日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今週も牝馬がGⅠ勝利!サンビスタが牝馬初のチャンピオンズカップ制覇!

2015年12月06日 | 競馬

ダート現役最強馬決定戦・第16回チャンピオンズカップ(GⅠ・ダート1800m 16頭立て)が6日、中京競馬場で行われました。JBCクラシックで完全復活を果たした⑦コパノリッキー、GⅠ9勝の⑮ホッコータルマエ、ジャパンダートダービーを勝った①ノンコノユメの「3強」に加え、⑨ローマンレジェンド、⑤ニホンピロアワーズ、④サンビスタ、⑪コーリンベリー、③ワンダーアキュート、⑩グレープブランデーといったダートGⅠ馬、さらには昨年2着⑥ナムラビクター、JBCクラシック2着馬②サウンドトゥルー、みやこステークス覇者⑯ロワジャルダン、香港から⑭ガンピットが参戦しました。



単勝の上位人気は、コパノリッキーが3.3倍で1番人気、2番人気ホッコータルマエ(3.7倍)、ノンコノユメが僅差の3番人気(3.8倍)。4番人気以降はローマンレジェンド、サウンドトゥルー、ガンピット、ナムラビクター、ロワジャルダンと続きました。
スタンド前でのスタートは、16頭綺麗に揃う。昨年出遅れたコパノリッキー、今年は上手く飛び出した。先行争いでコーリンベリーが前に出るかと思いきや、内からコパノリッキーがスルスルと上がる。さらには⑫クリノスターオーとガンピットも先行集団に加わる。ホッコータルマエとローマンレジェンドは中団につけ、ノンコノユメは後方3番手、サウンドトゥルーは15番手でスタンド前を通過。
1,2コーナーを回り、向正面に入ったところで、コパノリッキーが先頭でレースを引っ張り、クリノスターオーが2番手追走、3番手にニホンピロアワーズ、ガンピットは4番手。5番手にコーリンベリー、その後ろにホッコータルマエが外側の6番手、サンビスタが内側の7番手で並ぶ。中団の8番手グループには、⑧ダノンリバティ・グレープブランデー・ローマンレジェンドの3頭が固まる。11番手にワンダーアキュート、12番手ナムラビクター、後方には13番手ロワジャルダン、⑮グランドシチー14番手、ノンコノユメ15番手、サウンドトゥルーがしんがりという展開。
3コーナーを通過し、リッキーがまだ先頭だが、タルマエが早くも2番手に浮上し、ローマンも4番手に上がる。ノンコはまだ後方待機。しかし、この馬には爆発的な末脚がある。最後の直線コースに差し掛かり、コパノリッキーとホッコータルマエの2頭が競り合うが、わずかにリッキーがリード。ノンコノユメは最内に入り、一気に急上昇。ゴール残り200mを切ったところで、外からサンビスタが襲い掛かり、タルマエとリッキーの2頭をまとめてかわして先頭に躍り出た!2番手の位置で、ノンコとタルマエが競り合うが、ロワジャルダンとサウンドトゥルーが脚を伸ばす。しかし、それらを尻目にサンビスタが先頭でゴールイン!サンビスタ大金星!牝馬がダート界の頂点に立ちました!


チャンピオンズカップ 全着順&払戻金
1着④サンビスタ     1分50秒4
2着①ノンコノユメ     1馬身1/2
3着②サウンドトゥルー    クビ
4着⑯ロワジャルダン    アタマ
5着⑬ホッコータルマエ   ハナ
6着③ワンダーアキュート  1馬身
7着⑦コパノリッキー     2馬身
8着⑩グレープブランデー  1/2馬身
9着⑥ナムラビクター    1/2馬身
10着⑮グランドシチー    1/2馬身
11着⑤ニホンピロアワーズ  3/4馬身
12着⑧ダノンリバティ      クビ
13着⑪コーリンベリー    1馬身1/4
14着⑨ローマンレジェンド  3馬身1/2
15着⑫クリノスターオー   3馬身1/2
16着⑭ガンピット        大差 

単勝 ④ 6,640円
複勝 ④ 1,180円  ① 200円  ② 370円
枠連 [1]-[2] 4,180円
馬連 ①-④ 11,040円
馬単 ④-① 36,260円
ワイド ①-④ 3,290円  ②-④ 6,620円  ①-② 930円
3連複 ①-②-④ 27,320円
3連単 ④-①-② 318,430円



ダートGⅠ馬9頭が集結したチャンピオンズカップは、単勝12番人気の伏兵・サンビスタが、牡馬勢を蹴散らして優勝しました。牝馬がこのレースを制したのは、前身のジャパンカップダートを含めて史上初の快挙です。2着争いは接戦となり、内を掬った3番人気のノンコノユメが2着に食い込み、3着にはサウンドトゥルーが入りました。連覇を狙った2番人気のホッコータルマエは5着。前人未到のダートGⅠ10勝目は、またも持ち越しとなりました。1番人気だったコパノリッキーは7着。スタートもタイミングよかったし、先頭でレースを進めながらも、ラスト100mで脚が止まってしまいました。海外から唯一参戦したガンピットは、最下位の16着に終わりました。
優勝したサンビスタは、昨年のJBCレディスクラシック以来となるGⅠ2勝目。鞍上のミルコ・デムーロ騎手、管理する角居勝彦調教師は同レース初勝利です。
サンビスタはこれまで重賞5勝していますが、すべて牝馬限定戦で挙げたもの。牡馬相手のレースでは、昨年のチャンピオンズカップで4着、今年2月のフェブラリーステークスでも7着でした。前走のJBCレディスクラシックでは、ホワイトフーガに5馬身も離されての完敗。その影響からか今回は12番人気の低評価でしたが、見事に番狂わせを起こしました。コパノリッキーやホッコータルマエを捻じ伏せて勝ったのは大きい。
この馬は今年の春に引退予定でしたが、「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」の意向により現役を続行。その結果大きなタイトルを手に入れたから、引退撤回して正解でしたな。6歳という年齢を考えると、このまま引退するか、あるいは年末の東京大賞典に参戦するか。恐らく次走がラストランになるかもなあ。



来週は阪神競馬場で2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」が行われます。函館2歳ステークスを勝ったブランボヌール、ファンタジーステークスを制したキャンディバローズ、アルテミスステークスを制したデンコウアンジュ、他にもメジャーエンブレム、メジェルダ、クロコスミア、アットシーサイド、アドマイヤリードなどが登録しています。
同じ日にはシャティン競馬場で「香港国際競走」もあります。メインの「香港カップ」にはヌーヴォレコルト、エイシンヒカリ、ステファノス、サトノアラジンの4頭が出走。「香港マイル」にはマイル春秋王者・モーリス、フィエロ、ダノンプラチナのの3頭。「香港スプリント」にはラストランとなるストレイトガールと、ミッキーアイル、サクラゴスペルの3頭が参戦します。日本勢の活躍に期待しましょう。





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