2008AFCチャンピオンズリーグ・1次リーグは9日に第3節が行われ、鹿島アントラーズはホームで北京国安と、ガンバ大阪はアウェーでメルボルン・ビクトリーと対戦しました。
2試合とも圧倒的な強さで連勝を果たしている鹿島アントラーズは、グループFのライバル・北京国安を相手に前半は0-0で折り返しますが、後半8分にマルキーニョスからのスルーパスに反応したダニーロが決めて先制します。しかし2分後、ペナルティエリア内で岩政大樹が北京のチアゴを倒してしまいPKを献上。このPKをチアゴがけりますが、GK曽ヶ端準がセーブ。この後、FW陣を立て続けに交代しましたが、追加点が奪えず。結局ダニーロの1点を守り切った鹿島が勝利。3連勝&勝ち点9でがっちり首位をキープです。
ガンバ大阪は初戦のチョンブリ戦でまさかの引き分け、2戦目の全南ドラゴンズでは播戸竜二が2得点の活躍で点の取り合いを制し、1勝1分け・勝ち点4でメルボルン戦に臨みました。前半4分にオールソップのゴールでメルボルンに先制されてしまいますが、32分に二川孝広の豪快ミドルが決まり同点、39分にはバレーのゴールで逆転に成功しますが、3分後にバルガスのゴールで再び同点となり、前半は2-2で折り返します。
後半、ガンバはルーカスと寺田紳一を投入していきますが、後半21分にオールソップがこの日2点目のゴールを決め、勝ち越されてしまいます。ところが3分後、CKから山口智のヘッドで3たび同点!このまま引き分けで終わるかと思われましたが、終了間際に左サイドの安田理大のクロスから、ルーカスのヘディングが決まり勝ち越し!ルーカスの決勝点でガンバがアウェーで貴重な勝ち点3をGET!これで2勝1分け・勝ち点7で首位浮上です。
Jクラブ勢の2チームが、グループリーグで首位に立っているのは嬉しいですねえ。鹿島はJリーグと同様の強さを発揮しているし、ガンバは打ち合いになったら負けてませんからね。鹿島は次の試合に勝ったら、決勝トーナメント進出の可能性も出てきました。次で決められるかどうか…。一方のガンバは突破できるかどうか難しいところ。1位になるためには、黒星は絶対に許されません。
次戦4月23日に行われる第4節は、鹿島はアウェーで北京国安、ガンバはホームでメルボルンと対戦です。ともにグループステージ突破すれば、決勝トーナメントで登場する浦和レッズを含めると、ベスト8に日本勢が3クラブ入ります。今年のACLも日本が優勝できるといいですね~。