Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

6/12(日)、比良・奥ノ深谷。怒涛の第3回。

2005年06月18日 | 沢登りの記録
で、第3回。しばらく快適な遡行が続く。まだ黄緑っぽい新緑をふり仰いだり、サラサドウダンの花が散り敷く岩に目をやったり、淵に巨大なヒキガエルを発見したり。そうそう、流木に、ショウキランが咲いていた。

こんな愉しい自然と触れ合いながら、エメラルドの水も美しい小ゴルジュに到着。向こうに黄色っぽい岩の、ちょい長めのナメ。ここはM村さんは、長いコンパスを活かして、脚を両岸に突っ張って進んでいく。奥さんは、器用に左岸の斜めのトラバースをちょいちょいと伝って、これまた簡単に進んでいく。

「難しそうやな」と一瞬思ったが、まあ、ここまで来たので、最悪、淵にドボンというのも愛嬌だと開き直り、同じようにトラバースしてみた。思ったより簡単で、M村さんより遥かに短い足でも、突っ張りながら登れる。念のためのお助け紐が下りてきて、一応ハーネスにつけたものの、ノーテン余裕で滝上へ。若干のシャワークライムが、これまた愉しい。

Y井カメラマンは、淵に自らドボンして突然泳ぎだし、最後はなぜか独り、右岸を高巻きしている。躁状態の奇行が始まっていたので、放っておくに限る。

そしてとうとう一般登山道の渡渉点。愉しかった遡行の終着点だ。今回は、我々だけの実力では到底無理なコースだっただけに、喜びもひとしお。3強メンバーに感謝、感謝だ。

帰路、奥さんが異常なペースで山道を駆け下りていくのには驚いたが、Mr.DashはM上さんとおしゃべりしながらの下山。話をするにつれ、恐ろしい体力の持ち主であることが判明し、改めて敬服。脱ぎきれないほど、帽子を脱いだ気がする。

最後に京都市内の温泉(なぜか湯を大阪の能勢町から運んでいた)に浸かってホッ。御礼がわりに、サイン入りの著書をプレゼント。ヘタクソのお相手を、いやな顔ひとつせず務めていただいた3強各位に、あらためて、御礼申し上げます。
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