11日に発生した「東日本大震災」は、スポーツ界にも影響を及ぼしております。これまでに3月21日からに東京で開催予定だった世界フィギュアスケート選手権が延期(中止)、サッカー・Jリーグの3月の公式戦が中止になったり、プロ野球公式戦の開幕戦の問題が浮上。さらには中山競馬場の3月開催の中止が決まりました。
Jリーグは14日、東日本大震災および関東地方の計画停電の影響でJ1第3節、J2第3節と第4節、ヤマザキナビスコカップの予選リーグの中止を決定。大東和美チェアマンは「公共の利益を優先し、生活レベルが通常に戻るまでは再開できない」と述べました。15日の臨時実行委員会では「4月第1週からの再開は不可能だ」という厳しい意見が多数あり、延期期間が長引く可能性も出てきました。
日本サッカー協会は、25日の日本代表VSモンテネグロ代表(静岡スタジアム)、29日の日本VSニュージーランド戦(国立競技場)の2試合の開催について16日に最終判断を下す事に。一度は予定通り開催すると発表されましたが、ここに来て中止も考えられます。
野球では、3月23日から甲子園球場で開催が予定されている第83回選抜高校野球の組み合わせ抽選会が行われました。宮城県から出場する東北高校は1回戦最後の試合に登場し、大垣日大(岐阜)と対戦します。同じ東北地区の光星学院(青森)は、25日の3日目の第3試合で水城(茨城)と対戦決定。青森県と茨城県は東日本大震災の被災地でもあります。他にも、3日目第1試合に日大三高(東京)VS明徳義塾(高知)、5日目には第2試合で浦和学院(埼玉)VS鹿児島実業(鹿児島)、第3試合には東海大相模(神奈川)VS関西(岡山)の試合が行われます。(組み合わせについてはスポナビでチェックしてください)
1回戦の組み合わせが決まったものの、予定通り開催されるかどうかは18日に協議する方針。関西の場合は災害の被害はなさそうだから実現できると思うんですが…。もし開催が決まった時は、関東・東北勢には本当に頑張ってもらいたいし、被災者たちを勇気づけられるような素晴らしい試合を期待しています。
一方、25日にセリーグとパリーグが同時に開幕するプロ野球は、両リーグの理事会でセリーグは予定通り実施するのに対し、パリーグは仙台市内が大きな被害を受けた事を理由に4月中旬まで延期する事を決めました。これによりセパ分離開幕が濃厚に。選手会側も「開幕時期をずらした方がいい」との意見を述べ、延期を申し入れました。
震災の影響でオープン戦の試合中止が相次いでおり、楽天の場合は仙台市内の被害が深刻、千葉ロッテの場合はQVCフィールドの周辺で液状化現象、西武・巨人・ヤクルト・横浜は計画停電でナイターの試合ができないかもしれない。もうすぐシーズン開幕を迎えますが、パリーグは延期を希望、セリーグは25日開幕決行を示唆。今後の理事会では開幕戦の日程問題、楽天の代替地、計画停電対策などが取り上げられる事になるでしょう。今の状態では当面の間デーゲーム、試合数削減もあり得ると思います。
おしまいに競馬の話題。JRAは15日、中山競馬場での安定的な施行に支障が生じる恐れがあるため、19~27日まで中山の開催中止を発表。19日と20日に予定されていたフラワーカップとスプリングステークスは、2回阪神競馬の1節目(26日&27日)に移設される事に。27日は高松宮記念と毎日杯が行われ、もしスプリングステークスが組まれればトリプル重賞となる可能性もあります。フラワーCとスプリングSを26日にできないのかねえ?今後行われる重賞競走に「震災復興支援競走」という副称がつくといいのですが…。
Jリーグは14日、東日本大震災および関東地方の計画停電の影響でJ1第3節、J2第3節と第4節、ヤマザキナビスコカップの予選リーグの中止を決定。大東和美チェアマンは「公共の利益を優先し、生活レベルが通常に戻るまでは再開できない」と述べました。15日の臨時実行委員会では「4月第1週からの再開は不可能だ」という厳しい意見が多数あり、延期期間が長引く可能性も出てきました。
日本サッカー協会は、25日の日本代表VSモンテネグロ代表(静岡スタジアム)、29日の日本VSニュージーランド戦(国立競技場)の2試合の開催について16日に最終判断を下す事に。一度は予定通り開催すると発表されましたが、ここに来て中止も考えられます。
野球では、3月23日から甲子園球場で開催が予定されている第83回選抜高校野球の組み合わせ抽選会が行われました。宮城県から出場する東北高校は1回戦最後の試合に登場し、大垣日大(岐阜)と対戦します。同じ東北地区の光星学院(青森)は、25日の3日目の第3試合で水城(茨城)と対戦決定。青森県と茨城県は東日本大震災の被災地でもあります。他にも、3日目第1試合に日大三高(東京)VS明徳義塾(高知)、5日目には第2試合で浦和学院(埼玉)VS鹿児島実業(鹿児島)、第3試合には東海大相模(神奈川)VS関西(岡山)の試合が行われます。(組み合わせについてはスポナビでチェックしてください)
1回戦の組み合わせが決まったものの、予定通り開催されるかどうかは18日に協議する方針。関西の場合は災害の被害はなさそうだから実現できると思うんですが…。もし開催が決まった時は、関東・東北勢には本当に頑張ってもらいたいし、被災者たちを勇気づけられるような素晴らしい試合を期待しています。
一方、25日にセリーグとパリーグが同時に開幕するプロ野球は、両リーグの理事会でセリーグは予定通り実施するのに対し、パリーグは仙台市内が大きな被害を受けた事を理由に4月中旬まで延期する事を決めました。これによりセパ分離開幕が濃厚に。選手会側も「開幕時期をずらした方がいい」との意見を述べ、延期を申し入れました。
震災の影響でオープン戦の試合中止が相次いでおり、楽天の場合は仙台市内の被害が深刻、千葉ロッテの場合はQVCフィールドの周辺で液状化現象、西武・巨人・ヤクルト・横浜は計画停電でナイターの試合ができないかもしれない。もうすぐシーズン開幕を迎えますが、パリーグは延期を希望、セリーグは25日開幕決行を示唆。今後の理事会では開幕戦の日程問題、楽天の代替地、計画停電対策などが取り上げられる事になるでしょう。今の状態では当面の間デーゲーム、試合数削減もあり得ると思います。
おしまいに競馬の話題。JRAは15日、中山競馬場での安定的な施行に支障が生じる恐れがあるため、19~27日まで中山の開催中止を発表。19日と20日に予定されていたフラワーカップとスプリングステークスは、2回阪神競馬の1節目(26日&27日)に移設される事に。27日は高松宮記念と毎日杯が行われ、もしスプリングステークスが組まれればトリプル重賞となる可能性もあります。フラワーCとスプリングSを26日にできないのかねえ?今後行われる重賞競走に「震災復興支援競走」という副称がつくといいのですが…。