日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

クラシックシーズン到来!今年の顔はレーヴディソールに決まり?

2011年03月07日 | 競馬

3月に入りいよいよクラシック戦線も本格化を迎えました。今週末からクラシックの優先出走権が与えられるトライアルレースが始まり、5日は阪神競馬場でチューリップ賞、6日は中山競馬場で弥生賞が行われました。前哨戦を制して名乗りを挙げる馬、優先出走権を獲得した馬はどの馬なのか?


5日の阪神メイン・第18回チューリップ賞(GⅢ 芝1600m)は、上位3着までに入れば桜花賞の優先出走権が与えられます。12頭で争われたこのレースには、昨年の2歳女王・⑧レーブディソールが参戦。桜花賞はディソール1強モードと言われていますが、このレースでさらに確実なものにしたいところだ。ディソールに対抗するのは阪神JFで3着の⑩ライステラス、②タガノラブキセキといった辺りか?
ばらついたスタートで始まったチューリップ賞、⑦ツカサリボンと⑪ユースティティア、⑨ジョーアカリンがやや立ち遅れ。レーヴディソールも後方からのスタートとなった。先行争いでは③ハピシンが好スタートを見せたが、すぐにタガノラブキセキが鼻を奪います。ハピシン2番手、①ケイティーズジェムと④フジチャンが3番手争い。スタートミスのユースティティアが5番手に上がり、6番手集団には⑤メデタシ、ライステラス、⑫メーヴェが続く。注目のレーヴディソールは9番手の位置。そしてツカサリボン最後方で外回り3コーナーを回ります。
残り800mを切り依然としてタガノラブキセキが先頭。ティティアが3番手まで浮上し、ライステラスは現在7番手辺りを追走。ディソールはまだ中団から後ろの位置をキープし、直線が近づいたところで大外に持ち出した。最後の直線に差し掛かり、ライステラスが逃げるラブキセキをかわして先頭に立つ。大外から一気にレーヴディソールの末脚が炸裂!残り200mで早くも先頭に立つと、2番手以降を大きく引き離す。ムチ不要で持ったまま圧勝でゴールイン!レーヴディソール無傷の4連勝!
まさに怪物クラスの強さ!相手に恵まれた感もあったけど、2着に4馬身差をつけての完勝で無敗での桜花賞制覇へ視界良好。直線に入ると一気に加速し、馬なりのまま残り200mで先頭、最後は突き放して見せました。本気じゃないのにもの凄い走りだったけど、馬体の方もパワーアップしたそうで、当日は前走の阪神JFより10キロ増の460㎏で臨みました。走る度に進化を遂げるレーヴディソール、本気を出せば同世代の牡馬や年上の牝馬相手にも勝てるんじゃないかな…。
レーヴディソールの強さが際立ったチューリップ賞は、2番人気のライステラスが2着、伏兵のメデタシが3着に入り桜花賞優勢出走権を獲得しました。3番人気のケイティーズジェムは6着、タガノラブキセキは4着でした。


6日の中山メイン・第48回報知杯弥生賞(GⅡ・芝2000m)は、皐月賞を目指す11頭が集結。今年は朝日杯フューチュリティステークスで4着に敗れた⑥サダムパテック、デビュー2連勝中のディープインパクト産駒⑨ターゲットマシン、アグネスタキオン産駒の④デボネア、ラジオNIKKEI杯2歳S以来となる⑤オールアズワン、⑪ショウナンマイティ、⑦ウインバリアシオンが出走しました。
各馬ゲート入りの際、ターゲットマシンが嫌がる仕草を見せましたが、何とか無事ゲートイン。他の馬達は順調に入りました。注目のスタートでサダムパテックがウインバリアシオンとオールアズワンに挟まれる恰好に。スタンド前での先行争いで②アッパーイースト、③プレイ、ターゲットマシンの3頭が並び、サダムパテックが4番手でゴール板を通過。1,2コーナーを回って向正面に入ったところでターゲットマシンが先頭に立ち、アッパーイースト2番手。3番手にプレイ、①ルーズヴェルトの後ろにサダムパテック5番手。6番手付近にはデボネアとオールアズワン、⑩ギュスターヴクライが中団の一番後ろの8番手。後方ではバリアシオンと⑧トーセンマルスが並走し、ショウナンマイティ最後方。
前半1000mを61秒台のスローペースで通過し、残り800mでもターゲットマシンとアッパーイーストの2頭による先頭争いが続く。プレイが3番手のまま、パテックは4番手集団の中。有力馬も馬群の中に含まれて4コーナーから最後の直線へ。直線に入りアッパーイーストが先頭に立つが、プレイとサダムパテックが追い上げる。最内からはデボネアが突っ込んでくる。ターゲットマシンはズルズルと後退。後方ではショウナンマイティとウインバリアシオンが追い込んでくるも届かない。残り100mを切り先頭争いは大接戦、その中からサダムパテックが抜け出して1着ゴール!そして2着争いではプレイとデボネアが並んだ。サダムパテックが弥生賞を制し、皐月賞の有力候補に名乗りを挙げました。
最後は激戦となりましたが、1番人気のサダムパテックが半馬身差で勝利。2着にはプレイ、デボネアが3着に入り、上位3頭が優先出走権を獲得。2番人気だったターゲットマシンは道中先頭をキープしていましたが、最後の直線で失速して最下位の11着に終わりました。サダムパテックは昨年11月の東京スポーツ杯2歳ステークス以来重賞2勝目。鞍上の岩田康誠騎手とは初めて組んで結果を出したので、皐月でもこのコンビで挑むのでしょうか?岩田騎手の皐月賞3連覇の夢も見えてきたのかも知れない。


来週の13日は東西で牝馬の重賞レースがあり、中山では古馬重賞の中山牝馬ステークス、阪神では桜花賞トライアルのフィリーズレビューが行われます。その前日には中山でアネモネステークスもあるんです。フィリーズレビューにはディープ産駒のドナウブルーとハブルバブルが登録しており、他にもマイネショコラーデ、エーシンハーバー、フレンチカクタスが出走予定。レーヴィディソールのライバル候補となる馬が出てくるといいのですが。



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