昨日は、教会の祈祷会を終えたあと、
弘前で行われる脱原発の集会に
家族で行く予定でした。
ところが、さて、これから出発・・・・
という時間になったら、
一人のご老人がいきなり(ホントに!)教会に入ってこられ、
「仕事を探して、青森市から黒石市まで来た」
とのこと。
その方、かなりお酒を飲んでおられ、
ご自分では「1滴も飲んでない」と
宣言していましたが、
フラフラの歩き方でした。
どうやらこの方は、仕事を探しに来られたのではなく、
宿泊場とお金が必要だったようです。
生活保護を頂いていても、
すぐにお酒を飲んで、お金を失ってしまうようです。
ご本人がそのように説明しました。
後でわかった事ですが、
この方は数日前から、弘前の駅で寝泊まりして、
以前にもほかの都市で同じような行動をして、
警察のお世話になっていたようです。
今回も青森でお金を失ったので、
よその市に来て、あちこち歩き回っていた・・・・
このおじさん、結構明るい人で、
時々大声で歌って、ご近所に迷惑かけてました。
この方、昔は大都市で板前さんだったらしく、
時々ことばが津軽弁でなくなるのは、
そのせいだろうと感じました。
で、そのおじさんに数時間つきあい、
最後には、おじさんの願いであった
近所のお寺に案内するも、
どこのお寺さんも宿泊は無理と断られ、
結局、本人希望で警察にお世話になって、
警察車両で青森市まで送ってもらい、
青森市役所の福祉課の方に
事情を話して託すことになりました。
・・・というわけで、
おじさんが帰った後は、
すでに弘前の集会もとっくに始まっていて、
これから行くのも、時間がかかるので無理
という判断をして、
結局帰宅してしまいました。
あの方は無事に青森市へ帰っただろうけれど、
問題はこれからの生活だよな・・・
と思いながら。
こんな人こそ福音が必要なんだけど・・・・
アル中患者のための施設は北海道にはありました。
それもクリスチャンの経営で。
大変なご苦労をされています。
青森にはあるんでしょうかね?
そのような更正施設が。
教会は実に様々な方が「急に」訪れることが
よくあるんです。
ここしばらくは、酔っ払いのおじさんがくることは
ありませんでしたが。
北海道で牧会しいていた時、
青年でしたが、やはり事情のある方で、
この方も障害者年金などをもらっていたようですが、
日々の食事にも事欠いていた方が来ました。
当時、私たちはこういうことに慣れていなかった事もあり
その方があまりに不憫で、
お金を少しと、ご飯を少し(時間が時間で、夕食が
ほとんど残ってなくて)を差し上げたんです。
後で知ったのは、その方は何か困ったことがあると、
いろんな教会を尋ねては、ご飯やお金を頂いて・・・
という生活だったらしいです。
本当はその方に必要なのは、
食べ物とお金よりも、
もっと心の奥底に必要なものだったのに。
それから数ヶ月後に、
その方が孤独死されていたという情報が
もたらされました。
そのことをきのう思い出していました。
きのうのおじさん、
「青森市に教会がある?・・・
知らないなあ・・・」
と言いました。
でも、良く聞くと、その方の近所には
比較的大きな教会がちゃんとあるんです。
大きな教会だから目立つんです。
でも、そのおじさんには見えませんでした。
見ようとはしなかったのかも知れない。
いや、教会の方でもそういう方を
見ようとしなかったのかもしれないし。
それは私たちにも言えることだと思うし。
でも、そんな人たちって氷山の一角でしか
ないのだろうと思うと、
またまた心が重くなるのでした。
そんな気持ちを抱えながらいると、
ぴ~ひゃらら~
と聞こえてきたのは、
浪岡の町内のねぶた囃子。
青森と弘前のねぶた祭りが終わる頃、
私たちの町内のねぶたが通ります。
たった1台。
実はこのねぶた、娘の母校の高校が製作したもの。
毎年そこの高校から買い取って、横に自分たちの
町内の名前に張り替えて運行させています。
町内の子どもたちが山車をひっぱり、
大人たちが笛や太鼓を演奏しています。
うしろ。送り絵と言います。
娘の母校のねぶたはいつも「人形型」なのです。
作りやすいんだそうですよ。扇よりも。
娘も高校のとき、夜の遅くまで作っていたのを
懐かしく思い出します。
進学校なので、勉強以外に
余計な時間を費やせず、
たったの1週間くらいで全部こなして、
弘前の町中を3日間運行します。
どしゃぶりの中を運行した年もありましたね。
そんな苦労したねぶたを、ここの町内で買っています。
give and take的なんです。
お互いに利益があるから。
おもしろいのは、去年までここの町内のお囃子は
弘前のお囃子だったのに、きのうは青森市のお囃子。
かけ声は、「ラッセラー」なんですよ。
青森市は「ラッセラー」、弘前は「ヤーヤドー」、
黒石は「ヤーレ、ヤーレヤー」、
青森と弘前の中間の浪岡は「ラッセラー」。
おもしろいなと思いました。
時代と共にねぶたも変化していくのでしょうね。
今朝、残っていたとうもろこしを
フライパンで焼いて、しょうゆとバターで
味付けしました。おいしい~!
何も網や炭火でなくても、
フライパンでも焼きトウモロコシはできますよ!!
お試しあれ。
ここあでした。
弘前で行われる脱原発の集会に
家族で行く予定でした。
ところが、さて、これから出発・・・・
という時間になったら、
一人のご老人がいきなり(ホントに!)教会に入ってこられ、
「仕事を探して、青森市から黒石市まで来た」
とのこと。
その方、かなりお酒を飲んでおられ、
ご自分では「1滴も飲んでない」と
宣言していましたが、
フラフラの歩き方でした。
どうやらこの方は、仕事を探しに来られたのではなく、
宿泊場とお金が必要だったようです。
生活保護を頂いていても、
すぐにお酒を飲んで、お金を失ってしまうようです。
ご本人がそのように説明しました。
後でわかった事ですが、
この方は数日前から、弘前の駅で寝泊まりして、
以前にもほかの都市で同じような行動をして、
警察のお世話になっていたようです。
今回も青森でお金を失ったので、
よその市に来て、あちこち歩き回っていた・・・・
このおじさん、結構明るい人で、
時々大声で歌って、ご近所に迷惑かけてました。
この方、昔は大都市で板前さんだったらしく、
時々ことばが津軽弁でなくなるのは、
そのせいだろうと感じました。
で、そのおじさんに数時間つきあい、
最後には、おじさんの願いであった
近所のお寺に案内するも、
どこのお寺さんも宿泊は無理と断られ、
結局、本人希望で警察にお世話になって、
警察車両で青森市まで送ってもらい、
青森市役所の福祉課の方に
事情を話して託すことになりました。
・・・というわけで、
おじさんが帰った後は、
すでに弘前の集会もとっくに始まっていて、
これから行くのも、時間がかかるので無理
という判断をして、
結局帰宅してしまいました。
あの方は無事に青森市へ帰っただろうけれど、
問題はこれからの生活だよな・・・
と思いながら。
こんな人こそ福音が必要なんだけど・・・・
アル中患者のための施設は北海道にはありました。
それもクリスチャンの経営で。
大変なご苦労をされています。
青森にはあるんでしょうかね?
そのような更正施設が。
教会は実に様々な方が「急に」訪れることが
よくあるんです。
ここしばらくは、酔っ払いのおじさんがくることは
ありませんでしたが。
北海道で牧会しいていた時、
青年でしたが、やはり事情のある方で、
この方も障害者年金などをもらっていたようですが、
日々の食事にも事欠いていた方が来ました。
当時、私たちはこういうことに慣れていなかった事もあり
その方があまりに不憫で、
お金を少しと、ご飯を少し(時間が時間で、夕食が
ほとんど残ってなくて)を差し上げたんです。
後で知ったのは、その方は何か困ったことがあると、
いろんな教会を尋ねては、ご飯やお金を頂いて・・・
という生活だったらしいです。
本当はその方に必要なのは、
食べ物とお金よりも、
もっと心の奥底に必要なものだったのに。
それから数ヶ月後に、
その方が孤独死されていたという情報が
もたらされました。
そのことをきのう思い出していました。
きのうのおじさん、
「青森市に教会がある?・・・
知らないなあ・・・」
と言いました。
でも、良く聞くと、その方の近所には
比較的大きな教会がちゃんとあるんです。
大きな教会だから目立つんです。
でも、そのおじさんには見えませんでした。
見ようとはしなかったのかも知れない。
いや、教会の方でもそういう方を
見ようとしなかったのかもしれないし。
それは私たちにも言えることだと思うし。
でも、そんな人たちって氷山の一角でしか
ないのだろうと思うと、
またまた心が重くなるのでした。
そんな気持ちを抱えながらいると、
ぴ~ひゃらら~
と聞こえてきたのは、
浪岡の町内のねぶた囃子。
青森と弘前のねぶた祭りが終わる頃、
私たちの町内のねぶたが通ります。
たった1台。
実はこのねぶた、娘の母校の高校が製作したもの。
毎年そこの高校から買い取って、横に自分たちの
町内の名前に張り替えて運行させています。
町内の子どもたちが山車をひっぱり、
大人たちが笛や太鼓を演奏しています。
うしろ。送り絵と言います。
娘の母校のねぶたはいつも「人形型」なのです。
作りやすいんだそうですよ。扇よりも。
娘も高校のとき、夜の遅くまで作っていたのを
懐かしく思い出します。
進学校なので、勉強以外に
余計な時間を費やせず、
たったの1週間くらいで全部こなして、
弘前の町中を3日間運行します。
どしゃぶりの中を運行した年もありましたね。
そんな苦労したねぶたを、ここの町内で買っています。
give and take的なんです。
お互いに利益があるから。
おもしろいのは、去年までここの町内のお囃子は
弘前のお囃子だったのに、きのうは青森市のお囃子。
かけ声は、「ラッセラー」なんですよ。
青森市は「ラッセラー」、弘前は「ヤーヤドー」、
黒石は「ヤーレ、ヤーレヤー」、
青森と弘前の中間の浪岡は「ラッセラー」。
おもしろいなと思いました。
時代と共にねぶたも変化していくのでしょうね。
今朝、残っていたとうもろこしを
フライパンで焼いて、しょうゆとバターで
味付けしました。おいしい~!
何も網や炭火でなくても、
フライパンでも焼きトウモロコシはできますよ!!
お試しあれ。
ここあでした。