日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

W杯も面白いが、競馬も熱い。エプソムカップ&マーメイドステークス。

2014年06月16日 | 競馬

サッカー日本代表の敗戦で落ち込み、憂鬱な日曜日を過ごした皆様こんばんは。ザックJAPANと福岡ソフトバンクホークスが共に負けてしまったため、今回は予定を変更して日曜日の競馬を振り返ります。15日は阪神競馬場で牝馬重賞のマーメイドステークス、東京競馬場ではエプソムカップが行われました。


阪神メイン・第19回マーメイドステークス(GⅢ・芝2000m 14頭立て)は、出走メンバー中唯一の重賞ウィナー⑨フーラブライド、1000万下に降級しながらも重賞に挑む⑬ディアデラマドレ、⑪アイスフォーリス、⑧カノン、①ウエスタンレベッカ、②フロアクラフト、⑤ブリッジクライム、ローズステークス2着⑫シャトーブランシュなど秋に向けてアピールしたい馬たちが参戦しました。
スタンド前でのスタートは、14頭目立った出遅れはなし。先行争いで⑦アイムヒアーが先手を奪い、⑭コスモバルバラが2番手で追い、3番人気のアイスフォーリス5番手、2番人気・ディアデラマドレは7番手、1番人気・フーラブライドは11番手でゴール板を過ぎていった。
1,2コーナーから向正面に出て、果敢に逃げるアイムヒアーが後続を引き離し、コスモバルバラが2番手キープ。3番手にウエスタンレベッカ、4番手⑥サンシャイン、5番手②フロアクラフト、フォーリス6番手、7番手にカノン。中団グループにはディアデラマドレ、シャトーブランシュ、③サイモンガーランドの3頭が並走。その後ろの11番手にフーラがぴったり追走。後方は④サトノジュビター、メイショウキラリ、ブリッジクライムという展開。
内回り3コーナーに差し掛かり、アイムヒアーが先頭キープ、2番手のバルバラが差を詰め、アイスフォーリスはまだ5番手。人気のデラマドレは7番手、フーラブライドが大外に持ち出した。4コーナーから直線に入るところで、コスモバルバラが先頭に立ち、大外からディアデラマドレとアイスフォーリスが連れて上がってきた。フーラブライドはちょっと伸びないか?残り200~100mでデラマドレがバルバラをかわし、そのまま突き放して先頭ゴールイン!降級初戦で格上撃破、今後に自信がつきそうな1勝です!


牝馬のハンデ重賞・マーメイドステークスは、1000万クラスのディアデラマドレが人気にしっかりと応えて優勝。道中は中団で待機し、直線で大外から末脚を伸ばし、残り100mあたりでコスモバルバラを捕らえ、最後は2着に1馬身半差をつけました。2着には13番人気のコスモバルバラが入り、2番人気・フーラブライドが3着。デラマドレ53キロ、バルバラ50キロと上位2頭は軽ハンデに恵まれ、フーラは56キロの斤量が応えたのかもしれません。
勝ったディアデラマドレは、父・キングカメハメハ、母はディアデラノビアという良血馬。お母さんは現役時代、フローラステークスなど重賞3勝しています。デラマドレは2012年9月の2歳新馬戦で勝利した後に骨折休養。その後は昨年9月の500万下、10月の1000万下のレースで連勝したあと、エリザベス女王杯で9着。前走のパールステークスでは休養明けながらも2着と好走し、叩き2戦目&降級初戦の今回、重賞初制覇を飾りました。重賞勝ちできたのもそうだけど、賞金を加算できたのは大きいと思います。これで通算成績も9戦4勝、今後の活躍が楽しみです。



東京メイン・第31回エプソムカップ(GⅢ・芝1800m)は、17頭立てで争われました。⑬マジェスティティハーツ、①ディサイファ、⑩タマモベストプレイ、⑦ゴールデンナンバーといったこの秋飛躍が期待される馬達、④ダークシャドウ、⑪ペルーサ、③ダノンヨーヨー、⑤マイネルラクリマ、⑰カルドブレッサなど復活を目指すベテラン勢も参戦しました。
スタートでペルーサがやや出遅れ。好スタートを切ったマイネルラクリマを、⑧パドトロワがかわして先頭に立つ。2番手にラクリマ、3番手にダマモベストプレイ、4,5番手に⑭シルクアーネストと②タムロスカイ。6番手にトーセンジャガー、真ん中⑮フェスティヴタロー、8番手に⑫カネトシディオス。中団9番手グループには、ディサイファ、ダークシャドウ、⑯アーデント。12,13番手にダノンヨーヨーと⑰カルドブレッサ。後方はゴールデナンバー、⑥レインスティック、ペルーサ、マジェスティハーツは最後方を追走。
3,4コーナー中間点を過ぎたところで、先頭争いはパドトロワ、マイネルラクリマ、ベストプレイ、アーネスト、カルドブレッサの5頭が横に拡がる。直線に入り、ラクリマがわずかに前に出るが、内からタムロスカイとヨーヨー、さらにディサイファが馬群を割ってやってくる。マジェスティが最内から追い上げてくるが届くのか?外からタマモベストプレイも頑張っている。残り100mでラクリマとディサイファの2頭の追い比べとなり、内のディサイファが先にゴールイン!ディサイファがマイネルラクリマとの叩き合いを制して重賞初勝利!

「古馬の出世レース」とも言われるエプソムカップは、単勝2番人気のディサイファがゴール前差し切って勝利。3度目の重賞挑戦で初制覇を果たしました。鞍上の四位洋文騎手は今年の重賞初勝利です。2着には道中先行策を取ったマイネルラクリマ、3着にはダークシャドウが入線。3番人気・タマモベストプレイが4着、1番人気だったマジェスティハーツは内から追い込んだものの6着。そしてペルーサは15着と大敗。もう引退せえよ。
ディープインパクト産駒のディサイファは、昨年5月の500万下の条件戦から3連勝、10月の甲斐路ステークスに勝ってオープン入り。その後は福島記念4着、中山金杯3着、大阪城S2着、都大路S2着と惜しいレースが続きました。オープン5戦目でようやく勝って、善戦マンから脱却しました。この勝利をきっかけに飛躍を遂げ、古馬戦線を盛り上げてほしいものです。


来週・22日は、東京と函館で重賞レースがあります。東京の3歳ダート重賞・ユニコーンステークスには、2歳王者・アジアエクスプレスが登場。7馬身ぶっちぎったオキザリス賞の圧勝劇の再現もありうるかもしれません。他にもダート3戦2勝のバンズームや、府中ダート2勝のペアン、2連勝中のワイルドダラー、コーリンベリー、メイショウパワーズなどが登録しています。
「サマースプリントシリーズ」の開幕戦・函館スプリントステークスは、GⅠ2戦連続3着のストレイトガール、フォーエバーマーク、スマートオリオン、セイコーライコウ、ガルボ、アースソニック、3歳牝馬・クリスマス、ローブティサージュなどが出走予定。ストレイトガールは昨年、函館1200mで6戦4勝・2着2回。函館巧者が2度目の重賞Vとなるでしょうか?





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