ここあコテージ

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バラの2番花が少しずつ咲いて

2012-08-08 11:21:08 | バラ
昨日は23℃前後、今日も25℃前後。
真夏の小休止と言った感じかな。
過ごしやすくて助かります。


そんな中、ようやくつぼみが開いてきたバラたち。
真夏に美しく咲くのは、かなり難しいのですよ。










ヨハネ・パウロⅡ世。
香りがフルーティーです。


白バラそのものは、少し傷むとすぐに黄ばんだり、
病気が付くとやはり茶っぽくなったり
だから、こんな風に真っ白に咲いてくれるのは一部。
選んで写真を撮りました。







ジュリアは本来、まず剣弁状に咲くのに、
咲いた途端に平型に咲いて・・・
きっとこの暑さで、花自体が小さくて、
充実できないまま咲いたということでしょう。

でも、これはこれできれいです。




ノイバラのヒップ(実)です。
これは食べられませんよ。
お茶にするのは別の品種。






これはザ・ダークレディー。
これも少し小さめの花になりました。
香りはいいです。






今日の収穫



黄色と赤のフルーツトマトは、
少し窓ぎわにおいて完熟させると、
かなり甘くなります


相変わらず我が家の食卓は畑の夏野菜ばかり。

きのうはナスの辛子漬け、
コーンとピーマンとキャベツ(これは市販)のソテー。
トマト(生食)。
そして厚い豚肉の塩こうじ漬け焼き(うまかったよ~


ついでにトウモロコシと頂いたニンジンで、
冷凍のミックスベジタブルにしました。
これは大いに助かります!








こんな本?というか聖書が手に入りました。
「ガリラヤのイェシュー」

ご存じ「ケセン語訳聖書」。
と言っても、新約の福音書のみ。

著者はカトリックの信徒で、医師の山浦玄嗣さん。
NHKでも放送されました。

この本を著した理由として、
民衆にわかりやすく福音を伝えたイエス様のように、
人々、特に気仙沼地方の方々にわかりやすい言語で
伝えたいという思いがあっての事と聞きました。


聖書の内容自体が初心者には
確かに難しい面もあるのは事実です。

そして地元の人々の感覚に合うように
方言を使っているという事も理解できる。


説明文は文語調、
会話部分がケセン訳ほか津軽弁まで入り、
ガリラヤ地方以外の人々のことばとして用いている
ユニークな面があります。


たとえばヨハネ3の16

「一人息子を与えたほどに神様は
この世を大事にしなさった。

これはすべてこの和子(わこ)に
その身も心も委ねる者が
誰も滅びぬようにして、

いつでも明るく活き活きと
生きる力を与えるためだ。」

(新改訳だと

「神は実にそのひとり子を
お与えになったほどに世を愛された。
それは御子を信じる者が一人として
滅びることなく、永遠のいのちを
持つためである。」)

私的には「永遠のいのち」を
「活き活きと生きる力」と
訳しているのは少し違うかな?
と思わぬわけでもないが・・・。


会話部分となるとおかしいのです


イェシューさまはその者たちに、ニッコリ笑って言いなさった。

「歩べ(あべ・一緒に来いよ)、わがっから(わかるから)。」

(中略)

「俺等(おらどぁ)は、メシアさまに会ったぞ!」・・・・


こんな雰囲気なんです。
読むと思わず笑ってしまいます。
(誤解のなきよう、馬鹿にしているのでなく、
のどかでいい雰囲気だと思ってね。)


つまりイエス様御自身にも土地のことばを話させていて、
民衆も土地のことばを自由に話す、
日常をそのまま描写しているんですよね。


文語調に慣れるのが時間がかかることや、
これを使ってはディボーションには無理かも・・と思うし、
一つの文学として、読書対象として読むのには
おもしろいと思いました。

こんな聖書なら、どう思われます?


実はこの印刷会社もこの度の震災で被災していました。
残っていたものがこうして発売に至ったということです。

震災を語り継ぐ物としては、
とても貴重な本になりましたよね。


まだ少ししか呼んでいないので、
そのうち津軽弁に出くわしたら
また紹介しましょうね。


ここあでした。