日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 日本VSカタール

2008年11月20日 | soccer

最終予選を2試合終えて1勝1分けで勝ち点4。前回のウズベキスタン戦では、ホームで痛いドローを喫しました。サッカー日本代表の3戦目はアウェーでカタールと対戦です。カタール代表は3試合を終えて勝ち点4、この日本戦が4試合目となります。この試合は本当に負けられない戦い、とにかく勝ち点3を獲らなければなりません!岡田ジャパンにとっては今年最後の試合。最高の形で2008年を締めくくれるか?さあ岡田ジャパンよ、日本サッカー鬼門の地・ドーハで勝利を掴み取れ!

日本代表のスタメン。
GK 1 川口能活
DF 2 寺田周平
DF 3 内田篤人
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 15 長友佑都
MF 7 遠藤保仁
MF 8 田中達也
MF 10 中村俊輔
MF 16 大久保嘉人
MF 17 長谷部誠
FW 11 玉田圭司
この試合白のユニフォームで臨む日本代表は、ケガで出場できるかどうか微妙だった俊輔がスタメン入り、ACLでMVPを獲った遠藤も先発出場。FWは玉田、田中、大久保の3人。DF・寺田はW杯予選初登場です。対するカタールは、エース・セバスティアン、ファビオ・セザールの南米帰化組が先発。


日本ボールでキックオフしたこの試合。開始早々玉田が左サイドで倒されるもファウル無し。2分、日本は右サイドでFKのチャンスを得ましたが、シュートに持ち込めません。4分、カタールは右サイドからのFKをマジディがクロス、中央でマージドが頭で合わせましたが川口がキャッチ。5分、セバスティアンがペナルティエリア手前で倒されるも、判定はノーファウル。7分、カタール右FKをマージドがまたも頭で狙うも枠を外す。この立ち上がりはカタールペース。11分、日本は田中が左サイドでドリブルを見せるが、ボールはラインを割る。13分、今度は田中が右サイドでドリブル突破してCKを獲得。CKでは決定的なチャンスは生まれず。その直後に闘莉王がロングを狙いますが、GKに抑えられました。
15分経過。ようやく日本も中盤でボールを回し始めたか。16分、左CKを遠藤が蹴るもGKにキャッチされる。17分に田中がミドルを狙うが枠を捉えられず。そして19分、中盤でボールを奪うと、内田がパスを出し、飛び出していた田中が決めて日本が先制!勢いに乗りたい日本は20分、左CKの場面でしたが、相手を押してファウル。23分、日本がピンチを迎えます。右サイドでハルファンがクロスを入れましたが、誰も合わせられず。ここで日本にアクシデント。先制ゴールを奪った田中が腰を痛めて担架で運ばれましたが、ピッチに戻りました。28分、日本は中盤でパスを回し続けてチャンスを迎えるも、シュートが出ない。前半30分、ペナルティエリア中央で俊輔が倒されてFKを獲得。このFKを遠藤が狙いますが、壁に当たってCK。続くCKは俊輔が蹴り、闘莉王が飛び込むも先にGKがキャッチ。
32分、カタールがカウンターで反撃開始。しかし日本DF陣が何とか守りきった!今度は日本がカウンターを仕掛けますが、玉田が倒されました。35分、日本は玉田が左サイドでクロスを入れるが、相手に当たりCK。CKのこぼれ玉を俊輔がクロス→長谷部ダメ→闘莉王パス→田中シュート→大久保飛び込むもキャッチされる。37分、カタールは右サイドでFKを獲得するが、日本がクリア。今度は中央でFKの場面、でも全然ダメ。38分、日本はカウンターから田中が2点目のチャンスがブロックされ、こぼれ球を大久保が拾うもブロックされた。ここは玉田が狙えばいいのに…。42分、カタールにチャンスがありましたが、闘莉王なんとか守った。ロスタイム直前、内田のクロスに大久保が粘って遠藤にパス、遠藤が勝負を狙うがシュートに至らず。結局前半は1-0、田中のゴールで日本がリードして折り返しました。

後半開始早々、日本は玉田の強烈な左足シュートが決まって2点目!対するカタールは直後にハルファンがミドルを狙うが失敗。4分、長谷部がファビオを倒してファウル献上。このFKをファビオが直接狙うもバーを越えます。7分、カタールは左サイドでのFKがありましたが、日本がクリアします。続くCKは川口がパンチング。10分、日本は中盤でパスを回し続けるものの、前線で決定的なシーンは無し。11分、大久保が抜け出してシュートを見せるが、GKに弾かれて3点目ならず。ここでカタールは最初の選手交代。イスマイルに代えてサイドが入る。カタールは2トップに変えてきました。
後半15分経過。カタールが反撃ムード?それでも日本はディフェンス。16分、左サイドで田中が倒されてFK。遠藤が入れるもキャッチされた。18分、大久保が相手DFに倒されるもファウル無し。大久保肩痛めたか?21分、俊輔が中央で倒されてFK。早いリスタートを見せるもラインを割る。スローインから田中が仕掛けるも相手に阻まれる。右ショートコーナーから俊輔がクロス→闘莉王が頭で押し込んで3点目!闘莉王がゴールを決めた瞬間、両手でガッツポーズ!カタールサポーターもう呆れて帰宅する人も…。日本は残り20分を切ってから最初の選手交代。田中達也を下げて松井大輔が入りました。その松井は、遠藤のパスを受けた後、玉田にスルーパスを出そうとしましたが、相手にクリアされました。28分、長谷部がミドルを打っていきますが、わずかにバーを越えた。28分、中盤でのカウンターから松井がシュートを放つが、パワーが足りず。遠藤が足を痛めたのか担架へ。でもすぐに復帰。
残り15分。このまま無失点で行きたいところです。カタールはマジディが足首を痛めて担架搬送。久々にピンチを迎えた日本、FKを何とかクリア。クリアした日本は、玉田が左サイドでマジドに叩かれる。今度は松井が粘ってファウルを獲得。カタール・マジディは結局アウト。マジド・ハサンが入る。残り10分、日本はまだ2人の交代枠を残しています。カタールはようやく決定的なチャンス。ハルファン が中央でシュートを放つが、川口が右手一本でセーブ。なんかスタジアムの観客が少なくなったような…。38分、大久保が倒されると、今度は相手に押し倒される。でもノーファウル。ファウルでしょーチャイニーズの審判さん!
残り5分、大久保に代えて岡崎慎司を投入。残り5分と限られた時間だが、結果を出したい。42分、カタールが1点を取り返そうとするも、日本は失点を許さない。43分、左サイドで岡崎が倒されてFKを獲得。日本はボールキープで時間稼ぎ。次は内田が倒される。カタールここに来て警告が出るわ。ロスタイムは3分、もう1点獲ってもいいんだけどなあ。3枚目に佐藤寿人が投入。玉田と交代のようです。47分、右サイドで寿人が倒されてFKを獲得。カタールがラストチャンスにかけるも長谷部が守る。そして試合終了。3-0でカタールに快勝!


いやぁ~、勝てて良かったわ。やっと因縁の地・ドーハでサッカー日本代表が勝利しました。前半に田中達也のゴールで先制すれば、後半は玉田と闘莉王のゴールで2点追加。絶対に落とせない試合で完封勝利、アウェーで勝ち点3を獲得することができました。田中の先制ゴールは、オフサイドぎりぎりの位置のところから抜け出したものでした。玉田の2点目は、テレビの前で岡田ジャパンを応援しているけど眠くなっちゃった人を目覚めさせるようなファインゴールでしたね!これで玉田は3試合連続ゴールと絶好調。名古屋グランパスのストイコビッチ監督も大変喜んでいることでしょう。
中澤佑二の離脱で心配された守備陣ですが、闘莉王と寺田を中心としたDF陣、中盤の選手やFWの選手も守備に参加して無失点。GK・川口は冷静な守備でゴールを許しませんでした。セバスティアンやファビオといった要注意人物に何も仕事させなかったというのも良かったんじゃないかと思います。
これで日本は3試合を終えて2勝1分けで勝ち点7で2位をキープ。もう1試合行われたバーレーンVSオーストラリアは、バーレーンが押していく展開で進みますが、両チーム無得点で引き分けに終わるかに思われた後半ロスタイムにオーストラリアが決勝点をあげて1-0で勝利。豪州は3連勝で首位のまま。日本とオーストラリアは来年の2月11日にホームで最初の直接対決を迎えます。次こそホームで勝ち点3が欲しいところなんですがねえ。
年内最終戦を白星で飾った岡田ジャパン、2009年は1月20日のアジアカップ予選・イエメン戦で最初の試合を行います。来年はW杯最終予選があればアジア杯予選もあるんですね。W杯予選のほうは残り5試合あります。今後も負けられない戦いが続きます。絶対に2位以内に入って南アフリカへの切符を手にして欲しいと思います!岡田ジャパンの皆さん、来年も頑張ってください!


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コメント (3)
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