Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年7月15日(日) 高島トレイル・乗鞍岳、酷暑で、もう参った!!

2018年07月16日 | 山登りの記録
■メイン写真
快晴、澄み渡る青空、なんて心地いい山頂…のように見えるが。。。

■今回のコース
愛発越→リフトトップ→主稜線出合→乗鞍岳→(往路を戻る)→愛発越


日帰りでの登山教室ではこの時期、できるだけ北へ逃げるか、標高の高い山を
選ぶようにしている。
そういう意味では、高島トレイルの起点・愛発越から乗鞍岳へ往復ルートは、
福井県と滋賀県の県境まで北へ行くわけなのだが、京都で39度まで気温が
上がったこの日、乗鞍岳も酷暑に見舞われ、過去最暑の山行となってしまった。



マキノ駅から高島市コミュニティバスを利用し、国境高原スノーパークの入口へ。
高島トレイルの起点を示す道標が立つ。



左前方に目指す山頂がそびえる。標高差は500mに満たないが、この暑さ。
苦戦の予感。



はじめはスキー場のゲレンデを歩く。いきなり、日陰がない。



リフトトップの右奥が登山口。そこから樹林帯に入り、直射日光の攻撃からは
のがれられたものの、急登で汗がさらに噴き出す。

こういう時は、身体がオーバーヒートしないように、30分とたたないうちに
短いスパンで休憩をはさみ、まめに給水するしかない。
飲料水はとにかく大量に持ってきてもらっている。



ブナ林に入る。普通はブナ林に入ると涼しくなるものだが、この日は風も吹かない。
そういえば蚊や蝿ですら、この日はあまり飛んでいないような気がする。

主稜線に乗れば、風も通っているかな。
そういう期待も少しはあったが、尾根に乗っても、ほとんど風は吹いてこない。



789mピークを越え、送電線が頭上を横切るポイントにさしかかる。
送電線が通っているということは、木は伐られており、直射日光をモロに受けると
いうこと。この期に及んで、この状況はつらい。。。



確かに鉄塔下からの眺めは最高。北に野坂岳が見える。



最後は小さなアップダウンの道。
ブナ、カエデ、リョウブ、エゴノキなどの落葉広葉樹が美しいのだが、
もはや自然をめでる心の余裕はない。

山頂を目前にして、Mr.Dashの右の鼻の穴から血が出てきた。
おお、ガイドが熱射病になりつつあるぞ。これは大変だ。



山頂に着いた!! 琵琶湖方面、伊吹山、横山岳…カンカン照りの中の絶景である。



無理に笑顔をつくってもらって、記念写真を撮る。
直ぐに日陰のあるところまで引き返した。

下山も熱射病との闘いで、足が攣る中、芍薬甘草湯の力を借りて懸命に
下山するメンバーも。なんとか、最終バスに間に合ったのだった。

雨天中止はよくあることだが、今後は異常高温による山行中止も考えないと
いけないなぁと、昨今の厳しすぎる気候に恨み節。

マキノ駅からはマイカーで帰宅したが、国道161号線から湖西道路にかけて
猛烈な渋滞。途中で夕食をはさんだとはいえ、奈良の自宅に戻ったのは23:30
ごろだった。帰宅してシャワーを浴びたあとのビールがこのうえなく美味かった
ことは言うまでもない。



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