかも、国、地域によらない普遍性をもっているように思います。
ポポさんがおっしゃってるように、トーテムポールの一部かも知れません。