日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

多村さんおかえりなさい。復帰初戦で自ら快気祝いの3打点。

2011年07月16日 | HAWKS

仙台での東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を1勝1敗1分けで終えた福岡ソフトバンクホークスは、15日からQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズとの3連戦を戦います。この日は左手小指の裂傷で離脱していた多村仁志選手が1軍に合流。2試合連続無得点と沈黙気味のホークス打線にとって、多村復帰はプラスとも言えるかもしれません。15日はロッテが成瀬善久、ソフトバンクは山田大樹が先発。先週は成瀬の前に完封負けを喫しましたが、今週はリベンジなるか?


スタメンはこちら。
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(左)松中信彦
4(指)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(三)松田宣浩
7(中)長谷川勇也
8(一)明石健志
9(捕)谷裕亮
 (投)山田大樹
この日は先発メンバーに変動があり、まず多村が5番ライトで復帰後即スタメン入り。ファーストには明石が起用され、小久保は指名打者に回りました。先発捕手を務めるのは田上でも山崎でもなく、まさかの高谷。秋山監督に問いたい。なぜ高谷を使う?


試合は初回から動き出します。1回表にホークスは1死から本多がセンター前ヒットで出塁すると、松中の場面で2塁への盗塁を成功させ、松中の内野ゴロの間に3塁まで進みます。2死3塁で小久保が成瀬の4球目のストレートをセンター前に弾き返すタイムリーヒットで本多が生還し、1点を先制します。
ホークス先発・山田は味方の援護に応えたいところでしたが、その裏に先頭の岡田にレフト前ヒットを浴び、2死2塁でカスティーヨに2球目のストレートを狙われ、レフトポール際への弾丸ライナーの2ラン本塁打を浴びてしまい、逆転を許します。続く2回、1死から渡辺にヒットを許すと、2死2塁で南竜介にレフトタイムリーを打たれてまた1点を失い、2回までに3失点を喫し、3回を投げ終えたところでKOされました。
2点ビハインドのホークスは3回、先頭の川崎がライト線への2塁打を放つと、続く本多がセンターオーバーのタイムリー2塁打で1点を返します。打った本多は3塁狙うもタッチアウト。4回は多村が四球を選び、長谷川の内野安打&盗塁で2死2,3塁と同点または逆転のチャンスを作り、高谷の代打・山崎勝己がファウルで粘り続けたものの、最後は三振に倒れて2者残塁。
4回裏、ホークスは2番手の大場翔太が2つの死球と四球で2死満塁とされるも、カスティーヨを遊撃ゴロに打ち取り追加点阻止。直後の5回、川崎のレフト前ヒット&盗塁で無死2塁とし、本多が成瀬のスライダーを上手く捉えてセンター前ヒット。2塁から川崎生還で3-3の同点に。松中と小久保が倒れて2死2塁となり、多村のレフト前タイムリーヒットで勝ち越し。この回2点を奪い、4-3と逆転に成功しました。
終盤に入った7回、本多が内野安打を放つと、松中がセンターオーバーの2塁打。連打で2,3塁と追加点のチャンスを作ります。1死後、多村がフルカウントからの6球目のストレートをレフト前に運ぶタイムリーヒットで2点追加。この一打で成瀬をKOしました。なおも1死1塁で松田がロッテ2番手・川越の初球を振り抜き、レフトポール際に飛び込む2ラン本塁打かと思われましたが、ビデオ判定の結果ファウル。これで気落ちしたのか三振に倒れたのでした。
7回裏、4回から続投していた大場が、1死後にカスティーヨにヒットを打たれたところで降板し、3番手の森福が2死1,2塁のところで渡辺にタイムリーを打たれて1点を返されましたが、里崎をファウルフライに打ち取り、ロッテの反撃を1点に留めます。この後8回2死から4番手・金沢、9回はファルケンボーグがランナーを出しながらも無失点に抑えて試合終了。ホークス打線が成瀬にリベンジを果たし、逆転勝利を挙げました。


パ・リーグ 2011/07/15(金)
ロッテ-ソフトバンク 9回戦 
(ソフトバンク6勝3敗、QVCマリン、18:15、17744人)
H 101 020 200  6
M 210 000 100  4
【投手】
(ソ)山田、大場、森福、金沢、ファルケンボーグ-高谷、山崎
(ロ)成瀬、川越、山本一、中郷-的場、里崎
【責任投手】
(勝)大場14試合1勝
(S)ファルケンボーグ26試合2敗7S
(敗)成瀬14試合6勝7敗
【本塁打】
(ロ)カスティーヨ2号2ラン(1回、山田)


先発の山田投手がまたも期待を裏切って3回でKOされた後、2番手で登板した大場投手が粘りのピッチングを見せ、味方打線が5回に多村選手のタイムリーなどで逆転。最後は2点差を守り切り、6-4でロッテを下しました。先週のリベンジに成功してよかった。これでホークスはロッテ戦3連勝です。
この日の先発の山田投手は、3回まで打者16人に対して51球投じ、被安打5・1奪三振・1四死球・3失点。山田投手は4試合連続で白星なし、3連続KO。夏場に来て調子を落としてますな。ちょっとローテから外れて2軍再調整した方がいいんじゃないの?勝利投手の大場投手は、4回から7回途中まで1安打・2奪三振。最初のイニングで3つの四死球で満塁を背負ってしまいましたが、何とか無失点で切り抜け、その後は打たせて取る投球を見せました。大場投手は今季14試合目の登板で初勝利です。
打線の方はチーム全体で13安打と久々の2ケタ安打。多村選手は2安打3打点と自らのバットで復帰戦を飾りました。5回の第3打席で逆転のレフト前タイムリー、7回の4打席目にレフト前2点タイムリーを放ちました。多村選手の活躍ぶりも凄かったですが、本多選手は5打数4安打の固め打ち。しかも4本のヒットが全て得点につながりました。
土曜日の2戦目の予告先発は、ソフトバンクが杉内俊哉、ロッテは大谷智久。杉内がまたもロッテ打線を無失点に抑えられるか期待がかかります。101勝目を目指して頑張ってほしいと思います。



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