日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

阪神競馬場に春の嵐!桜花賞は3連単で700万円の大波乱決着

2008年04月14日 | 競馬

2008年のクラシック開幕戦・第68回桜花賞(GI)が13日、阪神競馬場で行われました。父がクロフネで母がエアグルーヴという最強の遺伝子を受け継ぎ、今年の桜花賞の有力候補に挙げられていた⑦ポルトフィーノが左寛ハ行で出走取り消しという緊急事態が発生、今年は17頭が桜の女王を懸けて争われました。

レース直前のオッズでは、昨年の2歳女王・⑩トールポピーが1番人気、2番人気には⑨リトルアマポーラ、3番人気には⑤オディールが続きました。
スタートから③エイムアットビップが果敢に先頭を奪いますが、①デヴェロッペがすぐに先頭に躍り出ます。⑧ハートオブクィーンと⑪エアパスカルが3番手争いを形成、オディールは8番手、現在3連勝の⑬ソーマジックが9番手、フィリーズレビューを制した④マイネレーツェルが10番手、⑯ブラックエンブレムが13番手、⑩トールポピーは14番手、その後に⑨リトルアマポーラが追走します。
レースは縦長の展開になり、800mを46秒台で通過します。有力勢はまだ中段から後方待機のまま最後の長い直線へ。デヴェロッペがまだ粘るが、エイムアットビップが先頭に立つ。内からハートオブクィーン、真ん中からエアパスカルが追い上げていく、大外からポピーとアマポーラが一気に捉えようとするが届きそうに無い。オディールも厳しい!残り100mを切って、⑱エフティマイアが突っ込んでくるが、外から一気に⑮レジネッタが交わして先頭でゴール!鞍上の小牧太騎手がゴールと同時にガッツポーズ!2着にはエフティマイア、3着にはソーマジックが入線。トールポピーとリトルアマポーラは末脚届かず完敗です。


最終成績&払戻金
1 レジネッタ     1:34.4
2 エフティマイア   1/2
3 ソーマジック    クビ
4 ハートオブクィーン クビ
5 リトルアマポーラ  ハナ
6 マイネレーツェル  1/2
7 エイムアットビップ 1/2
8 トールポピー    クビ
9 エアパスカル    クビ
10 ブラックエンブレム 1.1/4
11 ベストオブミー   クビ
12 オディール     1/2
13 シャランジュ    2
14 ルルパンブルー   1/2
15 デヴェロッペ    ハナ
16 マダムルコント   3
17 エーソングフォー  9
 ポルトフィーノ   取消

単勝
15 4,340円
複勝
15 1,120円
18 3,310円
13 430円
枠連
7-8 2,340円
ワイド
15-18 35,680円  13-15 5,880円
13-18 22,260円
馬連
15-18 196,630円
馬単
15-18 334,440円
3連複
13-15-18 778,350円
3連単
15-18-13 7,002,920円


今年の桜花賞は、12番人気のレジネッタがゴール前での競り合いを抜け出して優勝、2着には15番人気のエフティマイア、3着には5番人気のソーマジックが入り、3連単で700万円台に達する大波乱の結末となりました。上位陣はリトルアマポーラが5着、トールポピーは8着、オディールは12着と惨敗に終わりました。
レジネッタに騎乗した小牧太騎手は、JRA移籍5年目、40歳で悲願のGI初制覇。優勝インタビューでは「長かった。あきらめかけた時期もあった。悔しい思いをしたが、この勝ちで吹っ切れた」と涙ながらに語っていました。地方競馬時代は、兵庫の絶対的エースで2度の全国リーディングを獲得。中央競馬で結果を残して移籍したんですが、兵庫時代の後輩である岩田康誠がGIレースを制したり、リーディング争いで上位に食い込むなどの活躍を見せ、いつしか岩田騎手と小牧騎手の立場が逆転していました。でも、今回の勝利で岩田騎手に追いついたんじゃないかと思います。49回目での挑戦で悲願のGI制覇。本当におめでとうございます。
優勝したレジネッタは、道中を12番手で進み、3,4コーナー付近ではまだ10番手にいました。それから一気に他の馬を交わして優勝ということになりました。レジネッタはイタリア語で「若い女王」と言われており、まさしくGIを制するために名付けられた馬と言ってもいいでしょう。桜の女王を制したら、今度は樫の女王(オークス)で2冠を目指すことになります。この勝利がまぐれか実力か、次戦参戦予定のオークスでわかります。
3連単で700万円が出ましたが、GIレースでは昨年のNHKマイルカップで973万9870円に次ぐ史上2番目、全体では史上6番目の高額配当となりました。そして、大波乱の桜花賞を的中した芸能人がいました!お笑いコンビ・シャンプーハットのてつじ(本名・宮田哲児)さんが、なんと3連単を的中していました!会見でてつじさんは「これで1年間、軽く遊べるなあ。車でも買おう」と笑顔で話していました。昨年は皐月賞で爆笑問題の田中裕二さんが162万円を的中し、797万円の配当金が出たと話題になりましたよね。田中さんもてつじさんも本当に凄い!これぞまさしく「オーマイガットトゥギャザー」。(Byシャンプーハット・てつじさんの相方である小出水直樹さんのギャグ)

桜花賞では大波乱の決着となりましたが、20日は牡馬クラシック第1弾・皐月賞が行われます。昨年はヴィクトリーとサンツェッペリンで波乱となりましたが、今年は目下3連勝中で5戦連続連対中のマイネルチャールズ、弥生賞2着のブラックシェル、スプリングステークスを制したスマイルジャック、共同通信杯優勝のショウナンアルバが有力候補となっています。来週は堅い決着となるのか、それとも2週続いての波乱が起きるのか?皐月賞は20日・午後3時35分頃にスタートです。


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博多のタダアツのサヨナラタイムリーで西武に連勝!

2008年04月14日 | HAWKS

土曜日は小久保の復帰後初ホームランで西武にリベンジを果たしました。13日は和田毅の好投で埼玉西武ライオンズに連勝するのとともに、5カードぶりの勝ち越しを目指しました。試合は連日のシーソーゲームとなり、最後は意外な選手が勝負を決めました。

1回、ソフトバンク先発の和田は1死から栗山をヒットを浴びますが、中島の場面で田上が栗山の盗塁を阻止。中島にもヒットを許しましたが、ブラゼルをセンターフライに打ち取って3アウト。その裏、川崎がヒットを放つと、仲澤が送りバントを決めて1死2塁と先制のチャンスを迎えます。多村三振の後、松中がセンター前ヒットを放ち、2塁から川崎が生還してソフトバンクが先制します。
3回、ソフトバンクは井手と川崎の連打のあと、仲澤の2打席連続犠打で1死2,3塁と追加点のチャンスを掴みます。この後多村三振、松中の四球で満塁となりますが、小久保が凡退して3者残塁。絶好のチャンスを生かしきれませんでした。
和田は3回まで走者を出しながらも後続を打ち取るピッチングで無失点に抑えますが、4回に中島の振り逃げ、ブラゼルのヒットで無死1,3塁とピンチを迎えます。ここでG.G.佐藤に左中間フェンス直撃の3塁打を浴びて逆転を許してしまいます。このプレーでレフトを守っていた井手正太郎が右足首を負傷してしまい途中退場。レフトには城所が入りました。なおもピンチが続き、中村のレフト犠牲フライで更に1点を失い、この回3失点を喫しました。
1点を追うソフトバンクは5回、川崎四球の後、仲澤の1塁ファウルフライ&川崎憤死で併殺打となって2死となりますが、多村が西武先発・キニーの2球目のチェンジアップを捉え、レフトスタンドに運ぶソロ本塁打で1点差。この後松中が四球で出塁し、小久保がセンターフェンス直撃の長打。1塁走者・松中は懸命に本塁へ駆け回って生還。打った小久保は3塁で憤死しましたが、この回2点を奪い同点に追いつきました。
6回、先頭の柴原が2塁打を放つと、松田の犠打で1死3塁。ここで田上がセンターへの犠牲フライを放ち勝ち越しに成功します。しかし、勝ち越した直後の7回、和田は2死3塁の場面で片岡にレフト前タイムリーを浴びて同点にされたところで降板。2番手で登板した小椋は、栗山を2塁ゴロに打ち取って3アウト。8回には中島を空振り三振、ブラゼルにはセンターフライに打ち取って2死としたところで、3番手の久米と交代。久米はG.G.佐藤にヒットを許しましたが、中村をレフトフライに打ち取ってゼロに抑えました。
9回、久米は赤田と細川を打ち取って2死とした後、松坂健太に2塁打を浴びて勝ち越しのピンチを迎えましたが、片岡を遊撃ゴロに打ち取ってピンチ脱出。その裏の味方の攻撃を待ちます。9回裏、1死から田上がライト前ヒットで出塁。ここでソフトバンクは金子圭輔を代走に起用。1死1塁で城所が犠打を決めて2死2塁。川崎敬遠で2死1,2塁となって、仲澤が西武3番手・大沼の3球目のスライダーをレフトへ弾き返し、西武左翼手・栗山の頭上を越えるサヨナラタイムリー!ソフトバンクが5-4で西武に連勝です!


2008/04/13(日)
ソフトバンク-西 武 6回戦
(3勝3敗、ヤフードーム、13:00、29545人)
L 000 300 100  4
H 100 021 001x  5
【投手】
(西)キニー、星野、大沼-細川
(ソ)和田、小椋、久米-田上
【責任投手】
(勝)久米9試合3勝1S
(敗)大沼6試合1勝1敗1S
【本塁打】
(ソ)多村3号ソロ(5回、キニー)

久しぶりに連勝を飾ったソフトバンク、首位・西武に勝ち越して5カードぶりの勝ち越しを果たしました。そしてまた貯金生活に突入です。3番手で登板した久米は今季3勝目、中継ぎなのにリーグトップタイの勝ち星を挙げるのは異例でしょう。まるで99年に中継ぎで14勝を挙げた篠原貴行みたいだ…。その篠原は…。
この日の先発・和田は、7回途中まで打者28人にたいして109球、被安打7・7奪三振・2四死球・4失点でした。初勝利はこの日もお預け、次戦こそ初勝利が欲しい。
打線は10安打と2ケタに到達。仲澤のサヨナラ安打で先発全員安打も記録しました。サヨナラを放った仲澤は2つの犠打を決めました。また多村、松中、小久保のクリーンナップが揃って打点を稼いだのも嬉しいですね。今季3本目の多村は、現在チームの本塁打王です。小久保選手はこの試合で通算1500試合出場を達成。記念祝砲とはいきませんでしたが、第3打席でタイムリーを放ちました。
ところで、4回の守備で右足首を痛めた井手選手は、福岡市内の病院で診断を受けた結果、捻挫と判明。骨に異常は無いものの歩行が困難であるため、14日に出場選手登録を抹消されることになりました。せっかくスタメンで結果を残し続けていただけにとても残念としか言えません。ゆっくり治してほしいんですが、早い復帰を望みたいところです。大村もいない、井手もいない。当分の間レフトは城所になるのでしょうか?城所の場合は攻守で結果を残さないと定着できないかもしれません。
6連戦を3勝3敗で終えたソフトバンクは、15日からアウェーでの試合が続きます。15日からは京セラドームでオリックス、18日からは札幌ドームで北海道日本ハム、22日からはクリネックススタジアム宮城で東北楽天と対戦します。ホークスがヤフードームに帰ってくるのは、25日からの千葉ロッテ戦です。アウェーでの9試合、最低でも6勝してもらいたいですね。現在3位ですが、首位・西武、2位の日本ハムが敗れたため、ゲーム差は1と縮まりました。早く首位を奪い返せ!


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