日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークスがロッテに圧勝!大隣が自己最多の12勝目!

2012年08月25日 | HAWKS

木曜日の西武戦では先発のドイル投手がKOされ、2-5で敗れ、連勝も7でストップ。しかも堂上隼人容疑者が強制わいせつで逮捕されるというニュースもあり、ホークスファンにとってブルーな1日となりました。こんな大事な時期に所属選手の不祥事が起こり、優勝争いに影響しないか本当に心配です。福岡ソフトバンクホークスは24日からQVCマリンフィールドで、パリーグ4位・千葉ロッテマリーンズとの3連戦。24日の初戦の先発投手は、ロッテ・成瀬善久、ソフトバンク・大隣憲司。両者ともに11勝同士、最多勝争いを占う重要な一戦を制するのは一体どっちだ?


24日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)今宮健太
3(左)長谷川勇也
4(指)ペーニャ
5(一)小久保裕紀
6(右)多村仁志
7(中)柳田悠岐
8(三)李 杜軒
9(捕)谷裕亮
 (投)大隣憲司


1回、ホークス先発・大隣が、ロッテ2番・根元俊一に左中間への2塁打を浴びると、ホワイトセルに四球を与えて2死1,2塁といきなりピンチを招きますが、角中勝也をストレートで見逃し三振に仕留め、立ち上がりのピンチを無失点で切り抜けます。
ホークスは2回に2アウトから多村がレフト線への2塁打を放ちますが、柳田が投手ゴロに倒れて3アウト。3回には本多がライト前ヒットで出塁するも、今宮が凡退。なかなかロッテ先発・成瀬から点が奪えません。大隣は3回に先頭打者のランナーを出し、1死2塁とされるが、後続を打ち取り無失点。4回は無死1塁で角中を併殺打に打ち取りました。
0-0と両チーム無得点のまま迎えた6回、ホークスは先頭の高谷が成瀬の3球目のストレートを捉え、左中間への2塁打を放ちます。続く本多の場面で高谷がまさかの3塁盗塁成功。1死3塁となり、本多がストレートを弾き返してセンター前タイムリーヒット。ホークスがまず1点を先制。なおも今宮の犠打で1死2塁となり、長谷川が変化球を叩きつけて1塁ゴロ、しかしロッテ一塁手・ホワイトセルが悪送球。本多生還で2点目。2死2塁で小久保のセンター前タイムリーでさらに1点を追加し、2死1塁で多村が成瀬の5球目のストレートをジャストミート!バックスクリーン左へ飛び込む2ラン本塁打!ホークスはこの回5点を奪う猛攻を見せ、ロッテ先発・成瀬をKOしました。
ホークスは終盤にロッテ中継ぎ陣を攻め、8回に2死1塁から途中出場の明石健志、多村の連続四球で満塁のチャンスを作り、柳田がロッテ3番手・橋本健太郎から右中間へのタイムリー2塁打を放って2点追加。9回には高谷の四球、本多のヒット、相手のエラーで満塁となり、長谷川がロッテ4番手・レデズマが3球目のスライダーを振り抜き、左中間を深々と破る走者一掃のタイムリー2塁打。ランナー全員生還で3点追加、10-0と大差をつけました。
大量援護をもらった大隣は、ランナーを出しながらも打たせて取るピッチングで8回までロッテ打線を0点に抑え、完封勝利目前のところまで来ましたが、9回に2つの四球で2死1,2塁とされます。あと1アウトの場面で里崎智也にセンター前ヒットを打たれて1点を失ってしまいました。しかし、続く南竜介を3塁ゴロに打ち取り3アウト。大隣は完封こそ逃しましたが、9回完投勝利。結局試合は10-1でホークスが快勝しました。


試合結果 パ・リーグ 2012/08/24(金)
ロッテ-ソフトバンク 19回戦 
(ロッテ9勝8敗2分、QVCマリン、18:15、18399人)
H 000 005 023  10
M 000 000 001  1
【投手】
(ソ)大隣-高谷
(ロ)成瀬、中郷、橋本、レデズマ-里崎
【責任投手】
(勝)大隣19試合12勝4敗
(敗)成瀬21試合11勝7敗
【本塁打】
(ソ)多村3号2ラン(6回、成瀬)
 

前半は大隣投手と成瀬投手の両先発による投手戦が続きましたが、6回に2塁打を打った高谷選手の三盗で流れをつかみ、本多選手のタイムリー、多村選手のホームランなど5点を奪い成瀬投手を攻略。終盤も得点を重ね、ロッテ投手陣から10得点を奪いました。大隣投手は9回1失点に抑えて完投勝利。3連戦の初戦を制したホークスはロッテ戦3連勝、ライバルに2.5ゲーム差としました。敗れたロッテは3連敗で貯金ゼロ。オールスター前は首位で折り返したのに、一気に失速しましたね…。
大隣投手のこの日の成績は、打者36人に対して130球を投げ、被安打7・7奪三振・4与四球・1失点という内容でした。8回までは無失点に抑え、今季4度目の完封勝利の可能性も高かったけど、あと1アウトのところで失点を喫してしまいました。もったいない…。大隣投手はこれで自己最多の12勝目。完投勝利は今季6度目、ロッテ戦は3戦3勝と無敗です。しかも自身7連勝と快進撃が止まりません。今やもう立派なエースですな。
打線の方は2ケタの10安打。先制タイムリーを放った本多選手は、この試合3安打の猛打賞。5回に2ラン本塁打を放った多村選手は、7月16日のオリックス戦以来の今季3号本塁打。この試合でも成瀬投手から2安打のマルチヒット。好調の長谷川選手は、9回に走者一掃のタイムリー2塁打を打ち、打率も.295まで上昇し、3割到達までもう少しのところまで来ました。
25日・土曜日の予告先発は、ロッテ・マシス、ソフトバンク・陽耀勲の外国人対決。陽耀勲投手は先週のオリックス戦でプロ初完封勝利を挙げました。大阪での快投が再び見られるでしょうか?




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