2018年9月23日(日)ー24日(月)
越後三山の一つ、中ノ岳へ。
越後三山とは、百名山で有名な、「越後駒ケ岳」と二百名山である「中ノ岳」「荒沢岳」。
今回は、越後三山の最高峰である中ノ岳へ。
どうせなら十字峡から中ノ岳~丹後山~十字峡と周回しましょう。
十字峡登山センター近くの駐車場に車を停め、
7:45 十字峡登山口からスタート。
しょっぱなから狭い急な階段。
重たいザックに、まだ体が慣れてない為なのか、後ろにそっくり返りそうだ。
急な階段が終わると、歩きやすくなったけど、この優しい登山道も束の間。
再び急坂、こしひかりで有名な魚沼の山だけあって、粘土質で滑りやすい。
2合目手前で、先行していた若者2人が早くも戻って来た。
聞いてみると、2合目先でスズメ蜂に刺されたって。
対して痛そうな顔もしていなかったので「痛くないの?」って、聞いてみると、
「一瞬チクって刺されただけなのに、今 すっげぇ~痛いです。 」って、そりゃそうだよね。
岩場をよじ登ったり急登があったりしながら2合目へ
スズメ蜂は居なかったけど、蛇がはっていた
十字峡のダムが見える
これから登る中ノ岳かな?
季節がら沢山のきのこが生えていたけど、見栄えの良いきのこを写してみました。
登山道を塞ぐ倒木、この倒木を跨ぐのはかなり厄介だった。
重たいザックを担ぎ、やっと4合目まで登ってきた。
既に急登続きでヘロヘロ、クタクタなのに、ここから5合目である日向山までは、試練の連続。
この4合目は魔の4合目となった。
段差は大きく片足上げて、1.2のさぁ~んで踏ん張って登ろうとしても、疲れ過ぎて体が上がらない。
もう一度、1.2のさぁ~んで、体とザックを踏ん張って上げ様とするが気力がない、
そしてもう一度・・・、おいっしょ! はぁ~。
またまた段差だ、今度は木に手をつけて登ろうとして「ふと」木を見ると、
きのこが沢山へばりついてた。
「おいっしょ!」 と登り
「はぁ~」と一息
何度も何度も立ち休みしながら、歩かなければ、登らなければ前には進まないぞと、
心の中で叫び、「あぁ~、バイオニック・ジェミーになりたい!」
ホントに辛い辛い登りで疲労困憊過ぎて、
今ここで熊と遭遇しても驚く気力も、怖がる気力もなく、どうにでもしてくれ状態だった。
やっと、5合目 日向山山頂に辿りついてほっとしたが、
先を見ると目的の山「中ノ岳」が聳える。
「はぁ~、まだあんなにあるの?」 心が折れそうになる。
休憩しているとスズメ蜂が纏わりつき、ゆっくり休憩もして居られない。
4合目から5合目が一番きつかった。
5合目から一旦下ると、ホットするような地塘
6合目を過ぎると、下山してくる人 数名とすれ違い、
後ろを見ると日向山の眺め。
7合目
5合目から、マップタイムがあまくなってきたので、気分的に楽になった。
山肌の紅葉も始まり
翌日に歩く山々の稜線と、
後ろを振り返ると、日向山から歩いて来た稜線の眺め、
ここまで遥々来たものだ。
中ノ岳山頂
8合目を過ぎ、9合目段の池分岐
翌日は、この分岐から小兎・兎岳・丹後山へと行く。
段の池からは、越後三山の一つ二百名山の「荒沢岳」。
ここの山も厳しそうだ。
八海山 八つの峰も見える
山肌の彩りも良くなり
苦行から少し解放されて来た。
そして最後の急登を4足歩行で登ってゆくと、
二百名山「中ノ岳」山頂。
ホッ!
山頂から10分程の場所にある、中ノ岳避難小屋。
中は綺麗で、1階と2階に分かれていた。
中に入ってみると、1階は混んでいたので2階へ。
2階も混んでいたけど、スペースを空けてもらい寝床の用意。
私の隣の3人のグループの方、ガイドとポーター付で十字峡から登ってきたと、
見ていると、夕食・朝食・デザート・飲み物の用意と至れり尽くせり。
ポーターも居るから、マット・シュラフまで自分では持たない。
はぁ~、凄いな。
重たい荷物を担ぎ体をはって登るか、お金を使って登るかの違いか。
そして反対側の年配の方は、1.8Lのワインを担いで越後駒ヶ岳から登ってきたと。
翌日は、八海山へ縦走するって。
1.8Lを担いで縦走するこの方も凄い。
色々な登り方があって面白いね。
お休みなさい。
7月に中ノ岳を逆コースで行きましたが
やっぱり、スズメバチが気になって参り
ました。ドナルドさんの登りコースを
下山路にとったのですが、途中、足を
くじいて泣きっ面にハチでした。
下山後、山中で蜂に刺されてアナフィラ
キシーショックになったら敵わないので
ハチ毒検査をしました。幸い陰性でしたが
蜂には刺されたくありませんね。
台風の影響で、雨が強くなってきました。
スズメ蜂、怖かったです。
山中で蜂に刺されたらたまらないです。
私も、検査しようと思いました。
怪我も大変でしたね。
下山路にしたコースの途中で、くじいてしまったとは、
下山するのに難儀だったでしょう。
でも、無事に下山でき良かったですね。