日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ザックJAPAN最後の強化試合でザンビアに競り勝ち、いざブラジルW杯へ!

2014年06月07日 | soccer

ブラジルW杯開幕まで1週間を切った日本時間7日午前、アメリカ・フロリダ州にある「レイモンド・ジェームス・スタジアム」にて日本代表VSザンビア代表の親善試合が行われました。W杯前最後の強化試合となる今回、対戦相手であるザンビアは、2012年のアフリカネイションズカップでコートジボワールを破って優勝しています。W杯に弾みをつけるためにも「仮想コートジボワール」を相手に良い内容で勝ちたいところでしたが、思わぬ苦戦を強いられました。


日本のスタメンはこちら
GK 12 西川周作
DF 2 内田篤人
DF 5 長友佑都
DF 15 今野泰幸
DF 22 吉田麻也
MF 7 遠藤保仁
MF 16 山口蛍
FW 4 本田圭佑
FW 9 岡崎慎司
FW 10 香川真司
FW 11 柿谷曜一朗

この日はGKに西川が入り、DFは長友がスタメン復帰。中盤は遠藤と山口がボランチを組み、1トップには柿谷が入りました。


試合序盤はザンビアに主導権を握られ、前半9分、日本の自陣でボールをまわされると、右サイドのクロスを味方がヒールで繋ぎ、ファーサイド左にいたクリストファー・カトンゴに頭で押し込まれ、先制点を許します。日本も15分に反撃のチャンスを作り、左サイドで長友がドリブルからミドルシュート。これはGKにセーブされて得点ならず。18分、センターバック・吉田がロングボール→DFラインの裏へ抜け出した岡崎が合わせようとしたが相手GKと交錯。岡崎の左眉から出血が見られ、手当てを受けて戦列復帰。
ザンビアは前半28分、右CKをグラウンダーで折り返すと、シンカラがペナルティアーク内から右足ミドルシュート。ボールはゴールネットを突き刺し、ザンビアが2点目を奪います。日本は課題のセットプレーの守備で失点を喫する。2点を追いかける日本は、32分に右サイドのFKを本田が蹴るもGKにキャッチされる。35分には遠藤がミドルを放つも枠を捉えることができない。39分、香川が岡崎とのワンツーから抜け出し、ペナルティエリア内で上げたクロスが、相手選手の手に当たりPKを獲得。このPKを本田がゴール右隅に流し込み、1点を返します。

後半に入り、日本は柿谷に代えて大久保嘉人を投入。後半5分、本田のスルーパス→大久保が反応するもオフサイド。ザンビアは後半9分、右CKをCカトンゴが頭で合わせるが、ゴール右に外れます。さらに11分、Cカトンゴがドリブルで持ち込んでからミドルシュートを狙ったが、ゴール右に外れて追加点ならず。後半12分、日本は本田が中盤で前線へロングパス→抜け出していた香川にボールが通ったが、香川うまくトラップできず。
日本は後半15分すぎから、森重正人、大迫勇也、酒井宏樹の3人を立て続けに投入。迎えた後半28分、左サイドで香川がボールを持ち、ドリブルしてから右足でシュート性のクロス→ボールはそのままゴール右隅に吸い込まれ、2-2の同点に追いつきます。さらに2分後の30分、DFの森重が攻撃に加わり、個人技で相手DFをかわし、グダウンダーの折り返しをゴール前にいた本田が押し込み、日本が3-2と試合をひっくり返します!
ところが、試合はこのまま終わりませんでした。日本1点リードで迎えた後半43分、ザンビアはルバンボ・ムソンダが左サイドを突破し、そのまま一気にミドルシュートに持ち込む。ボールは日本DFの足に当たってコースが変わり、GK西川の頭上を越えてゴールネットに突き刺さる!3-3と再び試合は振り出しに…。このまま引き分けかと思われた後半アディショナルタイム、入ったばかりの青山敏弘がセンターサークルからロングボールを上げると、大久保がワントラップしてから左足シュートが決まり、日本が再び勝ち越し!大久保のゴールが決勝点となり、日本が4-3でザンビアに競り勝ちました!


ザックJAPANの最後のテストマッチは、激しい点の取り合いとなり、前半30分までに2点リードされる苦しい展開。しかし、本田選手の2得点&香川選手のゴールで3-2と一旦は逆転。終盤にまた失点を喫しましたが、大久保選手の起死回生の一撃で日本が勝利しました。それにしても「仮想コートジボワール」という相手に厳しい試合を強いるとは思いませんでした。日本より格下とはいえ、ザンビアは本当に強かったです。
今回の試合も課題が多く見つかり、前回のコスタリカ戦に続いて絶対与えてはいけない先制点を献上。しかも、立ち上がりでの失点ですからねえ。それにセットプレー、後半終了間際での失点もありました。川島英嗣選手に代わってゴールマウスを守った西川選手、無失点でアピールしたかったんですが、3失点では正GKの座は無理でしょう。
攻撃面では、不振気味の本田選手が2ゴールを挙げたけど、試合後の本人の談話で「きつかった」とまだ本調子ではない様子。とはいえ復調の兆しは見えてるかもしれません。後半から入った大久保選手は、途中から1トップに入り、終了間際に劇的な決勝ゴールを挙げました。その前の青山選手のロングボールも素晴らしかったです。自身の代表戦でのゴールは、2008年11月のシリア戦以来、実に5年7ヶ月ぶりだそうです。アフリカのチームにゴールを決めた事で、15日のコートジボワール戦での1トップ起用もあるかもしれません。
タンパでの強化試合2連戦を振り返って、2試合ともに先制されながらも、劣勢をひっくり返して逆転勝利。本田選手、香川選手、柿谷選手など決めるべき人がしっかりと決めてくれたのに対し、課題の守備では2試合で4失点とは不安を残したまま本番を迎えることになりました。ザックJAPANは逆転できる底力はあると思うけど、W杯では先行逃げ切りで勝ってほしいです。グループリーグ戦は最低でも1勝1敗1分、無敗(2勝1分か3連勝)で突破できたら最高なんだけどなあ。日本のW杯初戦まであと1週間、みんなでザックJAPANの勝利&GL突破を信じよう!



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ホークス打線3回に一挙9得点!帆足3シーズンぶりの完投勝利!

2014年06月07日 | HAWKS

プロ野球・日本生命セパ交流戦は、6日から後半戦に突入。前半戦を6勝4敗2分の2位で折り返した福岡ソフトバンクホークスは、6日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に乗り込んでセリーグ首位の広島東洋カープと対戦。前回の福岡での2連戦では、ホークスが2連勝しました。はたして今回の2連戦はどうなるやら?広島・九里亜蓮VSソフトバンク・帆足和幸の先発で始まった初戦は、両チームの勢いの差が顕れた試合となりました。


スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク     広島
1(左)中村  晃      (遊)梵  英心
2(一)明石健志      (二)菊池涼介
3(中)柳田悠岐      (中)丸  佳浩
4(指)李  大浩      (一)エルドレッド
5(右)長谷川勇也     (三)小窪哲也
6(三)松田宣浩      (指)キラ
7(二)本多雄一      (右)廣瀬  純
8(遊)今宮健太      (捕)會澤  翼
9(捕)鶴岡慎也      (左)赤松真人
 (投)帆足和幸      (投)九里亜蓮

この日のホークスは、明石が2番ファースト、イデホが4番DHに入り、本多が7番、今宮が8番、鶴岡が9番捕手でスタメン入り。


立ち上がりは広島のペースで進みました。1回、1死から菊池と丸の連続ヒットで1,3塁のチャンスを作り、2死後に小窪がホークス先発・帆足の3球目のストレートを捉え、レフト前タイムリーヒットで1点を先制します。2回には廣瀬が死球で出塁し、2死2塁で梵がセンター前に運ぶタイムリーヒットで1点を追加。
2回までに2点ビハインドを負ったホークスですが、3回に反撃開始。先頭の鶴岡が2塁打を放つと、中村の遊撃ゴロ→広島遊撃手・梵がエラーで無死1,3塁。ランナー2里を置いて明石が広島先発・九里の初球ストレートを弾き返し、ライト前タイムリーヒットで1点を返す。続く柳田の死球で満塁となり、イデホが低めのカーブを合わせてセンター前ヒット。ランナー2人生還で3-2と逆転。なおも1,3塁で長谷川ライト前タイムリーで4点目。2死後、今宮の四球で再び満塁を迎え、この回2打席目の鶴岡が高めのストレートを捉え、打球はセンターの頭上を越える長打!満塁のランナーが一気に生還し、打った鶴岡は3塁へ。走者一掃のタイムリー3塁打で7-2。中村も続きます。ストレートを振りぬくと、打球はライトへ舞い上がり、スタンド前列に吸い込まれる2ラン本塁打!ホークスはこの回、一挙9得点のビッグイニングとなりました!
4回には、柳田が右中間への3塁打を放つと、イデホが広島2番手・中崎翔太の3球目のスライダーを弾き返し、レフト前タイムリーヒットで10点目を奪います。
大量援護を受けた帆足は、4回に2本のヒットを許して1,2塁のピンチを背負うも、菊池をセンターフライに打ち取り0点で切り抜けると、5回には自らエラーを犯したが、後続をしっかり抑えて無失点。6回に初めて3者凡退に退け、終盤になっても広島打線を寄せ付けず。9回も続投し、會澤に一発を浴びて1点を返され、赤松にヒットを許したものの、相手の追撃を退けて試合終了。帆足が9回を投げきり完投勝利、打線も2試合連続の2ケタ得点で圧勝しました。


交流戦 広島-ソフトバンク3回戦
(ソフトバンク3勝、18時、マツダスタジアム、29983人)
H 009 100 000  10
C 110 000 001  3
▽勝利投手 [ソ] 帆足 6試合3勝         
▽敗戦投手 [広] 九里 11試合2勝3敗       
▽本塁打
[ソ] 中村 3号(3回表2ラン)
[広] 會澤 1号(9回裏ソロ)
バッテリー
[ソ] 帆足-鶴岡
[広] 九里、中崎、今村、梅津-會澤


広島との2連戦の初戦は、2回まで2点を追う展開となりましたが、3回に試合をひっくり返し、それから一気に9得点を奪いました。投げては先発の帆足投手が今季チーム初完投勝利。試合も10-3でホークスが快勝し、広島戦3連勝となりました。一方の広島は3連敗を喫し、セリーグ2位・巨人(西武にサヨナラ勝ち)に0.5差まで詰められました。シーズン序盤から首位を快走していたけど、交流戦で失速してますね…。首位陥落待ったなし。
今季3勝目の帆足投手は、9回まで131球の力投を見せ、被安打8・7奪三振・2与四死球・3失点という内容でした。2イニング連続失点と立ち上がりは苦しんだけど、味方が逆転してから立ち直りました。前回広島と対戦したときは7回無失点と好投し、今回は粘って完投勝ち。自身の完投勝利は、西武時代の2011年9月のオリックス戦以来2年8ヶ月ぶり。もちろんホークス移籍後初完投です。1ヶ月ぶりの白星を手にし、今季いまだ負けなし。ついてますな。
打線の方はチーム全体で12安打。5月月間MVPを受賞した柳田選手が2安打のマルチヒット、イデホ選手は4安打3打点の固め打ち。鶴岡選手は1イニングで2本の長打を放ち、第2打席では走者一掃の3塁打で3打点をマーク。今季3号2ランを打った中村選手は、3回の猛攻を締めくくる見事な一発でした。
この日はホークスが勝利したんですが、交流戦首位の中日は楽天に勝利し、パリーグ首位・オリックスは阪神に逆転勝ちしたため、首位返り咲きならず。いつになったら首位になれるのかな?7日の予告先発は、ソフトバンクが中田賢一、広島はルーキーの大瀬良大地が登板します。中田投手は先週のヤクルト戦で2回途中10失点と大炎上。4月は5連勝とうまく行ったのに、5月になったら勝ち星なし。月が変わったから、連敗脱出と行きたいけどね~。



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