今日は桃の節句。
ちなんだガラスがないかと捜したところ、この品が見つかりました。
雛飾りのガラス徳利です(だと思います(^^;)。
高 18.9cm、径 10.0cm。大正~戦前。
かわいらしい絵付けがしてあります。
ペイントかエナメルかはわかりません。
花に鴛。
摺り合わせの栓の中に、大きな気泡が一個。
本体の底にも、小さな気泡の中に大きなのが一個。
底は、ポンテ跡を研磨してあります。吹きガラスですね。
おそらく、1対だったのでしょう。
離れ徳利ではありますが、雛飾りにしては大振りです。
白酒をいれて、桃の花を眺めながら徳利を傾けるのも一興。
下戸の私には無縁ですが(^^;
これは可愛らしいですね。
でも、結構、大きいようですね。1本あれば、白酒は十分に味わえるようですね(^-^*)
ワインなどを入れても洒落ていますね。
いずれにしても、私には無用の長物(^^;
もっと楽しくなるでしょうねぇー。
焼き物彫り物を作る過程を知らないと、本当の味わいはできない気がします。
!Σ(×_×;)!
吹きガラスでは、吹き竿の先にガラス種をつけ、口で吹いて膨らませた後、膨らんだガラスの先を別の竿(ポンテ竿)に付け、吹き竿部分は切って離します。ポンテ竿のガラス先端部を広げ、整え、器の口縁に仕上げていくわけです。形が仕上がったら、ポンテにくっついた部分を切り、器をポンテ竿から外して完成です。竿についていた部分が器の底になります。
切り落とした時にできる底中央の丸い傷跡がポンテ跡とよばれるものです。一見、傷のように見えますが、吹きガラス(手仕事)の証しです。
言葉の説明ではわかり難いと思います。私もずっと理解できませんでした。絵で見るとよくわかります(^.^)
こんばんは
いつも いいね!を
ありがとうございます。
いつも素敵なガラスの芸術を
拝見させて頂き
よくこんな素敵なものが
人の手で と感心しています。
私の拙いブログを
ご覧いただき
ありがとうございます。
私の方こそ、信じられないような鉛筆画に、いつも驚嘆しています。
考えてみれば、工芸品も人があみだした手仕事ですから、絵画と通ずるものがありますね。
私は、品物の商品価値よりも、作り手残した痕跡に惹かれます。でつい、あーでもない、こーでもないと、くどくどとした講釈を並べてしまいます(^^;