日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

拾い読み!ホークスキャンプだより④  紅白戦に練習試合…。実戦モードだよ。

2010年02月19日 | HAWKS
福岡ソフトバンクホークス宮崎キャンプは、14日から紅白戦が始まり、18日は韓国の起亜タイガースとの練習試合が行われました。実戦形式での練習が続き、開幕1軍のサバイバルも激化しそうです。


14日の紅白戦初戦は、開幕投手を務める杉内俊哉投手が紅組の先発として登板。白組を相手に2回を投げて無安打、オーティズ選手を直球で空振り三振に仕留めるなど3奪三振のパーフェクトピッチング。開幕に向け順調な仕上がりを見せました。
三塁手のレギュラー争いではまたしても明暗が分かれ、紅組3番サードに起用された松田宣浩選手が、最初の打席で3塁打を放つと、7回第3打席で白組3番手・金無英投手からレフトへのソロ本塁打。これに対しイ・ボムホ選手は、3回1死満塁の大チャンスで痛恨の併殺打に倒れてしまいました。紅白戦第1ラウンドは松田に軍配、ボムホと松田の差は更に拡がるばかり。

第4クール初日の16日は、若手選手の活躍が目立ちました。打撃陣では紅組の江川智晃選手が先制のセンター前タイムリーを放つと、堂上隼人選手は2安打のマルチヒット。白組の中西健太選手は紅組3番手・陽耀勲投手からバックスクリーンへの豪快な一発を放ちました。
投手陣では、育成選手の2人が「支配下選手登録」に向け大きくアピール。白組3番手・山田大樹投手は2イニングで無失点、オーティズを3塁ゴロ併殺打に打ち取れば、小斉祐輔選手を空振り三振。2イニング目には3者凡退の好投を見せました。4番手の二保旭投手は、ヒットを打たれながらも後続をしっかり抑えて無失点で切り抜けました。また昨年の新人王・摂津正投手が登板し、1回を投げてランナーを出しながらも無失点に抑えました。
首脳陣も高評価、他球団スコアラーも名前が挙がった山田投手は、昨シーズン3年間の育成選手期間が満了して自由契約となりましたが、王貞治会長の意向で再び育成選手としてホークスに再契約。「育成4年目」の投手が今後も結果を残して支配下登録を果たせるといいですね。

18日は練習試合があり、A組は起亜タイガースと対戦しました。本多雄一・川崎宗則・長谷川勇也・田上秀則ら主力メンバーが先発し、イ・ボムホが3番サード、松田が4番・一塁手に起用されました。試合は初回、ホークスは1死3塁のチャンスにボムホがライト前ヒットを放って1点を先制します。しかし、2回に先発の大場翔太投手が突然の乱調。5連打を浴びて3失点と逆転を許してしまいます。大場は3回を投げて7安打3失点と奮わず。
この嫌な流れを断ち切ったのが2番手で登板した巽真悟投手。4回からマウンドに上がると、3イニング投げて無安打無失点の好投。5回には先頭打者を出しながらも、起亜の4番打者を併殺打に打ち取りました。巽の好投に応えたいホークス打線は6回、川崎の2点タイムリーで同点に追いつくと、松田の併殺打の間に逆転。7回から3番手・岩嵜翔投手が登板し、起亜の反撃を抑えるピッチングで試合終了。福岡ソフトバンクが4-3で起亜に逆転勝利を挙げました。
巽投手がパーフェクトな投球内容で勝利に大きく貢献すれば、岩嵜投手は3回無失点の好リリーフ。どちらも先発入りに結果を残しました。逆に大場投手はどうしたんでしょうか?13日のシート打撃では6奪三振を奪う快投ぶりを見せたのに、この日は5連打で3失点…。今後の結果次第では2軍降格→ローテーション争いから脱落になっちゃいますよ。あと、ボムホにようやく初安打、しかも先制のタイムリーを放ちました。紅白戦やオープン戦で松田との差を縮められるかどうか?

19日はキャンプ休日。20日からはキャンプ最終クール、今年のホークスキャンプは短く感じませんか?キャンプ最後の週末となる20・21日は2万人強のファンが集まるかもしれません。


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