ひだまりの中に
憩う鳩のように
この世は永遠に
愛の中に安らぐ
もう二度と
悪に染まることはない
人よ
岩のように凍り付いていた
心の門をほどき
新たなる世の始まりを告げる
鐘を鳴らせ
億年もの間
神の心に秘められていた
真実の鉱脈をひもとき
その伝説を
全世界に叫べ
愛の時代が始まる
馬鹿者どもが
春の雪よりもはかない
夢のまた夢と
あざけっていた
永遠の愛の時代が始まる
凍土の中に
冷え込んでいた
愛の鳥を解き放ち
全世界に飛ばせ
もう永遠にこの世は
悪に迷うことはない
ひだまりの中に
憩う鳩のように
この世は永遠に
愛の中に安らぐ
もう二度と
悪に染まることはない
人よ
岩のように凍り付いていた
心の門をほどき
新たなる世の始まりを告げる
鐘を鳴らせ
億年もの間
神の心に秘められていた
真実の鉱脈をひもとき
その伝説を
全世界に叫べ
愛の時代が始まる
馬鹿者どもが
春の雪よりもはかない
夢のまた夢と
あざけっていた
永遠の愛の時代が始まる
凍土の中に
冷え込んでいた
愛の鳥を解き放ち
全世界に飛ばせ
もう永遠にこの世は
悪に迷うことはない
ガラスの靴に
むりやりかかとを入れるように
天使の仮面に
むりやり自分を入れてはなりません
それは永遠なる
美しい自分の真実を
ナイフでそぎとるようなもの
神が創ってくださった
本当の自分自身を
まっこうから否定すること
もうやめなさい
ありきたりの自分が嫌だからと
高いところの実を盗んで
自分の顔に塗るのは
そんなことばかりして
すべての自分を否定していれば
あなたの中に生きている
きれいな魚のたまごが
みんな死に絶えてしまう
大事に育てれば
あなたの心の中で
宝石のように育っていく
美しい魚が
みんな腐ってしまう
もうやめなさい
美しくなるために
いやなことばかりをして
本当の自分を
裏切り続けるのは
砂をまいたような
星空の中にひとりいて
わたしは
わたしであるよろこびを
ふつふつと感じていた
背骨に植えられた
花が開くように
微笑みが次々と浮かび上がって
わたしはついぞ知らぬ
本当の幸せの中にいて
声なき声で
何度も叫んでいたのだ
神よ
愛しています
愛しています
空が震え
落ちてくる神のささやきが
酸素のように
わたしの全身を濡らす
ああ
この愛のほかに
すべてを
最上の幸福に導く愛が
あるだろうか
神よ
愛しています
永遠に
愛しています
美しいことをするために
生まれてきたのに
今のあなたは嘘ばかりで
全然美しくはないのだ
遠い一筋の地平線を
一本の糸にして
偽物の自分を編む
銀の糸に混ぜ込んだ
そうすれば世界がまるごとさかさまになり
偽物の自分が本当になる
奇跡のような魔法ができると思っていた
悲しい幼子よ
孤独の油を心臓に塗りながら
わたしはすべての友であるという
青白い嘘の仮面を
もう下げなさい
それは神への反逆ののろしなのだ
何もかもをやってくださる
美しい神の愛に
唾を吐きかける
悲しいだだなのだ
ああ
嘘ばかりで作った
あなたの巨像が
神の涙の雨の中で
ゆっくりとかしいでくる
馬鹿者よ
まだやめないのか
強情を張る心も
灰になるほど
もう疲れ果てているというのに
美しい天使の顔を偽造した
白い仮面をかぶって
あなたは静かにものをいう
これは嘘です
もうこんなことをしても
仕方がないのです
まわりの人はみな
発芽した種のように
白い一本の角をはやしていて
そのやわらかな角が
ふるふるとふるえて
嘘を見抜いていくのです
もうこんなことをしても
仕方がないのです
嘘はみんな見破られて
偽物の神を描いた
古い看板のように
廃れていくのです
人間はみな
白い角の上に
優雅な髷を結って
新しい太陽の門をくぐり
もう二度と振り返らない風景を
古い絵葉書のように
破り捨てていくのです
あ い が
はじまる
朝日が爆発するように
本当の愛が
いっぺんに空に広がる
もう何もごまかせない
天使の仮面が
脱皮した蜘蛛のぬけがらのように
そこらじゅうに落ちて
人間はみな
新しい不思議なものに
変わっていくのです
愛の時代が始まる
地球は生まれ変わる
何もかもがさかさまだった
苦悶の時代は終わる
人々よ
未練を捨て
新たな自分の門をくぐりなさい
もう夢は終わった
自分を半分に割り
片方を地獄に捨て
清らかな心となり
こちらに来なさい
盗んだ銀で作った
まぼろしの仮面は
苔のようにあなたの心にはびこり
すべてを侵そうとしている
その馬鹿らしい嘘を
血肉ごとちぎり捨て
本当の自分にもどり
すべてをやり直すのだ
愛の時代が始まる
本当の自分の世界が広がる
何もかもがさかさまだった
苦悶の時代が終わる
自分を半分に割り
片方を地獄に捨て
美しい心に生まれ変わり
こちらに来なさい
