オープン戦で怒涛の快進撃が続く福岡ソフトバンクホークス。14試合で11勝2敗1分け、現在引き分けを挟んで9連勝中で12球団トップをひた走っています。オープン戦も残り5試合となり、ペナントレース開幕へ最終段階に突入。18日からは福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズとの2連戦。その初戦の18日は、ジェイソン・スタンリッジ投手が登板しました。
福岡ソフトバンク 北海道日本ハム
1(一)中村 晃 (中)陽 岱鋼
2(遊)今宮健太 (二)西川遥輝
3(左)内川聖一 (指)アブレイユ
4(指)李 大浩 (三)中田 翔
5(右)長谷川勇也 (一)稲葉篤紀
6(三)松田宣浩 (左)佐藤賢治
7(中)柳田悠岐 (遊)大引啓次
8(捕)細川 亨 (捕)近藤健介
9(二)本多雄一 (右)岡 大海
(投)スタンリッジ (投)メンドーサ
ホークス先発・スタンリッジは、初回に先頭の陽岱鋼をセンターフライ、続く西川を投手ゴロ、アブレイユにはセカンドゴロと打たせて取るピッチングで3者凡退と上々の立ち上がりを見せます。2回には四球の走者を出すも、後続を退け無失点。3回、先頭の近藤に右中間を破る2塁打を浴び、得点圏に走者を背負いますが、岡を遊撃ゴロ、陽を三振、西川を遊撃ゴロに打ち取りピンチを脱しました。
ホークス打線は、初回に中村のヒット、今宮の犠打、内川のレフト前ヒットで1死1,3塁と先制のチャンスを作りますが、不振のイデホが遊撃ゴロ併殺打に倒れて無得点。続く2回、2死1,3塁と再びチャンスを迎え、本多が5球目を逆方向へ流し打ち、ショートの頭上を越えるレフト前へのタイムリーヒットで1点を先制します。4回、柳田が相手のエラーで出塁すると、2死3塁で中村が面どー差のストレートを叩きつけ、センター前タイムリーヒットで2点目を奪いました。
味方の援護を貰ったスタンリッジは、4回にアブレイユにヒットを許すも、続く中田翔を併殺打に仕留めて0点。5回はこの日2度目の3者凡退に抑え、予定の5イニングを投げ終えた所で降板しました。
6回からは中継ぎ陣が続々と登場。2番手で登板した千賀滉大は、陽岱鋼をフォークで空振り三振に仕留めるなど3者凡退。7回は3番手・五十嵐亮太が大谷翔平から3球三振に斬ると、中田と稲葉も打ち取り、わずか7球で料理。8回の4番手・岡島秀樹も3人で片付け、9回は4番手・サファテが3者連続三振を奪い試合終了。ホークスが完封リレーで日ハム打線を寄せ付けず、2-0で勝利しました。
試合結果 オープン戦 2014/03/18(火)
ソフトバンク-日本ハム 1回戦 (ソフトバンク1勝、ヤフオクドーム、18:00、20104人)
F 000 000 000 0
H 010 100 00X 2
【投手】
(日)メンドーサ、谷元、大塚、クロッタ-近藤
(ソ)スタンリッジ、千賀、五十嵐、岡島、サファテ-細川、鶴岡
【責任投手】
(勝)スタンリッジ3試合1勝
(S)サファテ6試合2S
(敗)メンドーサ3試合1勝1敗
また勝っちゃったよー。最近のホークスヤバいくらいに強いわー。もうどうにも止まらないわー。今回の試合は、日ハム先発・メンドーサ投手から2点を奪い、投手陣は先発のスタンリッジ投手が5回無失点、中継ぎ陣も相次いでパーフェクトリリーフを披露し、相手打線を沈黙させました。ホークスはこれでオープン戦10連勝に到達。この勢いはまだまだ続きそうです。
先発のスタンリッジ投手は、5回まで56球を投げ、被安打2・3奪三振・1四死球・無失点という内容。オープン戦3試合目の登板で勝利投手となりました。立ち上がりは3者凡退に抑え、2回~4回までランナーを出しましたが、後続を抑えて得点を与えず。予定回数を投げ終えた後、「球数が少ないから」という理由でブルペンで投球練習をしたそうです。オープン戦では3試合に登板し、12イニングでわずか1失点と安定感を示したスタンリッジ投手。この調子ならシーズン2桁勝利も期待できるかな。
打線の方は全体で10安打。メンドーサから8安打で2点取ったけど、もう2,3点追加出来たと思う。この日は本多選手と中村選手が2安打1打点。先制打を打った本多選手は3試合連続タイムリーと打撃好調。打率も規定未満ながら.429をマークしています。中村選手も3試合連続ヒットと復調。2人による「開幕1番争い」は最後まで続きそうです。また、日曜日の大分での巨人戦で大爆発した内川選手も2安打のマルチヒットを記録。不振が続いていたイデホ選手にも、第2打席で久々のヒットが生まれました。オープン戦残り4試合だけど、0本塁打で本当にケンチャナヨなのでしょうか?ところで、外国人枠の関係で2軍にいるカニザレスは元気ですか?