日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

バンクーバー五輪 フィギュア男子もカーリングも好発進!

2010年02月18日 | Sports

バンクーバー五輪5日目の17日は、フィギュアスケートの男子ショートプログラム、カーリング女子予選リーグ「日本VSアメリカ」などが行われました。フィギュアとカーリングはメダル獲得が期待されており、日本勢はどちらも好スタートを切りました!


フィギュアスケートは男子シングルが始まり、日本からは高橋大輔、織田信成、小塚崇彦の3選手が出場。3選手ともメダル候補なんですが、ロシアのプルシェンコ、スイスのランビエール、アメリカのライザチェク、フランスのジュベールなど海外の強豪が揃って参戦。実力伯仲・大混戦必至の男子フィギュアを制するのは一体誰だ!?
まず10番目にプルシェンコが登場。いきなり4回転トーループ&トリプルトーループのコンビネーションジャンプを成功させると、トリプルアクセル、トリプルルッツといった難易度あるジャンプも無事にクリア。大きなミスも無く完璧な滑りを見せ、90.85点の高得点で文句無しのトップ!
第4グループには高橋、織田、ランビエールの3人が登場!ここから強力メンバーが続々と出てきます。まず4グループの2人目・17番目に高橋が滑走。最初のトリプルフリップ&トリプルトーループの連続ジャンプが決まり、トリプルアクセル、トリプルルッツも成功します!スピン・ターン・ステップも華麗にこなし、豊かな表現力で会場を沸かせました。見事な演技を見せた高橋の得点は90.25点!プルシェンコとは0.6差の2位につけた!
19番目のランビエールは、4回転ジャンプでバランスを崩すも、その後のジャンプとスピンはミスなくこなしフィニッシュ。結果は84.63点の3位、ほんの少しのミスで上位2名とは6点差に。その次は織田信成。トリプルアクセル、トリプルルッツ&トリプルトゥループのコンビネーション、トリプルフリップと4つのジャンプを全て成功させました。ステップやスピンも完璧、力強い演技を披露した織田の得点は、ランビエールを少し上回る84.85点、第4グループ終了時点で3位に入りました。
第5グループはジュベール、小塚、地元カナダのパトリック・チャンが登場。21番目の滑走者・ジュベールは最初の4回転でバランスを崩すと、トリプルルッツで転倒。SPで失敗し68.00点という低スコア。この時点でメダル争いから脱落してしまった。その次に小塚が登場。最初のコンビネーションはクリアするが、トリプルアクセルでバランスを崩す。最後のロングスピンでは会場から歓声が沸き上がりました。五輪初挑戦の小塚のSPの結果は、79.59と80点台に届きませんでした。
最終組にはライサチェク&アボットのアメリカ2選手が登場。ライサチェクはトリプルアクセル、3回転のコンビネーションなどのジャンプをすべてクリア。完璧な演技で現・世界王者の実力を見せつけ、演技終了後にはガッツポーズ。90.30点の高得点を叩き出し、高橋を抜いて2位に躍り出ました。全米選手権でライサチェクに勝った事があるアボットは、ジャンプのミスを連発。最終滑走者のミハル・ブレジナ(チェコ)はミスの無い演技、場内も大歓声が起こったものの、78.80点と伸び悩む。低評価にブーイングが起こったらしい。

これで1日目のSPが終了。プルシェンコが90.85点で1位、2位のライサチェクが90.30点、高橋大輔選手が90.25で3位と表彰台圏内に入りました。4位には織田信成、小塚選手は8位という結果でした。
高橋選手がSPで90点台を叩き出して3位に入れば、織田選手は4位とメダルに近い所につけ、SP8位の小塚選手は入賞も狙えるかもしれません。日本勢3人がSPでトップ10に入る好スタート、特に高橋選手の90.25は自己最高、本人もSPを振り返って「今シーズンで一番の演技だった」と満足そうでした。SPで見せなかったフリー演技では4回転ジャンプを取り入れる予定、4回転が成功すればメダル獲得も充分行けるでしょう。首位のプルシェンコとは0.6差だから金メダルの可能性も少なくない?
また、4位の織田選手はフリーでチャップリンに扮するそうです。時にはコミカルに、時には華麗な演技で会場を大いに盛り上げてくれるはず。織田選手と言えば「大泣き」するイメージが強いけど、バンクーバーでは嬉し涙を流せるといいですね。フリーの演技は日本時間の19日に行われます。高橋選手と織田選手、そして小塚選手の健闘を祈ります。


女子カーリングもこの日から開幕。「クリスタルジャパン」ことチーム青森は、予選リーグの初戦でアメリカと対戦。試合は一進一退の攻防となり、最後は劇的な結末を迎えました。
第1エンドでアメリカが1点を先取すると、第2エンドはアメリカのストーンがハウス内(中心にある円)に2個残って2点追加。2エンド連続で失点した日本は、第3エンドで1点を取り返すが、次の4エンドで再びアメリカが1点獲得で4-1の3点差と苦しい展開に。
しかし第5エンド、日本はハウス内にストーン3つ残して3点を奪い、4-4の同点に追いつきます。後半に入った第6エンド、アメリカが2点追加で4-6。第7エンドに日本が反撃。目黒萌絵選手の2投目でアメリカのストーンを弾き返し、ハウス内に日本のストーン3個残ったため3点奪う。これでスコアは7-6となり、日本が逆転に成功。
終盤はシーソーゲームとなり、第8エンドでアメリカが同点に追いつくが、第9エンドで日本が1点獲って8-7と再びリードしていよいよ最終エンドへ。迎えた最終エンド。ハウス内には日本のストーン2個、アメリカ1個。後がないアメリカは最後の一投で日本の№1ストーンを弾く。中心点に近い№1のストーンが微妙なため、判定はメジャーで計測する事に。判定の結果、日本が中心に近いため1点追加!9-7で日本が激戦の末アメリカに勝利!予選リーグ白星スタートです!
幸先良いスタートを切った「チーム青森」は、2戦目で世界ランク1位のカナダと激突。世界1位&地元ファンの大声援で完全アウェーの中で戦わなければならない、まさに試練の時を迎えました。果たして日本は奇跡を起こせるのか?


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