日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

つながる侍JAPAN打線!プエルトリコに投打で圧倒し、ベスト4進出。

2015年11月17日 | Sports

「WBSC世界野球プレミア12」は1次ラウンドが終わり、いよいよ「負けたら終わり」の決勝トーナメントに突入。16日は準々決勝が行われ、5戦全勝でグループB首位通過を果たした日本代表(侍ジャパン)は、A組4位のプエルトリコ代表と対戦。プエルトリコとは開幕前の強化試合で2連勝しています。東京ドーム行きをかけたこの一戦、好調侍JAPAN打線が繋がりを見せました。



    【日本】    【プエルトリコ】
1番(中)秋山翔吾   (左)シルバ
2番(遊)坂本勇人   (中)メンデス
3番(二)山田哲人   (二)ソーン
4番(指)筒香嘉智   (指)フェリシアーノ
5番(一)中田翔    (一)ヒメネス
6番(左)平田良介   (右)L・リベラ
7番(三)松田宣浩   (捕)サントス
8番(右)中村晃    (三)パントーハ
9番(捕)嶋基宏    (遊)ロペス
  (投)前田健太   (投)シントロン

日本は開幕から4番を務めていた中村剛也が右太ももの違和感を訴えてスタメンから外れ、代わりに筒香が4番、一次ラウンドで13打点を挙げた中田が5番、平田が6番レフトに入りました。また、前日のベネズエラ戦でサヨナラヒットを放った中村晃が8番ライトで先発出場。



1回、日本先発・前田が2死からランナーを出しながらも、4番・フェリシアーノを空振り三振に仕留め、0点に抑える好スタート。その裏の日本の攻撃で、先頭の秋山のヒット、山田の四球で1死1,2塁と先制のチャンスを作り、4番・筒香がプエルトリコ先発・シントロンの直球を弾き返し、レフト前タイムリーヒット。筒香が4番起用にしっかりと応え、日本が幸先よく1点先制。
3回、前田がバンドーハにセンター前ヒットを浴び、先頭打者のランナーを許すと、続くロペスにレフト前ヒットを打たれ、ランナー2人も背負う。しかし、1番・シルバを外野フライに仕留めると、メンダスを投手ゴロ併殺打に打ち取り、同点のピンチをゼロで断ち切りました。
ピンチを凌いだ日本はその直後、筒香のヒット、中田の四球で1死1,2塁。追加点がほしい場面で、平田が5球目を捉え、レフトの頭上を越えるタイムリー2塁打。2塁走者・筒香が還り2点目、1塁走者・中田も本塁を狙うも残念ながらタッチアウト。日本が2-0とリードを拡げます。さらに4回、1死1,2塁で坂本がプエルトリコ2番手・マルティネスから左中間へのタイムリー2塁打を放ち2点を追加。4-0と突き放す。
前田は中盤から調子を上げ、4回にソーンとフェリシアーノを連続三振に切って取り、ヒメネスをレフトフライに退け、クリーンナップを3者凡退。5回と6回も3者凡退に封じ、無失点の好投を続けます。
4点リードの日本は、中盤以降も攻めまくります。中村晃がヒットを放つと、嶋が死球で出塁。1死1,3塁で坂本がプエルトリコ3番手・エルナンデスの2球目を叩き、レフト前へのタイムリーヒットで5点目。7回には先頭・平田が左中間への3塁打の後、松田のセンター犠牲フライで6点目。なおも1死2塁で、嶋がライト前にタイムリーヒットを放ち7点目。8回は2死2,3塁から中村晃がセンター前へのタイムリーヒットを打ち2点追加。8回まで9-0と大量リードを奪いました。
プエルトリコは9回、1,2番がヒットで繋ぎ、1死後に4番・フェリシアーノが日本3番手・増井浩俊から3ラン本塁打を放ち、3点を返して意地を見せたものの、時すでに遅し。日本が9-3でプエルトリコに勝利しました。




プレミア12 準々決勝 11月16日(月)
日本-プエルトリコ 
(試合開始:19:30 桃園国際棒球場)
PUR|000 000 003|3
JPN|101 201 22X|9
勝利投手[日] 前田(1勝)
敗戦投手[プ] L.シントロン(2敗)
本塁打 [プ] J.フェリシアーノ 1号(9回表3ラン)


いやー、強い!ギリギリの試合が続いた分、久しぶりにスッキリするような内容でしたね。侍JAPAN打線が9得点を奪ってプエルトリコ投手陣を粉砕すれば、投げては先発の前田健太投手が7回無失点の好投を披露。最後の増井投手の3失点は余計だったけどね。投打が上手くかみ合った侍ジャパン、圧勝で準決勝進出を果たしました。勝って日本に戻れるのはいいですね~。1次ラウンドから負け無しの6連勝、あと2つ勝てば完全優勝。このまま勝ち進んでほしい。
先発の前田投手は、7回まで90球を投げ、被安打4・7奪三振・無四球・無失点という内容。前回は5回2失点とまずまずでしたが、この日は侍ジャパンのエースの貫禄を示しました。3回に唯一のピンチを迎えながらも、ダブルプレーで切り抜け、中盤から尻上がりに調子を上げ、4回から6回まで3イニング連続3者凡退とプエルトリコ打線を寄せ付けず。このまま8回以降も続投してもよかったんだけどねえ。
好調の打線は、チーム全体で13安打。1次ラウンドで大活躍だった中田翔選手は無安打に終わったけど、おかわり君の代わりに4番に座った筒香選手は3安打1打点の固め打ち。1試合3安打は今大会3度目だそうです。2打席連続でタイムリーヒットを打った坂本選手は、この試合2安打3打点。4回の第3打席での2点タイムリー2塁打は、実に16打席ぶりのヒットでした。平田選手は2本の長打を放ち、3回にレフトへ2塁打、第4打席では右中間への3塁打。8回に2試合連続タイムリーを放った中村晃選手は、この日全打席で出塁し(最初の打席で、相手のエラーにより出塁)、2安打・2四球・2打点をマークしています。アメリカ戦で3安打、ベネズエラ戦でサヨナラヒット、この試合でも結果を残し、打率.600と高い数字を残しています。

この日の準々決勝では、A組無敗のカナダがB組4位のメキシコに3-4の逆転負けを喫し、アメリカVSオランダは6-1でアメリカが快勝。日本の対戦相手を決めるキューバVS韓国戦は、韓国が7-2で勝利。この結果、準決勝2試合は、日本VS韓国、アメリカVSメキシコという組み合わせとなりました。予選でB組に入ったチームが全部勝ち残りましたね~。
東京ドーム行きの切符を手にした日本代表は、19日の準決勝で韓国と戦います。札幌での開幕戦では5-0で日本が勝利。韓国代表は台湾に入ったら打線が目覚め、ドミニカ共和国とベネズエラを相手に2ケタ得点を挙げています。札幌のときの韓国とは違う…。決勝進出をかけた大一番の先発ピッチャーは、日本は大谷翔平投手、韓国はロッテ所属のイ・デウン投手が登板予定。前回10奪三振を挙げた大谷投手が、再び韓国打線を捻じ伏せるのか?日本がまた一方的な内容で勝つのか?それとも死闘となるのか?韓国を返り討ちにして決勝進出だ!



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