冒険心とは大事です
あなたがたはよく
三国志を愛でますが
本当はあれほどの
冒険をしたことはない
あれはみな嘘なのです
自分の身を鳥のように駆り
難に飛び込んでいきなさい
炎ふきまく町にも
荒れすさぶに海も
吹雪に閉じる森にも
今にも血を噴くかと思える
熱い自分の炎を
その冒険で
冷ましてくるのだ
命など
木の葉のように軽くまとえばよい
捨てねばならい時は
よろこんで捨てるのだ
神のために
あらゆる難が
あなたを喜ばすでしょう
もっと欲しい
もっと
この自分をためす
嵐が欲しい
乗り超えたい
築きたい
砕けるほど叫んでみたい
永遠の美名など
欲しくはない
伝説は
神にさしあげればいい
冒険しなさい
人々よ
冒険をしないで
何がおのれというものか
ゆくのだ