Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年7月14日(土) [大峰]大天井ヶ岳へ、夏でも涼しい山、のはずが…

2018年07月16日 | 山登りの記録
■メイン写真
「岳人」8月号掲載記事に使われている写真は、ここだっ!


■今回のコース
龍泉寺→かりがね橋→展望台→吊橋下⇒(バス)⇒五番関トンネル前→五番関→
大天井ヶ岳→(往路を戻る)→五番関→五番関トンネル前⇒(バス)⇒洞川温泉センター


某旅行社の登山ツアーで、[大峰]大天井ヶ岳をガイドしてきた。
この日の猛暑は格別。涼しいはずの天川村でバスを降りた瞬間、むっとする熱気に
包まれた。

今回の歩行コースは、当初は「岳人」8月号に掲載された記事と同じ、
龍泉寺から岩屋峰を経て大天井ヶ岳に登り、五番関に下るものだったが、
異常な暑さのため安全を考慮し、途中でコースを変更することにした。
それでもなんとか、大天井ヶ岳の山頂を踏むことができ、大峰らしい、緑の濃い
樹林美を楽しめた。



スタートは龍泉寺。
本堂前では、狛犬ではなく、役行者の従者、前鬼と後鬼がお出迎え。



ここ龍泉寺は、一の水行場でもある。
いやー、登山より水行したくなるね~。



この日は行者まつりの日で、多くの行者姿の人を見かけることができた。
さすがに暑いのか、八大龍王堂の脇で休んでいる人たちも。



かりがね橋から、洞川温泉街を見下ろす。

もう、すぐに汗だくになる。
涼しいはずのこの洞川で、この暑さなんて。地球はどうにかなってしまうのか?
この先、長大な尾根道を歩き続けると熱射病の危険もある。



展望台でお客様に事態を説明し、一旦、山を下りて、バスで五番関に行き、
山頂までピストンしてもらうことにした。

下山時のパーティの行動ペース、体力消耗度合いを考えると、この判断は
間違っていなかったと思った。



バスで五番関トンネル前へ。急登をしのぎ、五番関へ。



女人結界門の「女」の文字、去年まで部品が取れていたが、修復されていた。
地名の由来となった「碁盤」に似た岩をみんなで探すが、やはり見当たらない。
うーん、いつか見つけ出したいものだ。



五番関からは、大峰奥駈道をたどる。落ち着いた雰囲気の森林が魅力だ。



途中で木の枝越しに、山上ヶ岳が見える。
法螺貝の音が時折、鳴り響いていた。



木の根道。つまづかないように!



古ヒノキの株からは、いろんな別の樹々が根を張っていて、まるでカオス。



ブナやカエデの森林からは、ハルゼミの鳴き声が響いていた。



大天井ヶ岳の山頂は、容赦ない直射日光のもと。
お客様の記念写真を一通りお手伝いして、すぐに日陰を求めて下山を開始した。

無事に下山して、帰りに洞川温泉センターに寄った。
おおいに混雑していたが、それでも汗を落としてさっぱりできたので助かった。


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