Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年6月4日(木) [比良]白滝谷からクリンソウ咲く汁谷、そして打見山、蓬莱山へ

2015年06月05日 | 山登りの記録
■メイン写真
汁谷のクリンソウは、ちょうど見頃だった

■今回のコース
堅田駅⇒(江若バス)⇒坊村→伊藤新道出合→牛コバ→夫婦滝→汁谷→打見山→
蓬莱山→打見山山頂駅⇒(ロープウェイ)⇒山麓駅⇒堅田駅


東京から、お世話になっている友人Y氏が、遠路クルマで来るという。
比良山系の打見山で会うことになり、Mr.Dashとともちゃんは、葛川坊村から
白滝谷、汁谷を抜けて打見山に登ることにした。

堅田駅前のコインパーキングに駐車し、江若バスで坊村へ。
ここは沢登りに来ることが多く、フツーのハイキングで訪れるのは久しぶりだ。
いつも沢を遡行した後に駈け下りる登山道を、今日はゆっくり写真を撮りながら登る。



林道歩きの途中、三ノ滝に寄る。昨日、雨が降ったので水量が豊富だ。



牛コバ。奥ノ深谷への登山道の分岐である。ここは直進。ほどなく林道が終わり、
細い山道になる。



初めは白滝谷の右岸に沿い、緑濃い樹林帯を行く。



最初の渡渉点。以前、橋が架かっていたが、流されて今は渡渉するしかない。
橋の跡にはトラロープが渡されているので、進路をロストすることはない。



2度目の渡渉点。ここも橋はもうない。
左岸はちょっと開けた、休憩に良い広場があるので分かりやすい。



右岸に戻り、やや高巻きしながら桟道、ロープをたどる。
桟道は朽ちかけている。今はまだ大丈夫だが、長持ちしそうにない。



白石谷の出合から、布ヶ滝が垣間見える。



スベリ岩。登山道を外れ、岩の上に出られるようになっている。
岩の向こうに、のぺっとした斜瀑があるのだ。
沢登りの際は、ここが一つのポイント。

沢登りの場合は、クルミ谷出合以降が核心部なのだが、その間の渓谷美は
一般登山道からは全く見えない。それどころか夫婦滝まで見ることなく
巻いてしまう。

白髭渕の手前で、登山道は枝沢に沿うようになり、白滝谷の本流から一時離れる。
かなり上がったところで山腹をトラバースし、支尾根を越えて白滝谷に舞い戻る。



タニウツギのピンク色の花が迎えてくれた。



夫婦滝の落ち口のすぐ上流を左岸に渡る。ここにかかっていた明王橋も
完全に破壊され、残骸が痛々しい。



滝見不動明王の奉安所は、登山者の休憩舎としても役立つ。
ここで昼食にする。



昼食後、滝見台へ、夫婦滝を観に行く。
滝見台にはロープが張られており、一般ハイカーはここから滝を見るしかない。

白滝谷の上流は汁谷と名を変えるが、自然林が非常に美しい。



ほどなく路傍にクリンソウの群落をみる。



ヤマツツジのような赤っぽい株と、写真のようにショッキングピンクに
近い色とが混生している。



汁谷のやさしい流れを見ていると、すぐ下流の白滝谷に滝が連続するとは
思えない。



乙女橋を渡り、スキー場が近くなると、木道が整備されたクリンソウの
群生地に出る。しばらく狂喜乱舞する心を抑えながらカメラのシャッターを
切りまくる。



少ないながら、可憐な薄いピンクの株もある。
ほとんど白じゃないかと思えるような株もあった。



汁谷のキャンプ場跡からゲレンデを上り、打見山へ。



東京からクルマで来て、ロープウェーで登ってきたY氏と
予定通り会うことができた。おつかれさまです!

この日は快晴。山頂から琵琶湖方面の眺めはサイコー。
伊吹山、鈴鹿山脈、繖山、長命寺山、沖島、三上山など印象的な山はすぐ判る。



蓬莱山の山頂。なんと遥か大阪平野に、あべのハルカスまで見えたのには驚き。
なかなかツイている。



時間も時間なので、ロープウェイでY氏と一緒に下山。
堅田駅前の駐車場まで送って頂いた。ありがとうございます!!

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