テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

テレキャスターとノイズレスピックアップ

2021年04月29日 | 楽器
エレキにとってノイズは大敵だといえる

出来るならばノイズが少ない方が良いと思う

構造上、シングルはノイズが出易い



ハムが完璧かと問われれば答えはNOなのだ

ノイズに悩まされているハム弾きも数多いるのだ

原因の追求から解決までは容易い道ではないのだ

先にも述べたが単純にノイズが消えれば良いのか?

ノイズが消えたことで失われる部分もあるということ



シングル特有のノイズの多くはトーンを少し絞ることで気にならなくなることも多い

現実的にはギターが単体で鳴っているシーンは少ない

ベースやドラムなどその他の楽器に中で鳴っているのだ

現実問題として微細なノイズが気になるか?

ライン環境か? アンプ環境か?もノイズには影響する


各ピックアップメーカーからノイズ軽減に特化したピックアップがリリースされている

所謂、『ノイズレスピックアップ』という製品なのだ

クラプトンもジェフベックも愛用している逸品なのだ

「ノイズを少なくできないか?」

というクラプトンの提案から開発が始まったのだ

「チューニングが安定したブリッジが欲しい」

というジェフベックからの要望で二点支持のブリッジが登場したのだ

実践から出る声には意味がある

実際にギターを弾いている人の意見は大きい

これは素人の世界にもいえること

ギター弾くほどに数々の疑問や不満が生まれるものなのだ

磨いて眺めているだけのギターとは一生良い関係でいられる

何となく人間関係にも似ているような気がする


オクターブの狂いもプレイヤーだけが感じること


弾かないギター、攻めないギターには不要の世界

スパイラルサドルも弦落ちの解決という流れから生まれた


デフォルトのパーツは大事に保管しているのだ

フェンダーの角形ケースは小物入れが大きくて便利なのだ


余談だが・・

純正のケースは別途で購入すると3万円を超えるようだ

かなり重い

ケースに入れて外に持ち出すことはない

撮影用なのだ


今回は

マルチ側で何とかできないか?

ということで音作りしてみた

コンプやブースターなどをカットすればノイズは減る

しかしながら、線が細く魅力がない音になってしまう

一長一短なのだ

こちらを立てればあちらが立たず・・


私のストラトはノイズレスが標準装備なのだ

シングルらしい音を残しつつノイズをかなり軽減している

どんなジャンルでも使い易い

テレキャスにノイズレスを積めば同じようなギターが二本になってしまう

”形は違うが同じような音・・”

同型の色違いのギターよりはマシだが・・

あまり意味がないラインナップになってしまう

複数本ギターを持つ意味がない


テレキャスにはストラトの一段上のジャキジャキ感を望む

ドラゴンテレは少し特殊なギターだが・・

そこは色々といってもテレキャスなのだ

源流はテレキャスなのだ

ストラトのアルダーという材に対してアッシュというテレキャス特有の材の特性をスポイルしたくない

今回は金属のスライドバーで弾いてみた


小指で使うにはサイズが少し大きい

詰め物など色々と試行錯誤しているのだ

素直にサイズ違いを買うか?


今回はリア、ミックス、フロント

トーンなども色々と弄ってみた

少し絞った音が使えるギターは使いやすい

良いポットとピックアップの条件だといえる

何でもかんでもフルテンではダメなのだ

フルテン派はハムバッカー弾きに多い傾向が見られる

音作りはエフェクターやアンプ側で行う

プロでもアメリカ勢は足下で音を作る

一方英国勢はギター側で音をコントロールする人が多い

結果オーライなのだ

特に決まりはないと思う

しかしながら、繰り返しになるが・・

ギター側で音が微調整できるようになると楽しさも倍増する

廉価のギターと少し良いギターの違いが現れる部分

これはピックアップにもいえること





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レギュラーチューニングでボトルネック奏法

2021年04月29日 | 楽器
読者のみなさんは『スライドバー』という小物を使ったことがあるだろうか?

ブルース系ギタリストにとっては必須アイテムなのだ

弦やピックと同じようにその材質やサイズ、形状は様々なのだ


どの指で使うか?

これによってサイズが違ってくる

金属のバーは薬指用

ガラスバーは小指用として使っている

金属のバーは重い、それ故に音も重厚な感じになる

デメリットは重さが故の自由度の低さ

豪快なパワースライド一発という使い方が似合う

軽量なガラスバーはその逆という感じだろうか?


アコギにはガラス、エレキには金属という使い分けも定番

もちろん、使い方に決まりはない


通常は『オープンチューニング』とセットで考えることが多い

指一本で何かのコードになっているということ

所謂、変則チューニングの一環なのだ


スライドバー職人は専用のギターを何本も持っている

いつでもどこでもスライド大会が可能な状態にある

私のように手持ちのギターが少ない者にとってはセッティングまでが面倒臭い

チューニングを元に戻すのも面倒臭い

面倒臭いばかりでアレだが・・・

そんな前段階で腰が引けてしまうことも多い


実はレギュラーチューニングでも楽しめるのだ

『使える音』を頭に叩き込むだけ

使える音は高音弦という限定付きになる

巻き弦でもダメではないが・・

スライドバーが上手く滑らない

オープンチューニングで全弦を鳴らす時にも無意識に巻き弦側の力を抜いている

スライド奏法は時にノイズも音楽になる

プレーン弦と巻き弦のバランスが大事なのだ

レギュラーチューニングの場合には本来指で弾くフレーズをスライドバーに置き換えるという考えになる

コード同士のオクターブの関係性が頭に入っていると広がると思う

いずれにしてもチューニングを変更することなく演奏に入れる気軽さは大きい

プロにもレギュラーでボトルネック奏法を行う人もいるようだ

プロの場合には個性の追求ということになるのだと思う

オープンチューニングで行うプレイにもリックに限りがある

気づけば似たようなプレイになってしまうことも多い

”王道の美学・・”

滑らせるタイミングやノイズの出し方などで個性を追いかける

素人ギター弾きの場合にはこれが使えるだけで大きなアドバンテージになる

使えるか? 否か?

武器になるのだ

読者の皆さんのギター仲間にスライドバーを使っている人がいるだろうか?

おそらくかなりの少数派ということになる

投資額は最小なのだ

1,000円未満で買える気軽さが良い

シンプルな道具は扱いが難しい

使えなければただの筒ということになる


同じバーでもエレキは比較的楽なのだ

軽い力でそれなりに音が出る

上手くヒットすれば音も伸びる

一方のアコギはかなり神経を使う

音の減衰も味というような感じなのだ

YouTubeなどでチェックしてみていただきたい

本当にボトルの先端をカットしたような長いバーを振り回すスタイルの人もいる

ちなみに私は指先が飛び出すくらいの短いバーが好みなのだ

ガラスも厚みで音が違ってくるらしい

機会があれば、他の製品も試してみたい


今回の音源は前半がドラゴンテレキャス

後半がストラトという構成になっている

ピックアップは共にフロントを使用した

ドラゴンは弦から指を離した時にノイズが出る

これも個性だと思う

一方のストラトはノイズレスが効いている

レコーディング環境ではノイズレスも武器になる

ちなみにドラゴンのリアはライン環境でもあまりノイズが出ない

フロントのノイズがキモになっているようだ

アンプ遊びでは気にならない

そもそもDAWという遊び方が異端なのだろうか?


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