パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスですが、８連勝のあと２連敗。14日のオリックス戦では、８回に同点に追いつきながらも、延長10回にサヨナラで敗れてしまいました。15日もほっともっとフィールド神戸でオリックスと対戦。３連敗は許されません。
両チームのスタメン
ソフトバンク オリックス
１（二）田知季 （二）西野真弘
２（遊）今宮健太 （遊）安達了一
３（中）柳田悠岐 （右）糸井嘉男
４（一）内川聖一 （指）ブランコ
５（指）長谷川勇也 （左）Ｔ－岡田
６（三）松田宣浩 （三）小谷野栄一
７（左）中村晃 （一）モレル
８（捕）鶴岡慎也 （中）駿太
９（右）牧原大成 （捕）山崎勝己
（投）武田翔太 （投）西勇輝
オリックス・西VSソフトバンク・武田の先発で始まったこの試合、ホークスは１回に上位打線が西の前に３者連続三振に倒れると、２回も３者凡退に抑えられて無得点。一方の武田は、１回に２死から糸井に内野安打を許すも、４番・ブランコを三振に切って取り無失点。２回もヒットを打たれたものの、得点を与えません。
３回、ホークスは先頭の中村が死球の後、鶴岡が送りバントと見せかけてヒッティング→センター前ヒット。バスターエンドランが決まり、無死１,３塁と先制のチャンスを作ります。この場面で牧原がスクイズ敢行！１塁に上手く転がし、３塁走者が生還。牧原は俊足を飛ばして内野安打。牧原のスクイズでホークスが１点先制。この後、高田の犠打で１死２,３塁としますが、後続が倒れて１点止まり。
先制点を貰った武田は、４回までオリックス打線を０点に抑えていましたが、５回にモレルにストレートを狙われ、レフト上段へのソロ本塁打を浴びてしまい、１－１の同点に。さらにこの後、駿太にヒットを打たれると、自らの暴投で無死２塁と勝ち越しのピンチを招いたが、後続を打ち取り、最小失点で切り抜けました。
１－１の同点で迎えた７回、ホークスは先頭の松田が内野安打、続く中村が四球を選び、さらに鶴岡の犠打で１死２,３塁。一打勝ち越しという場面で、牧原が西の直球を打ち上げてレフトフライ。３塁走者・松田がタッチアップして生還。牧原の犠牲フライで２－１とホークスが再び１点をリード。
武田は終盤も続投し、ランナーを出しながらも反撃を許さず。武田が８回まで投げきった後、９回は守護神・サファテが無失点に抑えてゲームセット。ホークスが２－１でオリックスに競り勝ちました。
2016年５月15日 パリーグ ほっと神戸
オリックス－ソフトバンク ６回戦
＜ソフトバンク５勝１敗 観衆：22,515人＞
Sh｜００１ ０００ １００｜２
Bs｜０００ ０１０ ０００｜１
[勝] 武田（5勝1敗）
[負] 西（2勝5敗）
[Ｓ] サファテ（0勝1敗12S）
[本] モレル（オリックス/4号）
神戸でのオリックス戦は、スタメン出場の牧原選手が２得点に絡む活躍を見せれば、先発の武田投手が８回１失点の好投で、オリックス先発・西投手との投手戦に勝利。サヨナラ負けの雪辱を果たし、連敗を２でストップしました。この２連戦を未勝利で終わらずに済みましたね。
先発の武田投手は、８回まで121球を投げ、被安打５・７奪三振・１四球・１失点の内容。自身３連勝でリーグトップタイの５勝目を挙げました。５回にモレル選手に大きな一発を浴びた以外は、粘りのピッチングを披露。７個の三振のうち、ブランコ選手に対して３つの三振、Ｔ－岡田選手には２つの三振を奪いました。５月に入ってからは３戦３勝、残り２試合も勝てば月間MVPも獲れるかもしれません。
打線の方はチーム全体で６安打。鶴岡選手がホークス唯一の２安打のマルチヒット。３回の打席では先制点につながるバスターを決めると、９回にはセンター前ヒットを放ちました。打撃好調でここ最近はスタメンに定着している鶴岡選手、今年こそは正捕手の座を獲得できるといいんですが…。
この日のヒーローとなった牧原選手は、３回の最初の打席でスクイズを成功。これがタイムリー内野安打となりました。７回には一打勝ち越しの場面で、レフトへの犠牲フライを放ち、この試合２打点をマーク。守備でも初回にフェンス激突の好プレーがありました。工藤監督の期待に応えた牧原選手、結果を残したことで来週以降もスタメンでの起用があるだろうなあ。
神戸での２連戦を１勝１敗でホークス、来週は17～19日に北海道日本ハムファイターズとの３連戦、21,22日は西武プリンスドームに乗り込んで埼玉西武ライオンズとの２連戦を戦います。17日の日ハム戦は北九州市民球場で行われ、バンデンハーク投手が15連勝を懸けて登板します。この前の日ハム戦では３本もホームランを浴びたから、「極狭」の北九州だともっと被弾しそうで怖い…。
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