ここあコテージ

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芦野公園&被爆ピアノの演奏会へ

2015-09-30 06:23:36 | 音楽

月曜日、お休みなので、車で30分くらいの金木の
芦野公園に行きました。




目的は鳥見でした。




桜並木は、まだ紅葉していませんでしたが、
落ち葉が多くて、かさっ、かさっと心地よい音。





ナナカマドがありました。




真っ赤に色づいていました。


行くなり急に雨が降ってきて、
結局、鳥見はできませんでした。涙







***





そして、昨日の夜はコンサートに行きました。




70年前、広島で被爆したピアノを使ったコンサート。
青森では初のコンサートだそうです。
(全国回って、青森は下から二番目だそうですよ。
あと行っていないのは宮城だけだそうです。)


被爆ピアノは五台あるそうで、この日二台が来ました。
「みさこさんのピアノ」と「岩田さんのピアノ」
(お二人とも80歳以上で、今もご健在です。)


岩田さんのピアノは、大正時代に作られたので、
鍵盤が象牙で作られていて、薄い柄がありました。

どちらのピアノも85鍵しかありません。
(普通は88鍵あります。昔、85鍵のピアノは、
ショパンの活躍した時代にあったそうですよ。)


この2台は、爆心地から2キロ以内で見つかりましたが、
普通は焼失してしまう距離なのに、奇跡的に残ったようです。
だいたいは3キロから5キロでの範囲で被爆したピアノが
多く残されていました。


この日の演奏は、バッハ、モーツァルト、ショパンがメインで、
ラストだけは、ドビュッシーの「月の光」でした。


みさこさんのピアノでショパンの「英雄」を弾いたとき、
演奏中に、突然「バーン!!」という音がして、
弦が切れたんですよ!

演奏者もひびったようで、音が飛びました。


実は、被爆ピアノは、
なるべく当時のままの音を出したいと、
調律師の方は、なるべく改良せず、
最低限の修理に留まっているそうで、
たまに弦が切れることはあると言います。


そんな調律師さんが同行されていて、
この方のお話も伺いました。



著書も書かれています。



演奏後、ステージにあがって、
ピアノを見たり、弾いたりしてもいいと言うことで、
私も娘と共に、ピアノを見ました。

本当に古いピアノ、でも、とても温かい音でした。


会場のロビーには、広島原爆の悲惨な絵や写真、
記事、説明のボードが展示されていました。


戦後70年の年。
広島にはまだ行ったことがないので、
良い体験になりました。


被爆ピアノの企画には、必ず「モスバーガー」が
協賛しているようで、今回もモスの100円割引券が
プレゼントされました。

ちなみにコンサートは1000円でしたよ。




***




今日で9月もおしまい。
暑くなかったせいか、
毎日が早く過ぎてしまったような気がします。


さあ、明日から10月。
私たちにはアニバーサリーの月です。
何かと多忙になりそうです。





ここあでした。