ここあコテージ

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「自然農法」じゃなく「自然な」農法

2012-09-06 10:43:10 | 
今日は朝から曇り

南風が涼しく吹いています。

昨日は教会での祈祷会に新しいメンバーが
加えられたり、
東の涼しい風が吹いて、
とても集中しやすくて
良い時間になりました。

感謝!!


ここ数日、雨が降って、
ようやく真夏日から解放されました。
嬉しい限り。

(でも、それだからと言って
真夏日がもう来ない・・・などとは
言えないのが今年の残暑の厳しさ。



ススキはどこも花盛り。
空には赤とんぼ。


田んぼには稲の実り。


(鰺ヶ沢の稲ですが)


実るほど 頭を垂れる 稲穂かな


いつも稲を眺めると口から出てくる俳句。
作者不詳らしいですね。

でも、うまいこと言ってますよね。


高人格者ほど、高慢にならず謙虚であれ
という事でしょう。

成功している人たちほど、
謙虚さが求められるとも言えるかな。


特に何も成功したわけでも、高人格者でもない
私には無縁だよ・・・


いやいや、そうではありません。
いつだって高慢の種はそこここに
落ちてます。







さて、昨日書店で見つけた本(雑誌?)
題に惹かれて・・・



「自然農法で野菜づくり」



うちの青じそ。こぼれ種から生りました。



・・・でも、ちょっと意味が違ってたネ。
この雑誌によると、「不耕作、無肥料、無農薬」を奨励。


ヘ~、そういえば以前この農法について
話していた方がいたけど、
これだったのか・・・。


我が家のピーマン。
最近、赤くしたくて熟させてます。



「無農薬」までは私たちも実践しているのでわかる。
でも、「不耕作」「無肥料」はよくわからなかった。


つまり、土の層の自然な秩序を崩さないようにするために
不耕作なんですよね。
土の中の微生物、小動物、土の組成・・・・


そして、雑草(彼らは雑草とは思わないが。)さえも
仲間の一つとして受け入れ、基本的に抜きません。


あ、それは我が家も同じ。
けど、我が家の場合は、抜くのに大変だから
抜かないのだけれど。



我が家のジャンボパプリカ(黄)。


雑草は、昔、食べられるものは食べました。
スベリヒユ、ハコベ、タンポポ・・・

自然農法では、日陰になる丈の高い草は
刈るそうですが、
あとは共生させたり、刈ったものは、
天然マルチにしたり、土に返したりします。


ピーマンの木。


そこまではわかった。
でも、「無肥料」がどうも・・・

土の本来持つ栄養分で十分だと言います。


確かに良い土には、窒素、リン酸、カリウムが
良い割合で含まれるから。



我が家のピーナツ。


それに、この1冊ではわからなかったこと。

耕作しないなら、根菜類はかなり二股大根やニンジンに
なるのではないかな。

かなりのやせた土壌だとどうなるのか。


そして、無肥料でじょうぶに育つなら、
いままでの畑作はなんだったの?


と、思いましたが。



ナスの花。
めしべが長いうちは、まだ実が十分にできる証拠よ。



キュウリの花。カワユイ。
さすが瓜類。ゴーヤの花に似てるね。



というわけで、自然農法と
私たちが普段から耕作している内容とは
全く違うわけでした。


という事は、我が家は草を刈れない、
肥料も時に与えてない(忘れて)、
耕作も不十分な・・・・


「自然農法」じゃなく、
「(こちらの都合に合わせた)自然(成り行き任せ)な」農法
なのかも知れないわ~!

(かなりいい加減な農法とも言えるが。)



でも、この本で勉強になりましたよ。


そして、知識も頂きました。


トウモロコシと枝豆を交互に植えたらいいそうです。

何故って、

トウモロコシに付く「蛾」は枝豆が嫌で、
枝豆に付くカメムシは、トウモロコシが嫌い。
つまり、お互いが協力できるんです。

コンパニオンプランツといいますが。
これで最近話題なのは、「マリーゴールド」。
野菜のそばに植えます。


他に
キャベツとレタス、ナスと落花生、カボチャとネギも。
良い組み合わせです。



完璧な自然農法を実践するには
もっと勉強しなくてはならないけど、
いまは自分にとって「良いところ取り」
・・・ですね。


これじゃ、ダメでしょうかねえ。





マイペースでやれるから、
我が家の畑作も続いているんですよね。






こぼれ種から生った今年の青じそ。
いつも食べきれなくて。

今度、この青じそで、
青じそ醤油なんか作ってみようかしら。
それに青じそドレッシングも。
穂ジソもいいよね。

いざ、クックパッドだ!



ここあでした。