日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

AFCチャンピオンズリーグ決勝 ガンバ大阪がアジア制覇へ王手!

2008年11月06日 | soccer

AFCチャンピオンズリーグも遂に決勝戦!日本から唯一残っているガンバ大阪は、決勝でアデレード・ユナイテッドFCと対戦。初戦はガンバのホーム・万博記念競技場で行われました。準決勝まで4失点と堅守を見せているアデレードを相手にガンバ攻撃陣がどう切り崩すか注目されましたが、初戦から見事な試合内容でした。

ガンバのスタメン
GK 22 藤ケ谷陽介
DF 2 中沢聡太
DF 5 山口 智
DF 21 加地 亮
MF 7 遠藤保仁
MF 10 二川孝広
MF 13 安田理大
MF 16 佐々木勇人
MF 17 明神智和
MF 27 橋本英郎
FW 9 ルーカス
FWはルーカスの1トップ、ロニーと山崎雅人はベンチスタートでした。

試合は開始からガンバペースで進みます。開始4分、安田が左サイドでドリブルで突破してクロス、ルーカスが頭で合わせるもゴールとは全く違うところに飛んでいきます。6分にはまたも安田が左サイドで仕掛けてクロスを入れるが、相手にクリアされました。8分、安田のパスを受けた明神がミドルを放ちますが、GKにパンチングされてゴールならず。ガンバペースで進む中で迎えた12分、アデレードはジエゴのクロスにコーンスウェイトが頭で合わせるも、ガンバGK・藤ヶ谷がゴールを許さず。
24分、橋本のパスを受けた遠藤が狙うもGKに阻まれる。25分には右サイドでフリーになっていた佐々木がミドルシュートを放ちますが、僅かに左に外れる。33分、アデレードは相手のクリアボールを拾うとカシオがミドルを狙うも失敗、34分にはクリスチアーノが頭で合わせるも枠を捉えられず。そして37分、ガンバは中盤で相手ボールを奪って二川がロングパス、これを受けたルーカスが左足でゴール!ACL決勝はガンバがまず先制!その6分後、今度は佐々木がボールを奪うと、ルーカスが左サイドを駆け上がっていた遠藤へラストパス、遠藤が左足で決めて追加点!前半はルーカスと遠藤のゴールでガンバが2点のリードで折り返します。
後半、開始早々のCKから山口が得意の頭で合わせますが、僅かにゴールの枠から外れます。1分後、安田→ルーカスと繋いで、佐々木がミドルを放つもダメ。この後試合はアデレードの反撃ペースとなりますが、ガンバ守備陣がアウェーゴールを与えません。17分、右サイドのドッドがクロスを入れると、ゴール前で加地が必死のクリア、こぼれ球にコーンスウェイトが押し込もうとするが、バーを大きく越えてしまいます。ガンバにとっては危ない場面、逆にアデレードは絶好機を外してしまいました。
ここでガンバは明神に代えてACL男・山崎が投入。22分、ルーカスのクロス(シュート?)が相手に当たりCK、左サイドでのCKを遠藤が蹴ると、ペナルティエリア手前にいた安田の右足ボレーが豪快に決まりガンバ3点目!これにはアデレード守備陣一歩も動けず。24分、次は佐々木に代えてロニーが投入。ガンバは更に追加点を狙うつもりだ。そのロニーは29分、ルーカスのパスを受けて右足で強烈シュートを見せるが、枠を捉え切れません。38分、遠藤→橋本→二川とパスを繋いで、山崎がシュートを狙うも、GKのパンチングで4点目ならず。
ロスタイム直前、ロニーがスルーパスを出し、ルーカスが相手DFを抜け出してドリブル突破。一気に4点目かと思われたその時、アデレードGKが飛び出してルーカスと接触。ルーカスを倒したGKには警告が出されました。ペナルティエリア手前、ほぼ左寄りでのFKを遠藤が直接決めたが、オフサイドの判定が出る…。完璧だったのに。終了間際には山崎のシュートもありましたが外してしまいました。それでも試合はこのまま試合終了。3-0でガンバが快勝、さあアジア王者へあと1試合!

第1戦からガンバの勢いが凄いですね。ルーカスの先制ゴール、遠藤が1ゴール1アシスト、安田のファインボレーで3得点。この試合内容と結果は価値があって非常に大きいですよ。守備陣もアウェーゴールを1点も与えず完封勝ち。相手のお株を奪うような堅守だったように見えました。3点目の安田のゴールシーン、CKで遠藤がペナルティエリア内に入れると見せかけて遠いサイドに蹴り、安田が合せたものでした。アデレードFCもCK対策を十分に練ったんだけど、安田のようなプレーが来るとは思っていなかったでしょう。
これでアジア制覇に王手をかけたガンバ大阪。来週のアデレードの試合で、0-2か3点差以内で負けたとしてもガンバのACL優勝が決定しますが、ここまで来たならアウェーゴールを奪って勝ちたいところ。相手も1点を多く返そうと必死で攻めまくるかもしれませんが、それを上回る猛攻を見せてくれたらいいなと思っています。
P.S.それでも地上波は生中継をやらないのですか?テレビ朝日はAFCと独占放映権を持っているのに。

おまけですが、ACL決勝の裏で行われた天皇杯4回戦で、ナビスコ王者の大分トリニータがJ2のサガン鳥栖に0-2で敗れてしまいました。準優勝の清水エスパルスはジェフ千葉に1-0で勝ちました。トリニータの敗戦は小室ショックが原因なのだろうか…。ガンバ大阪は16日にヴァンフォーレ甲府と対戦します。12日にアデレードで試合やって、4日後に天皇杯の試合というキツいスケジュールを乗り越えられるのか?



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2008日本シリーズ第4戦 おかわり君の2連発でお腹一杯

2008年11月06日 | Sports

第3戦終了時点で巨人が2勝1敗でリードして迎えた日本シリーズ第4戦、今回は巨人がグライジンガー、西武はチーム最多勝の岸孝之が先発投手でした。スタメンでは、巨人は脇谷亮太が2番・二塁、阿部慎之助が6番・DHでシリーズ初スタメン、2試合連続本塁打のラミレスがレフトに回り、ライトには亀井義行が入りました。対する西武はボカチカに代わり佐藤友亮がライト、赤田将吾が9番・ライトで先発です。

試合は1回、西武は先頭の片岡が初球をライト前に弾き返すと、栗山の場面で盗塁成功。無死2塁の場面で栗山がライト線を破るタイムリー2塁打を放って先制します。対する巨人は、西武先発・岸の前に3回まで無安打、出塁したのは初回に小笠原が四球で選んだ1度のみ。グライジンガーも2回と3回に西武打線を3者凡退に抑えて立ち直ります。
4回、巨人は脇谷が岸のグラブを弾く内野安打で出塁しますが、小笠原、ラミレス、イ・スンヨプのクリーンナップが揃って凡退してしまい無得点。その裏の西武は、ここまで絶好調の中島が右肘に死球。グライジンガーと口論となると、両チームの選手達がベンチから飛び出し乱闘寸前に。続く中村がグライジンガーの初球を豪快に振りぬくと、レフトポール際への大きな当たりはそのままホームラン!鶴岡が抗議するも判定は覆らず。おかわり君の怒りの一発で2点を追加して3-0とリードを広げます。
反撃したい巨人ですが、5回まで岸の前にわずか1安打、毎回6奪三振と完全に封じられて元気無し。6回に鶴岡の代打・木村拓也がセンター前ヒットを放つも後続があえなく凡退。6回裏、西武は先頭の中島がショートへの内野安打で出塁すると、続く中村がまたも初球をジャストミート!レフトスタンドへ豪快に飛び込む絶品2ランで「おかわりー!」中村の2打席連続2ラン本塁打で5-0、西武ファンはもう大満足!2打席連続被弾を浴びたグライジンガーはここでKO。巨人は2番手に山口鉄也がシリーズ初登板。その山口は石井義人にレフト前ヒットを浴びると、後藤には四球を許すと、佐藤の犠打で1死2,3塁とピンチを迎えます。この場面で細川のスクイズ失敗、続く赤田を空振り三振に仕留めて3アウト。中継ぎエースの意地を見せた山口、追加点を許しません。
1点が欲しい巨人は7回、2死から阿部がレフト前ヒットを放つと、亀井の場面で岸が暴投してしまい、阿部は2塁へ進塁するが、亀井が片岡のファインプレイに阻まれて3アウト。8回には鈴木尚広がヒットを放つも無得点に終わる。一方の西武は、7回に片岡が四球で出塁するが、栗山のレフトフライで1塁に戻る際、2塁ベースを踏み忘れてアウトという失態を犯してしまう。8回にはかつての同僚・豊田清の前に3者凡退。おかわり君も空振り三振で倒れて3打席連続アーチならず。
9回、完封勝利を目指して続投した岸は、先頭の小笠原を空振り三振、続くラミレスにはレフトフライで2アウト、最後はイ・スンヨプを1塁ゴロに仕留めてゲームセット!岸が巨人打線を完全に沈黙させて見事完封勝利!西武が5-0で快勝してシリーズ2勝目です。


日本シリーズ 2008/11/05(水)
西 武-巨 人 第4戦
(2勝2敗、西武ドーム、18:18、27930人)
G 000 000 000  0
L 100 202 00X  5
【投手】
(巨)グライシンガー、山口、東野、豊田-鶴岡、加藤
(西)岸-細川
【責任投手】
(勝)岸1試合1勝
(敗)グライシンガー1試合1敗
【本塁打】
(西)中村2号2ラン(4回)、3号2ラン(6回)


今回の第4戦は、岸孝之の完封&おかわり君の2連発で西武が5-0で勝利、対戦成績を2勝2敗のタイに戻しました。先発の岸投手は巨人打線を打者32人に対して147球の熱投、4安打・1四死球・毎回の10奪三振という好投を見せ、初登板で初完封という仕事をやりました。巨人のクリーンナップには全て無安打に抑えたのも良かったですね。
2打席連続本塁打の中村選手は、4打数2安打4打点と大活躍。豪快なホームランが出たときは「さすが西武の4番&パリーグ本塁打王だわ」と実感しました。10打席連続無安打のときは空腹どころか「餓死寸前」でしたが、初安打となる3ランでようやく目覚めると、4戦目で大爆発。2試合連続で3本塁打と量産し、打率も.188と上昇気配です。片岡はこのシリーズ2回目の盗塁を決めると、栗山のタイムリーで先制のホームを踏みました。しかし7回に踏み忘れのポカをしてしまいました。初戦では牽制で刺されてしまうシーンがありましたね…。盗塁を貪欲に狙うのはいいけど、細かいミスはしないでね。
巨人は岸の前に沈黙して完封負け。先発のグライジンガーは、セリーグ2年連続最多勝の意地を見せつけられず5失点。4回の中島の死球で感情的になったのと同時に緊張の糸が切れたのか、おかわり君にホームランを打たれてしまいました。西武戦では交流戦で2戦2敗、この日も黒星を喫したグライジンガー。苦手意識は抜け出せないのでしょうか?打撃陣ではイ・スンヨプが3打席連続三振と快音なし。4試合で打率が.083、12打数8三振と大不振。北京五輪の予選リーグを思い出すかのようです。
これで4試合を終えて2勝2敗の五分。次の第5戦で勝った方が日本一に王手となります。西武は西口が先発予定、対する巨人は上原が2度目の先発登板か?日本シリーズもいよいよ後半戦、本当の戦いはこれからです。



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