Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年7月24日(火)~25日(水) ロープウェイに乗って、お手軽に西穂独標へ!

2018年07月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
西穂山荘から見た、錫杖ヶ岳北尾根に沈む夕日

■今回のコース
24日 白樺平駅⇒(新穂高ロープウェイ)⇒西穂高口駅→西穂山荘(泊)
25日 西穂山荘→西穂丸山→西穂独標→西穂山荘→西穂高口駅⇒(新穂高ロープウェイ)⇒
   白樺平駅⇒平湯温泉ひらゆの森


暑い時には、涼しい高山に出かけるのがいちばん。
今回の「のんびり登山教室」は、西穂独標への宿泊企画だ。
山小屋体験にも、ぼちぼち慣れてこられたメンバーと、標高2700mの世界へ
ひとっ飛びしてきた。



白樺平駅から、ロープウェイで一気に、標高2,156mの西穂高口駅へ。



新穂高ロープウェイは、たいへん珍しい二階建てのゴンドラだ。



登山口には、登山届提出所の小屋がある。こういう設備、大事だと思う。



午後の日差しが照りつける。汗を拭いて見上げたら、宿泊予定の西穂山荘が見えた。
「おーい、久しぶり。待っていろよ~」



ひとつコブを越えたら、急登区間が始まる。



コメツガ林の中、いやに高い位置に標識が付いている。積雪の深さが想像できる。



西穂山荘に到着。関西発だと、ここまでが時間的限界。



山荘周辺はお花畑になっている。夕食までの時間は、カメラタイムでもある。



乗鞍岳も快晴のようだ。



山荘に貼ってあった長澤まさみ。そう、西穂山荘は映画「岳」のロケ地なのだ。

夕食後、部屋から見える夕陽は山際の雲を朱に染め、感動的だった(メイン写真)。

同部屋になった3人組は、翌日、ジャンダルムから奥穂へ抜ける予定のため
朝3時に出発するという。彼らは早々に寝てしまったので、邪魔しないように
我々は別館でお茶しながらおしゃべりして消灯までの時間を過ごした。
星が出るのも楽しみにしていたが、薄雲が出てしまった。



朝。部屋から笠ヶ岳がクッキリ見えた。山頂部に水平に入った横線は、
笠ヶ岳山頂溶結凝灰岩層といって地質学上、貴重なものらしい。



日の出は西穂丸山が邪魔して、山荘からは観られない。



さあ、西穂独標に向け、がんばるゾ!



少し登っただけで、山荘が小さく見える。後に焼岳。



初めは、たおやかな広い尾根道だ。



なんなく西穂丸山に到着。



ホシガラスが派手に啼きながら飛び回っていた。
枝の先に留まったところをパチリ。ラッキー!!



石がガラガラした道を、焼岳をバックに登る。



少し登ってきただけなのに、見える山が変わってくる。
双六岳に加え、黒部五郎岳が抜戸岳の裏から姿を現した。



焼岳も、火口湖がみえそうなくらいに。



岩の砦のような独標(右のピーク)が迫ってきた。



上高地を真上から覗けるのも、この場所ならではの魅力だ。



振り返ると、ロープウェイの第3支柱にゴンドラが迫っていた。



独標直前の岩場にさしかかる。



昭和42年に起きた、松本深志高校の慰霊碑がある。
高校の主催行事としての登山で46名が登頂したものの、落雷に遭い、
生徒8名が即死。生徒・教員と会社員一人を含めた13名が重軽傷。
生徒3名が行方不明(のち全員死亡で発見)という大惨事が起きた。



岩場をクリアし、みごと、独標に登頂!



ジャンダルム、奥穂、前穂の威容。やっぱりいいな。穂高連峰。



山荘に戻って、ちょっと早めのランチは、名物・西穂ラーメン。
沸点温度が低くても美味しくゆで上がる麺は、研究を重ねて生み出されたもの。
当然、うまかった!



ロープウェイ駅へ下山する。
お土産を買って、帰りに平湯温泉「ひらゆの森」でゆっくり入浴。
これぞ、「のんびり登山」の神髄!



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