日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

福岡ソフトバンク今季初の連勝で最下位脱出!

2009年04月20日 | HAWKS

引き分けを挟む3連敗で最下位に転落、前日はロッテに競り勝った福岡ソフトバンクホークス。ここ最近のチームの不甲斐なさにがっくりし、最近ではテレビの野球を見るのが地獄に感じて見ないようにしています。木曜日の試合なんか、ホークスの試合なんか見ないで「イロモネア」を楽しんでましたからな。福岡や九州の人はホークス戦しか楽しみが無いけど、関東人は選択肢がいっぱいありますんで。で、日曜日は千葉マリンでのロッテとの最終戦が行われました。この日は杉内が先発、ロッテに連勝して久々の勝ち越しを決めたいところでした。


ソフトバンクは初回、ロッテ先発・小林宏之の前に3者凡退に終わり、その裏の杉内は先頭の早川をセンターフライに打ち取ると、竹原・里崎を連続で空振り三振に仕留める上々の立ち上がりを見せます。2回、先頭の小久保のヒットと長谷川の四球で無死1,2塁のチャンスとなり、田上がライト前ヒットを放ち、小久保が2塁から生還してソフトバンクが1点を先制。なおも無死1,3塁の場面で柴原のセンター前タイムリーで1点を追加。この後、高谷の犠打と森本学の四球で1死満塁となり、本多の2塁ゴロの間にもう1点追加し、この回3点を奪いました。
3点を貰った杉内ですが、その裏につかまります。井口とサブローの連打で無死1,2塁のピンチを招くと、ベニーの場面で暴投し、更に高谷のミスで1点を失ってしまう。なおも無死3塁の場面でベニーにライト前に弾き返されて1点差とされます。1死後にバーナムの内野安打で1,2塁と同点のピンチとなりますが、後続を打ち取ってピンチを凌ぎました。3回には連続四球で1死1,2塁となりますが、サブローを併殺打に打ち取って同点を阻止。しかし4回、先頭のベニーに甘く入った直球を狙われ、レフトへの本塁打で同点とされてしまいます。この後2つの四死球の後に犠打で1死2,3塁となり、早川にセンター前タイムリーを浴びて逆転されてしまいました。杉内はこの日も苦戦。KO負けの予感が漂いました。
何とか杉内を助けたい打線は5回、本多が四球で出塁した後、川崎の場面で盗塁を成功。1死後に松中が四球を選んで1,2塁とし、小久保のセンター前タイムリーで1点を返し、長谷川がライト線を破る2塁打で同点に追いつきます。なおも1死2,3塁と逆転のチャンスに田上が犠牲フライを放って逆転成功。そして柴原がセンター前タイムリーで1点を追加。この回4点を奪う猛攻で逆転!
杉内はその裏のロッテの攻撃を3者凡退に仕留めると、6回にはランナーを背負いながらもロッテに反撃を与えず0点に抑えたところで降板。7回には2番手・ファルケンボーグが無失点に抑えるリリーフを見せました。
8回、先頭の柴原がセンターへの3塁打を放って追加点のチャンス!高谷の四球の後、森本のセンター前タイムリーで1点追加。続く本多のヒットで満塁となり、1死後に松中がレフトへの犠牲フライでもう1点追加し、なおも2死1,2塁の場面で小久保がロッテ4番手・川崎雄介のストレートをジャストミート!バックスクリーンに飛び込む3ラン本塁打でとどめを刺し、この回5点の猛攻で12-5とロッテを突き放しました。試合はこの後、3番手の摂津が苦しみながらも無失点、9回は4番手・藤岡がロッテ打線の反撃を許さず試合終了。ソフトバンクが12-5でロッテに快勝して今季初の連勝を飾りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/04/19(日)
▼ロッテ-ソフトバンク 3回戦
(ソフトバンク2勝1敗、千葉、13:00、25537人)
H 030 040 050    12
M 020 300 000    5
【投手】
(ソ)杉内、ファルケンボーグ、摂津、藤岡-高谷、山崎
(ロ)小林宏、高木、小宮山、川崎、中郷-里崎
【責任投手】
(勝)杉内3試合2勝
(敗)小林宏3試合2敗
【本塁打】
(ソ)小久保2号3ラン(8回、川崎)
(ロ)ベニー1号ソロ(4回、杉内)


いやぁ~勝ってよかった。今回の試合は杉内がまたまた制球に苦しみながらも味方の大量援護で快勝!5回に4点、8回には小久保の本塁打など5得点を奪う猛攻を見せ、終わってみれば今季最多の12点を奪いました。これでロッテとの3連戦は2勝1敗の勝ち越し、開幕以来の3連戦勝ち越しと今季初の連勝で最下位脱出となりました。先発の杉内は、6回まで打者28人に対してちょうど100球。7安打・5奪三振・4四死球・5失点・被本塁打1という内容でしたが、今季2勝目を飾りました。勝ち星を挙げたものの「みっともない」と反省ばかりの杉内投手、次こそは完投勝利でエースの意地を見せてもらいたい。
打線の方は12安打で12得点。小久保は5打数3安打4打点と大当たり。2回の第1打席で先制のきっかけを作るヒットを放つと、5回にはセンター前タイムリー、そして8回の第5打席ではダメ押しの3ランを放ちました。長谷川は4打数2安打1打点とこの日もマルチヒットを記録。前日は5打数4安打4打点の大暴れ、この3連戦は7安打5打点と活躍し連勝に大きく貢献。打率も.388まで上昇しています。多村が負傷離脱している中で奮闘している長谷川選手、レギュラー定着を目指して頑張ってほしいです。あと、打撃不振が続いていた柴原と田上がようやく復調の兆しが見えました。田上は先制タイムリーを放つ活躍で4打数2安打2打点、柴原は5打数3安打2打点と猛打賞です。
決定力不足で悩んでいたソフトバンク打線が久々に当たり出し、「フリキレ!」というスローガンの通り、打線爆発に期待したいところ。打線の勢いが増せば、借金返済→快進撃も見えてくるはずです。火曜日は東京ドームで日本ハムとの3連戦。日ハムは単独首位に浮上したことで、かなりチームに勢いが感じられます。火曜日の先発はローの予定。東京ドームは昨年の交流戦で優勝を決めた縁起の良い場所、日ハム戦も勝ち越して上昇気流に乗りたいですねえ。



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3強対決はアンライバルドの勝利!ロジユニヴァースはまさかの14着惨敗

2009年04月20日 | 競馬

牡馬3冠クラシックの第1戦・第69回皐月賞(GI)が、19日に中山競馬場で行われました。今年は何と言っても①ロジユニヴァースVS⑱リーチザクラウンVS⑯アンライバルドの3強対決に注目が集まり、中でもここまで4戦無敗のロジユニヴァースが無敗での皐月制覇で1冠ゲットに注目が集まっていました。3強以外では2歳王者・⑮セイウンワンダー、⑫フィフスペトル、中山で2000mレースに勝ったことがある⑥ベストメンバーなどが出走。ロジの無敗制覇がかかったこのレースですが、まさかの展開が待っていました…。


直前の単勝オッズでは、やはりロジユニヴァースが1.8倍の断然1番人気、2番人気にはリーチザクラウン(5.3倍)、アンライバルドが3番人気(6.1倍)と3強が10倍のオッズを切る人気を集め、4番人気以降はセイウンワンダー、ベストメンバー、⑦ナカヤマフェスタと続きました。
横一線で綺麗なスタートを切った今年の皐月賞。注目の先行争いは、⑩ゴールデンチケットが鼻を奪い、逃げて優位に立ちたいリーチザクラウンは4番手でゴール板を通過します。1,2コーナー中間地点で、ゴールデンチケットが先頭、2番手に⑪アーリーロブスト、リーチは4番手、ロジユニヴァースは6番手と前の方でレースを進めます。ベストメンバーとナカヤマフェスタは9番手を並走、アンライバルドは11番手、セイウンワンダーとフィフスペトルは後方待機、④トライアンフマーチが最後方という形で3コーナーへ。
前半の1000mを59秒1と早いペースで進み、残り600mでリーチが前を行くゴールデンチケットとアーリーロブストをかわしにかけ、ロジも絶好の位置をキープ、アンライバルドは⑰シェーンヴァルトとともに外側に持ち出したまま4コーナーから最後の直線へ。直線に入るところでロジが塞がれて前進できず、リーチが失速してずるずると馬群に沈んで行く。そしてにアンライバルドが外から一気に抜け出して先頭に立った!そして2番手争いでは、最後方からトライアンフマーチが2番手に浮上。セイウンワンダーも追い上げるがさすがに届かず。アンライバルドがそのまま1着でゴール!3強対決となった牡馬クラシック開幕戦はアンライバルドに軍配が上がりました!


最終成績&払戻金
1⑯アンライバルド     1:58.7
2④トライアンフマーチ   1.1/2
3⑭セイウンワンダー    1/2
4⑰シェーンヴァルト    2.1/2
5⑥ベストメンバー     1.1/2
6②リクエストソング    1.1/4
7⑫フィフスペトル      1.3/4
8⑦ナカヤマフェスタ    クビ
9⑭アントニオバローズ   1.1/4
10⑤ミッキーペトラ     クビ
11⑩ゴールデンチケット  ハナ
12③サトノロマネ      3/4
13⑱リーチザクラウン   ハナ
14①ロジユニヴァース    1
15⑬モエレエキスパート   3/4
16⑪アーリーロブスト   2.1/2
17⑧メイショウドンタク   1.1/4
18⑨イグゼキュティヴ   クビ
単勝 16 610円
複勝 16 280円 4 1,470円 15 870円
枠連 2-8 5,170円
馬連 4-16 11,940円
馬単 16-4 18,390円
ワイド 4-16 3,360円 15-16 1,570円 4-15 10,240円
3連複 4-15-16 67,600円
3連単 16-4-15 390,930円


アンライバルドが3連勝で皐月賞を制して1冠目を獲得。2着にはトライアンフマーチが最後方から猛追、2歳王者・セイウンワンダーが3着に入って3連単は39万円台という結果に。3強の一角とされたリーチザクラウンが13着、1番人気のロジユニヴァースは14着と上位人気2頭が2ケタ順位の惨敗に終わりました。アンライバルドに騎乗した岩田康誠騎手は皐月賞初勝利で、クラシックでは2004年の菊花賞以来2度目の勝利となりました。そしてネオユニヴァース産駒はGI初勝利を挙げたのとともに、史上6頭目の皐月賞親子制覇を成し遂げたのでした。
アンライバルドは最後の直線で飛んで行きましたな~。他の馬に比べてスピードが全く違う!ハイペースで前の方に行っていた馬達が失速したのもあれば、その分余っていた脚力を爆発させたことで、一気に2番手以降を離しました。これだけの内容を見せれば、次のダービーでも期待できるでしょう。皐月賞前はロジユニヴァースがクラシックの中心になるだろうと思いましたが、アンライバルドが主役に躍り出ました。アンライバルドという名前の通り、今後も「ライバル知らず」の強さを見せつけ、3冠達成の期待も膨らみそうです。
ロジユニヴァースは14着、リーチザクラウン12着と共に2桁順位に終わりました。リーチザクラウンについては、長距離遠征に中山コース初挑戦という不安面もあれば、大外に入ったという不運、先頭に立って自分のペースに持ち込めなかったことなどが敗因に挙げられると思います。
問題はロジユニヴァース。4戦全勝と皐月制覇間違いなしだったのに、どうして勝てなかったの?という感じでした。14着に沈んだということが予想外の驚きだし、まさかの惨敗にファンもがっかりしています。敗因を挙げるとすれば、1番人気と無敗制覇というプレッシャー、それに「1枠1番では勝てない」というジンクスを破ることができなかった。4コーナーで前に行きたくても行けず、最後は伸びを欠いて馬群に消えて行きました。それにちょっと気になったのが、レースが終わった後にロジの脚がガクガク&プルプルしたので、もしかしたら骨折しているのではないかと心配しています。レース中に脚部不安を起こしてしまったかどうかは明らかになっていませんが、なんとか無事であってほしいものです。




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