今回はギター弦について少々・・・
読者の皆さんはどんな弦をお使いだろうか?
現在では迷ってしまうほどに種類が豊富なのだ
余談だが・・
昨日、スーパーで味噌のコーナーを見ていたのだ
私の想像の10倍くらいの種類があるのだ
やはり、子供の頃から見慣れた商品のパッケージには安心感がある
ギター弦と同様に値段に大きな差があるのだ
味噌にはそこまで関心がないので深くは追求しなかった
高い商品が良いことは当たり前
良い悪いは感じ方の差なのだ
値段が二倍のギター弦が二倍良い音か?
値段が二倍の味噌が二倍の良い味か?
何とも言い難い、微妙な感じなのだ
一つの判断の目安がある
その値段に納得できるか?
という事になる
あえてここでは満足という表現は使わない
納得という表現を使いたい
私はユーザーを馬鹿にしているブランドは嫌いなのだ
「ど~せ素人が分からないだろ!?」
という安易なブランドをチラホラ見かける
そういうお店もあるようだ
仏の顔も三度まで・・
私は一回で決めない
仮に買った弦がダメでも次回も買ってみる
何かの間違いだと信じたいのだ
三回くらい失敗すると見切りをつける
そんなこんなで辿り着いた弦がghs弦
しかも6パックセット
現在は7セット保有しているのだ
この弦は超お勧めなのだ
とくに拘りがない人には良い
値段に拘る人にも良いと思う
値段は安いがパッケージなどは良く考えてられている
各弦も密封されているのだ
実際のところ、紙で包まれた弦と劣化の関係はどのような感じなのか?
過去に知り合いの勧めでDRのハンドメイド弦を使ってみた
紙袋で管理されていた
特に劣化などを感じることはなかった
空気と弦を関係をシビアに唱える人も多いが・・
言うほど関係はないのだろうか?
むしろ、強い力で引っ張るという事が問題な気がする
メンテの為に一回張った弦を緩めて、何度も使ったことがあるが・・
明らかに劣化が感じられるのだ
おそらく、折れ曲がった部分が音に影響を与えているのだと思う
この弦は極力巻き癖が抑えられているのだ
パッケージから取り出すと真っ直ぐになうとする力が働くのだ
ビジュアル的にはインパクトがあるが・・
実際には私のレベルではその違いが感じられなかった
私には少しテンションが弱いと感じられた
結局、ghs弦に戻ってきたのだ
これは決して無駄ではない
経験として蓄積されていくのだ
今回の音源に使った弦は先日、ヘッドロゴを作った時に交換した
比較的まだ新しいといえる
弦は張った時点から劣化が始まる
弾き込むことで音が良くなることはあり得ない
下降線なのだ
馴染むという表現を用いることがある
これは新品弦の伸びが止まる(伸びきる)という意味
機械などで測定した数値でも新品時が一番音成分が豊かなのだ
キラキラならば良いか?
音楽のジャンルによっては少し曇った音が似合うことがある
ブルースなのだ
アコギでもエレキでも新品から少し時間経過した弦が最良とされる
まぁ、それでも新品の弦は気持ちが良い
先日のストラトの弦も新しすぎるということで録音時に少しトーンを絞って弾いた
新品時からイコライザーなどで高音域を補正するのは問題あり
弦に問題があるのか?
ギターが悪いのか?
弾き手の耳(感性)が悪いのか?
レアなケースなのだ
弦のジャッジにおいては廉価なギターが分かり易い
他人は知らないが・・
私は一つの判断基準にしているのだ
廉価なギターで良い音が出る環境ならば、
それ以上のギターではもっと良い音が期待できる
これは私持論なのだ
テレキャスを弾き倒している時に感じることがある
「ん? このギターで十分じゃない?」
「悪くない・・っていうかむしろ、良いよ」
レスポールもストラトも不要に感じられる瞬間がある
ある種の錯覚に陥っているのだ
その後に同じ状態でギターを持ち替えてみる
乾いたスポンジに水が沁みていくような感じで良い音に包まれる
じわ~っと染み渡るのだ
本当にど~でもいいような話だが・・
この辺りを感覚をもっと多くのギター弾きに感じて欲しいのだ
特に廉価のギターで何となくモヤモヤしている層に
体感してほしいと思っているのだ
実はこの辺りの層が一番、弦やピックに関心を持っている
決まった製品がなく、常に浮き草のように流動的なのだ
常にネットで検索し、ネットのレビューに心動かされる
これよりも下の層(超初心者)はそもそも言っている意味が理解できない
これよりも上の層は聞く耳を持たない
私が良く知るおじさん連中もギターに関しては非常に保守的で頑固
おそらく、一生このままの状態で逝き果てるのだと思う
新しい製品には見向きもなしない
「タダなら使ってやってもいいけど?」
素人のおじさんに誰が試用を依頼するのか?
何故だか私が知るおじさん達は気位が高い
私の知り合いに少ない小遣いで頑張っているおじさんがいる
お金はないが・・気位は高い
おじさんが下した結論は
”段が高い弦を長く使う・・”
結果、期間で考えればトータルの出費は同じという計算
約一ヶ月に一回しか弦を交換しないそうだ
「あのね バイト代が振り込まれる日に弦を買うのよ」
「そんでね 夜中にお楽しみってな感じで交換するのね」
「そんでね 翌日にブログで報告するってわけなのよ」
「ブログのネタにもなるしよ 一石二鳥じゃねぇ!?どう?」
値段が高い弦だから、ロングライフではない
弦の劣化は皆同じ
旬を過ぎた弦をダラダラと張り続けることに意味はない
私にも経験があるが・・
モチベーションはだだ下がりの状態になる
劣化した弦ほどつまらないものはない
どんなに高価なギターでも同じこと
高級車で坊主のタイヤを履いているようなもの
台無しなのだ
ゴムのタイヤもギター弦と似ている
美味しい時期は意外に短い
乗り手(弾き手)がその感覚に慣れるという人もいるが・・
実際はどうなのだろうか?
私は慣れよりは劣化の速度が早いと感じているのだ
私は車や自転車のタイヤもかなり短い期間で交換する
少々勿体無いと感じることもあるが・・
そこをケチるならば乗る意味がない
ギターも一緒だと思う
弦の代金が惜しいような人にギターを弾く資格はない
少し厳しい表現になってしまったが・・
ギター弦くらいはバンバンと交換できるようになりたい
貧乏な私でもギター弦はケチらない
ghs弦ならば、貧乏な私でも大丈夫!😁